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新着作品
教育と授業 宇佐美寛・野口芳宏往復討論
学校教育教育学界における現役最長老の研究者vs.模擬授業も教室での授業も「頼まれたら断らない」授業名人。 齢八十を超えてなお執筆に講演に活躍を続ける著者たちが、互いに畏敬の念を表明しつつも、読み書きの教育を軸に、教材について、授業方法について、熾烈な論戦を展開する。その応酬は、読者が今後、思考・探究を進める上で参考になる示唆をおおいに含んでいる。(年齢等は刊行当時。)【目次】序 章 …… 宇佐美 寛第1章 前おきも必要である…… 野口芳宏第2章 語・文・状況…… 宇佐美 寛第3章 読めばいい? 書けばい
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増補新版 学級経営実践マニュアル 教室はよみがえる
学校教育本書は、教師と児童生徒、双方の「自己実現」を目指す、という視点で書かれた授業と学級経営に関する実践マニュアルです。特に強調したいことは、教育活動を通して教師が「自己実現」できなければ、本物の教育にはならないということです。学級運営に加えて、教師の自己実現、メンタルヘルス向上、マインドフルネスによるストレス低減法も紹介しています。 一方的に叱ったり、競争させたりするのはいやだと感じながら、他に方法がないために、今までの方法に頼っているという先生方も、きっとたくさんおられることでしょう。 ただ子
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教師の学びも個別最適・協働的に! GIGAスクールはじめて日記5
学校教育シリーズ第5弾は、教師自身のアップデートのために。授業研究や教員研修にも、「個別最適な学びと協働的な学び」が求められる時代。個人/学校/自治体の単位で必要な要素が、それぞれの実践を通して紹介されています。さらに、授業者(教師)の学びを支える管理職や教育委員会など、マネジメントレベルの取り組みも掲載。「学習観の転換」「授業力向上」「校務DX」「情報共有・交流」と、学びの目的が明確にされているので、読者が実践・導入する際にもわかりやすいヒントになります。【目次】教育ICT
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挑戦し続ける学校SOLAN 自立・自律した学習者のための教育をつくる
学校教育2021 年、瀬戸市に開校した株式会社立の小学校が、「グローバルシチズンシップの育成」を掲げ、独自のカリキュラムによる先進的な教育を進めていると、内外で話題になっている。子どもたちに「自立・自律した学習者」であることを求め、ユニークな「個人探究」を軸とした教育活動を展開。校舎にも特徴は多く、見学者は後を絶たない。そのSOLANの先生たちがはじめてその教育方法の秘訣を詳らかに語る。一線の研究者による同校の現時点における評価も、これからの教育・学校の在り方を考える上で多くの示唆を与えてくれる。【目次
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実践知を紡ぎ出す養護教諭の事例検討ハンドブック
学校教育「養護教諭による、養護教諭のための、養護実践の事例検討」を論じた はじめての書籍。ほか執筆者:笹原 和子/ 斎藤 裕子/ 大木 静子/ 出原 嘉代子小佐野登美子/ 小澤 洋美/ 角田 智恵美/ 竹俣 由美子谷本 明美/ 山本 力/ 山中 寿江/ 大谷 尚子(目次順)【目次】第1章 事例検討会に参加してみよう第2章 事例提供者になってみよう第3章 養護教諭主催の事例検討会に学ぼう─北から南から、思いを届けます─第4章 養護教諭と事例検討第5章 事例検討会での心得と倫理指針第6章 事例検討から紡ぎ
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保健室の先生に聞く 気になるあの子、気になるあのこと
教育一般子どもの心身両面に対応する保健室の先生は、日本独自の存在です(海外では役割が分かれるのが一般的)。高い専門性の他に担任教師が行う教育相談に同席することも多く、先生を悩ませる「あの子」や保護者に対して経験を豊富に積んでいます。教師の経験不足や自己流の対応で困り感を増大させてしまう前に、多数の事例から解決のヒントを得て、一番困っている子ども本人の支援に向かうための一冊。養護教諭はもとより広く担任、管理職の参考になる好著です。【目次】Ⅰ 特別な配慮を要する子ども1 怒り 解説・怒りはストレスに対する生
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授業力を高める「受けの技術」
教育一般教師が子どもたちに対して行う発問や指示といった技術は「攻め」。子どもたちの発言に反応してその発言を生かし、それによって授業をさらに充実させるための技術が「受け」。これまであまり注目されてこなかった「受け」に焦点をあて、どのような子にも対応した授業を行うための新しい授業技術の解説書です。授業名人・野口芳宏先生の子どもとのやりとりを材に取りながら24種類の「受け」の技術を例示、真似するだけでは上手くいかなかった授業成功の秘訣を、平易な語り口で紐解きます。【目次】はじめに序 そもそも授業をなぜ「攻め」
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AIを活用した問題解決型PBLの進め方
教育一般近年、地球規模の問題や課題が山積し、人類文明は大きな岐路に差し掛かっています。従って、新しい地球文明を建設していくためには、山積する複雑で解決の難しい問題や課題を解決できる、問題解決・企画提案型人財が求められています。一方、21世紀に入り、AIの進歩により、現在はDX革命(Digital Transformation)の真っただ中にあります。DX革命で我が国の教育環境も激変し、知識教育の一部がe-ラーニングや生成AIに置き換わる状況になっています。従って、問題解決型人材を養成していくためには、P
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持続的で幸福な人類社会の未来ビジョン
教育一般21世紀に入り、半導体デバイスのさらなる高速化、大容量化は通信やシステムの高機能化、高性能化を実現し、IoT(Internet of Things)や人工知能(AI: artificial intelligence)などが急速に発展し、人類文明は数千年ぶりの大転換期を迎えています。そのような中で、人類がこれまで蓄積してきた伝統や多様な文化などの価値を継承しつつ、深刻化する地球環境問題、気候変動や自然災害、感染症の蔓延、失業問題、貧困、民族・宗教紛争、戦争、食料危機などの山積した問題を解決していく
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DX革命後の人類社会のマネジメントモデル
教育一般近年、人類は地球環境問題や金融危機、人口問題、感染症の蔓延、食糧危機、富の格差と貧困、テロや戦争、難民問題など、多くの問題を抱えています。一方、AIの進歩で医者や教師、翻訳、販売、士業、オフィスワーク、工場の組み立て作業などの仕事の多くがAIで代替できるようになっています。但し、経済成長やスピードを優先した科学技術偏重の急激な社会の変革は、AIに就労の機会を奪われ、巷には失業者が溢れ、AIに支配された社会が人類文明を根底から破壊する危険性があります。筆者は長年のシステム品質の研究成果として、DX