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倭国の都は火国・熊本 史書と遺跡が証明する [電子改訂版]
日本古代史史書・遺跡を検討し、イザナギ・イザナミの時代から38代天智天皇が667年大津宮に遷都するまでの期間、倭国の都は現在の熊本界隈にあったことを論証した。この間の代々の都の所在地まで遺跡により推定した。また、邪馬台国は垂仁天皇と景行天皇の時代の魏志によるものなので、卑弥呼は倭姫命であり、熊本県宇土市に神殿跡もあることを論証している。日本古代史を大きく変える書である。【目次】はじめに第一章 神代第二章 神武東征第三章 崇神天皇第四章 垂仁天皇第五章 景行天皇第六章 仲哀天皇・神功皇后第七章 応神天皇第八
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舞台と客席の近接学 ライブを支配する距離の法則
心理一般著者は早稲田大学人間科学学術院にて、劇場認知科学ゼミを主宰している。本書が取り扱うのは劇場における「距離」の問題である。2020年3月以降、新型コロナウィルス感染症の影響により、多くの劇場で公演の延期・中止を余儀なくされている。認知科学によって「舞台」と「客席」の意味を再定義し、「客の盛り上がり」と「距離」の関係を検証。オンライン配信も含めた次世代エンターテインメントの創出につなげる一考察。【目次】序 章:距離の法則による支配第一章:舞台と客席との距離―境界はなぜ必要か第二章:客と客との距離―伝
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大井川流域の文化 Ⅰ —後期旧石器時代〜縄文時代早期—
考古学一般著者の70年にならんとする埋蔵文化財へのアプローチの集大成である。フィールドは大井川流域であるが、ターゲットがプレ縄文からでもあり、必然的に広域なデータ収集となっている。いみじくも往年の静岡県立島田高等学校郷土研究部報と同じ『大井川流域の文化』と書名された。昭和29年(1954)には上長尾遺跡より列島南限出土といわれる遮光器土偶(東京国立博物館所蔵)の発見が、興奮とともに報告された部報である。著者の石器への関心は殊更に高く、孤高のものである。表紙は、本書所収の旧石器石核の実測図である。【目次】は
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断言2 あなたを変える本・世界を変える本 新教養主義書評集成 サイエンス・テクノロジー編(ele-king books)
哲学/思想本当に読者の役に立つ書評――良い本はしっかりと評価し、ダメな本はしっかりと批判する。そんな「まっとうな書評」が高く評価された山形浩生の書評集、第2弾は「サイエンス・テクノロジー」編。「科学する心」の尊さ、テクノロジーの楽しさと未来に託す夢。そしてデマやあおりに惑わされない冷静な思考を解く、古びることのない、今の時代に必要な本の数々が紹介されています。【目次】はじめに第1章 サイエンス第2章 科学と歴史第3章 環境第4章 震災復興・原発・エネルギー第5章 建築第6章 都市計画第7章 医療・生命第8
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アニメ研究入門〔増補改訂版〕 アニメを究める9つのツボ
文化/民俗メディア芸術として海外戦略も行われる日本の“アニメ”。そのアニメを学術的に研究する道筋をつけるため、映像・音声・歴史・流通・視聴者・ジェンダーなど様々な視点から読み解く方法を指南する。批評と研究、海外アニメを論じた補章を追加。【目次】序 章 アニメで論文を書きたい人のために……小山昌宏・須川亜紀子第1章 文学理論 アニメ研究における批評理論の可能性……中垣恒太郎第2章 映像論 アニメを読む……須川亜紀子第3章 ジェンダー論 アニメから読み解くジェンダー……村瀬ひろみ・須川亜紀子第4章 サウンド/
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いま語らねばならない戦前史の真相
日本近世史ハト派の元エリート官僚と、行動右翼の戦前史をめぐる憂国歴史対談。明るいはずの明治時代の破綻ギリギリの頑張り、大国との連戦でもたらされた明治の変質、大正時代に迎えた知られざる近代日本の分かれ道、昭和時代の複雑な右翼思想の乱立状況について、この二人でしか明らかにできなかった〈歴史の読み方〉〈国がヘンになったときの危機管理術〉など白熱の議論を展開!【目次】序 章 同じ年に生まれて第一章 明治維新再考第二章 大正・一等国の隘路と煩悶第三章 対米開戦の日本人第四章 戦前史から何を学ぶべきか
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「真田丸」を歩く
日本地理歴史ガイド。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』放映に合わせ、真田家の本拠信州、真田幸村の奮戦が後世に名高い大阪城一帯から、果 ては岡山、秋田まで日本中に広がる真田家ゆかりの地を地図と写真をふんだんに使い案内する。【目次】はじめに――日本一の兵・真田幸村「芽城録」(大阪市)長野・松代を歩く(長野市)故郷・上田と「智将」真田の男たち(長野県上田市)「強者どもが夢の跡」沼田藩の悲劇(群馬県・埼玉県)都心に眠る真田一族の面影(東京都・神奈川県)真田父子 犬伏の別れの地(栃木県佐野市)長篠・設楽原合戦
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日本とイスラームが出会うとき その歴史と可能性
文化/民俗今、日本人イスラム教徒の日常に何が起こっているか?日本人がムスリム生活を送ることには、多くの困難が付きまとう。著者の丁寧な取材に応じるムスリムたちの話から、ムスリムとしての服装、お祈り、食事などに対する周囲の日本人の反応が垣間見えて興味深い。【目次】はじめに第一章 世界宗教としてのイスラーム―─イスラームの歴史と六信五行第二章 日本におけるイスラームの歴史―─明治の邂逅から一九八〇年代前半まで第三章 日本におけるイスラームの歴史―─一九八〇年代後半から現在まで第四章 日本のイスラームの現状につい
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三浦半島と鎌倉の縄文地名
考古学一般縄文文化は現代の私たちの生活や宗教心の根源に位置しています。三浦半島の夏島や諸磯海岸、鎌倉市大船小袋谷には古い時代の遺跡が残っています。本書は 1 万年前から三浦半島に暮らした人々が伝えてきた地名を縄文由来のアイヌ古語で分析をし、彼らの生活や神々への思い、海との関りを明らかにしています。例えば、「雪の下」の地名は、「雪が積もった所」と解されています。しかし、アイヌ古語では「鹿が多い所」になります。神々への思いも東京湾と相模湾方面では異なります。本書は三浦半島文化の根源を探っています。【目次】はじ
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山田わか 生と愛の条件 ケアと暴力・産み育て・国家
哲学/思想〝奪われた性〟から〝愛国女性〟へ。「愛」と「殖やす」の違和感。山田わか(1879-1957)の思想から、21世紀の産み育てる性を〝私も〟考える。教育とケアに関するテキストにも最適。【目次】序 章 愛の飛翔と切断――人間と教育を学ぶために 望月雅和第一章 イライザ・ドゥーリトルの憂鬱(一) 大友りお第二章 イライザ・ドゥーリトルの憂鬱(二) 大友りお第三章 女性の商品化と越境――出会いの地アメリカ 纓坂英子第四章 対人援助と人道主義――山田わかにおける法と思想の原理 森脇健介第五章 山田わかの反女