
エピソードで学ぶ子どもの発達心理学 関係のなかでそだつ子どもたち
保育 2500円販売終了
作品説明
発達心理学は、発達の時期ごとの特徴を記述することから、家族や仲間、社会との関係のなかでの、連続的な発達のみちすじを理解することへと進化してきました。保育や教育においても、発達の連続性にもとづく支援が、ますます求められています。本書は、『エピソードで学ぶ乳幼児の発達心理学』を最新の知見に合わせて改訂するとともに、児童期、思春期に関する説明を加えて、さらに発展させました。エピソードと心理学理論の両面から子どもの発達のみちすじを理解できる、新しい入門書です。
【目次】
発達のみちすじ
はじめに
本書の構成と使い方
第1章 新しい世界へ─移行
1.発達とは
2.発達の原理
3.親子関係にみる発達
4.家族のなかの子ども
5.環境移行
(4)小1プロブレム
第2章 人や物と関わる─関係
1.愛着
2.ひとみしり
3.見知らぬ他者や物との関係づくり
4.遊びの発達
5.仲間関係
6.ジェンダー
第3章 自分に気づく─自己と情緒
1.自己の発達
2.情緒の発達
3.情緒理解
4.イヤイヤ期
5.自己制御
6.動機づけ
7.自己評価の発達
第4章 世界を知る─認知
1.二項関係から三項関係へ
2.ピアジェの発達理論Ⅰ 保存
3.ピアジェの発達理論Ⅱ 自己中心性を超えて
4.心の理論
5.道徳性
6.記憶の発達
7.時間的展望
8.模倣
9.役割取得の発達
第5章 話して表す─ことば
1.言語発達
2.話しことばの発達
3.言い誤り
4.想像力の発達
5.子どもの描画
6.読み書きことばの発達
引用文献/索引