新着作品
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2025年9月5日発売の作品
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ピンクの車いすを街の風景に
エッセイ今、少し疲れているあなたに、手に取って読んでほしい。頑張らない生き方を、私は応援したい。だって、あなたはずっと頑張ってきたんだから。第21回日本自費出版文化賞「個人誌賞」受賞作品! 母は、高校生になった私に言った。「永久子には永久子の人生がある。ママにもママの人生がある。永久子はいつかは一人で生きていくの。」その時の私には、母の言葉の真意がまだわからなかった。母が目指したものは、障害のある我が子の自立ではなく、障害のある私からの、“母の自立”だった。18歳で家を出て、大学時代に社会福祉士の国家資
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うずもれた肉声(2025JPN)尊厳死について 助けてよ どうして、このつらさを分かってくれないの? お願い、殺して。あなたのせいにしないから こんなの、生き地獄だ
ノンフィクション編集会議録より(男1)尊厳死に賛成というよりは、認めて欲しいという強い要望が多いですね。尊厳死=悪というイメージ操作がもっと進んでいるのではと思ってましたけど。(女1)そうですね。ここまではっきりした意見が出てくるとは思いませんでした。医療現場や介護・見取りを経験されている方ほど尊厳死は必要というお考えが強いですね。(女2)やる気にさえなれば、本人やご家族の意志確認の方法は、悪用されないようにいくらでもできるのに、なぜかしら。(男2)終末期医療で稼いでいる人が想像以上に多いのでは。中世の残虐な刑
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老いと暮らすヒント
福祉看護の現場から臨床哲学へと歩んできた著者が、専門家ではない「ふつうの人」だからこそできるケアについて語り、認知症の人のファンになってほしいと呼びかける。今・ここにある「老い」と真剣に向き合い、丁寧に付き合っていくためのヒント。発達心理学者・麻生武との対談や「家庭介護のポイント 実践編」も収録。寄稿 青山ゆみこ【目次】はじめに1 ふつうの人のための認知症ケア認知症の人のファンになってください認知症と呼ばれる老い人が「うちに帰りたい」と言うとき対談 認知症の人とのコミュニケーションについて--発達心
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私の弓道 2
スポーツ八節を身に付けるための正しい技術。何が良くて何が悪い動作なのか?射技の各動作が持つ意味とその効果を、写真と動画を加えて解説しています。☆癖の根源は狙いにある…(矢所が定まらない)(矢筋に離れない)(手の内が決まらない)などの悩みも、原因を紐解いて行く手がかりと、それを修正していく練習方法が各所に記されています。矢勢が増す射とは?正しくない狙いで引く弊害「手の内で大切なのは捻りと角見」とは何か?肌ぬぎ、肌いれの動画解説試合に全力を出しきれる自信をつけるには……。射技・技法に合わせて、読者からの質問
2025年9月1日発売の作品
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月刊 ココア共和国 2025年9月号
詩/短歌/俳句毎月読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、森崎葵、恵矢、むきむきあかちゃん、トウソクジンの6名。投稿詩傑作集として52名、佳作集には79名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【目次】今月の1行 - 木盾楯秋亜綺羅 -
2025年8月30日発売の作品
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「常識」を手放したら、保育が変わった 子どもの主体性を引き出す保育の力
保育「あなたの幸せ=私の幸せ」子どもの主体性を尊重するということは、子どもが勝手気ままに好きなことだけをするのを放っておくことではありません。子どもの主体性を引き出し、みんなが幸せになる保育はどうやって実現されたのか?一斉指導型の保育から、子どもの主体性を引き出す保育への転換をはかった挑戦の記録。「職員さんも子どもさんも、穏やかで良いですね」という言葉をいただくことも少なくありません。なぜそのような変化を遂げられたのか?鍵は、「保育の常識を疑うこと」にありました。通園する子どもたちはもちろん、保護者