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  • やわらかな知性 認知科学が挑む落語の神秘の書影 2178円 2020/07/17

    やわらかな知性 認知科学が挑む落語の神秘

    野村亮太 エッセイ

    落語はなぜ、こんなに面白い?落研出身の認知科学者は、その答えを探すため、前人未踏の研究分野に飛びこんだ。落語を知らない「論文の査読者」を納得させた独創的な仮説と実証実験。名人の口演分析から見えてきたメタ・コミュニケーション。認知科学による落語研究、初の書籍化。【目次】序 章 認知科学はいかにして落語を捉えるか第一章 巧妙な「状況モデル」と微細構造第二章 「遊びのフレーム」とメタ・コミュニケーション第三章 「まばたき同期」という糸口第四章 「落語学」という企て終 章 落語はだれがどのように研究して

  • 月刊 ココア共和国 2020年7月号の書影 275円 2020/06/27

    月刊 ココア共和国 2020年7月号

    秋亜綺羅佐々木貴子秋吉久美子いがらしみきお 詩/短歌/俳句

     毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた、素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされます。受賞者は来年3月に発表されます。 今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、クマガイコウキ、倉田めば、幸原水菜、鈴木そよか、宮尾節子の7名。投稿詩傑作集として31名、投稿詩佳作集として121名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【

  • クラスメイツ〈後期〉の書影 594円 2020/06/26

    クラスメイツ〈後期〉

    森絵都 エッセイ

    日本のYA文学をきりひらいてきた森絵都が、直木賞受賞後はじめて描く中学生群像。中学1年生24人のクラスメイトたち、その1人1人を主人公にした24のストーリーで思春期の1年間を描いた連作短編集の2作目。うれしい出会いや、ささいなきっかけの仲違い、初めての恋のときめきや、仲間はずれの不安、自意識過剰の恥ずかしさや、通じあった気持ちのあたたかさ。子どもじゃないけど大人でもない、そんな特別な時間の中にいる中学生たちの1年間。だれもが身にしみるリアルさを、シリアスなのに笑えて、コミカルなのにしみじみとした

  • クラスメイツ〈前期〉の書影 594円 2020/06/26

    クラスメイツ〈前期〉

    森絵都 エッセイ

    日本のYA文学をきりひらいてきた森絵都が、直木賞受賞後はじめて描く中学生群像。中学1年生24人のクラスメイトたち、その1人1人を主人公にした24のストーリーで思春期の1年間を描いた連作短編集の1作目。うれしい出会いや、ささいなきっかけの仲違い、初めての恋のときめきや、仲間はずれの不安、自意識過剰の恥ずかしさや、通じあった気持ちのあたたかさ。子どもじゃないけど大人でもない、そんな特別な時間の中にいる中学生たちの1年間。だれもが身にしみるリアルさを、シリアスなのに笑えて、コミカルなのにしみじみとした

  • 優等生のやめかた (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ? 序部 はじめの知識的の書影 100円 2020/06/26

    優等生のやめかた (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ? 序部 はじめの知識的

    宮崎研治 エッセイ

    はい、どうも。カズノです。今回は、「本について考える」本です。別に「本とは何か? 文字言語とは?」とか、「グーテンベルクの印刷技術で誰もが聖書を読めるようになった、それこそ『本』の発端であり今も変わらぬ意義であって…」とか、そういう話じゃないです。「おろ、この表紙、タイトルも著者名もないじゃん。なにこれ、これ本?」とか、そういうレベルから本のことを考えてしまう人──考えられる人と、本を考える本です。ふざけていません。本気です。きみこそどくしゃだ! な本です。※湊『告白』のネタバレあり【目次】序一

  • 優等生のやめかた (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ? 第一部 後味の悪さの研究の書影 110円 2020/06/26

    優等生のやめかた (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ? 第一部 後味の悪さの研究

    宮崎研治 エッセイ

    イヤミスを考えました。それでやっぱ『告白』の場合、「小説が下手!」というのが「いやーな感じ」の原因の気がします。だってそうです。「いやーな感じ『しか』残せない」のがイヤミスだとしたら、「いやーなとこ以外はダメ!」にしかなりませんでしょう。という、どうでもいいといえばどうでもいい研究をしているのですが、「そもそも読者をいやーな気持ちにするつもりなど湊には無かった。そんな作家じゃない」という推論も出してます。はい。【目次】一章 「聖職者」の凄味と後味 1 「聖職者」の凄味とミステリーの弱さ 2 「聖

  • 優等生のやめかた (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ? 第三部 学校と暴力と優等生の書影 119円 2020/06/26

    優等生のやめかた (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ? 第三部 学校と暴力と優等生

    宮崎研治 エッセイ

    「たまたま勉強ができたという、たったそれだけのことで、なんでここまでひどい目にあわないといけない?」いつからか優等生は肩身の狭い思いをしています。世間でも家庭でも、なんと学校でも。なぜでしょう? だって「優等」なのに。優等生の孤独と苦痛、そんな彼/彼女の暴力を俎上に上げたのが湊の『告白』です。「優等なはずなのに、なんでこんなことになっちゃうの!?」──これこれこうしてなっちゃうんです。在野の橋本学派が解き明かす、「現代日本国民史~優等生編」。※そんな学派はありません。【目次】九章 優等生とはこう

  • 優等生のやめかた (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ? 第二部 これが森口だ!の書影 110円 2020/06/26

    優等生のやめかた (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ? 第二部 これが森口だ!

    宮崎研治 エッセイ

    『告白』は失敗しています。少なくとも文芸的には失敗作ですが、だとしても、大切な観点と内容を持っています。「事件につぐ事件、暴力につぐ暴力」より「イヤミス」より、大事なものがこの作品にはあります。きっと湊はそれを書きたかったはずだし、読み手もそこに引っかかったはず、というのがカズノの立場ですが、そんな話をこの部から始めました。始めたらどんどん長くなりました。嗚呼。けどまあ入魂うんぬんはともかく、一冊の読書に感じたり思ったり考えたりすることって、原稿用紙1000枚くらい軽く超えません?【目次】四章 

  • 優等生のやめかた (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ? 第四部 読書という文化の書影 119円 2020/06/26

    優等生のやめかた (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ? 第四部 読書という文化

    宮崎研治 エッセイ

    「どうしてこの音がここにあるのか。全体のなかでどういう役割を果たしているのか。 あ!そうか!とわかる時がいちばん楽しい。意図の根底に少しだけ触れた、気がするから。」と話したのは鈴木祥子です。「考えることは危険だ。 でも、考えないことよりはるかに安全だ。」とは江國香織です。どっちをエピグラフにさせてもらおうかなー、と迷いました。筋金入りの不良少女対決というか、楽しい逡巡でしたけど、今回は祥子さんver.です。香織さんver.はまた今度やります。何を「考える」したかは目次参照。【目次】十三章 優等生

  • THE MAN I LOVE <矢代俊一シリーズ7>の書影 561円 2020/06/19

    THE MAN I LOVE <矢代俊一シリーズ7>

    栗本薫 ボーイズラブ

    北海道のジャズフェスへの会場に赴いた矢代俊一を待っていたのは、なんと恋慕してやまぬ金井恭平の姿だった。勝又英二がいながら金井恭平への恋慕に身を焼かれる俊一は、恭平との二人だけの夜に身を焦がしていく。別れがたさに、帰路の空港への道すがら心中さえも口にする彼だったが、ようよう東京へ戻った彼を迎えたのは思いがけぬ出来事だった。事故で入院中の母を見舞った彼は、出生の秘密を告げる母の告白を聞くことになったのだ。しかも、その母は医療事故のためにほどなくこの世をさってしまうが……矢代俊一シリーズ第7巻。

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