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GIGAスクールはじめて日記 Chromebookと子どもと先生の4カ月
学校教育ICT 操作に不慣れな中、つまずきを一つ一つ着実に乗り越えていった毎日を担任の先生自らが記した日誌は、身近なあるある事例が満載です。 学校教育へのICT 導入を牽引し続ける中央教育審議会委員 堀田龍也先生ほか強力な研究チームで行なわれたChromebook 導入の実証実験実験がつぶさに記録され、研究的視点による解説も詳細かつわかりやすい。 当該校の校長や同僚、教育委員会担当者からのコメントも示唆に富んで、これからGIGA スクールへと向かう現場の先生の入門書として最適です。オールカラー。
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きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね 「小さな平和」を求めて ポツダム・トルーマンハウスとヒロシマ・ナガサキ広場の記録
社会問題日本が降伏する前、米英ソの3首脳がポツダムで会談した。それと平行し、米国はポツダムで原爆投下を最終決断する。その過去を知ったポツダム市民のイニシアチブで、当時米国トルーマン大統領が滞在していた邸宅前の広場が「ヒロシマ・ナガサキ広場」となる。記念碑もできる。ポツダム会談の数カ月前、日本の購入した酸化ウランがドイツの潜水艦でドイツから日本に運ばれようとしていた。ぼくたちは今、生活において原爆投下の過去とどう関わり、平和をどう守っていくべきなのか。本書では、市民として考えたい。【目次】プロローグポツダ
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わかな十五歳 中学生の瞳に映った3・11
エッセイあの日は卒業式だった。優等生だった私の日常は原発によって一変した。「安全」「危険」どちらが正しいのか、大人もわからない非常事態下で子どもが見た光景とは。現実から目をそらさなかった著者は暗いトンネルをくぐりぬけ、生きる覚悟を決めて今、語り出す。原発事故の影響という重いバトンを渡された世代が語る、希望の実話。解説:野呂美加(チェルノブイリへのかけはし)、川根眞也(元さいたま市立中学校理科教員)。鎌仲ひとみ(映画監督)氏、矢ヶ﨑克馬氏(琉球大学名誉教授)推薦!【目次】まえがき~十五歳の私へ1 事故前の
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政治活動入門
政治「本書の構えは極めて実践的だが、しかし同時に、知識や教養や理論の大切さもおろそかにしていない。まさに「入門」の名に相応しい好著である。私も一から学び直そうと思う」(佐々木敦)【目次】1章 政治活動入門/2章 学生運動入門/3章 〝戦後史〟非入門/4章 学生運動史入門/5章 ファシズム入門/付記
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「葬式ごっこ」八年後の証言
教育問題1986年に東京中野区で起きた「中野富士見中学いじめ自殺事件」は「葬式ごっこ」という呼称と共にいじめの残酷さを物語る例として語り継がれている。著書は、いじめ被害者の手記、遺書などが多く紹介される。いじめの場に居合わせ、いじめに加わった少年少女の体験録は他に例がない。この著書を通していじめを産む教室、学校の素顔を知る事ができる。巻頭「鹿川君の見た風景・死への三十七時間の彷徨」と題した写真家五味彬のフォト・ストリー、巻末に同年3月facebookに投稿した「いじめを追って34年」全文を掲載。【目次】
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月刊 ココア共和国 2021年3月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた、素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされます。受賞者は3月に発表されます。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、池井昌樹、鈴木そよか、高橋英司、高平九の6名。投稿詩傑作集として32名、投稿詩佳作集として123名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【目次】鈴木そよか - 巻頭
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時間探偵
エッセイ神話のなかの神々の戦争とは何だったのか、迷信と誤解が及ぼした混乱の原因を探り、世界中のミステリー。スポットを空想で旅するファンタジー。【目次】第1章 偶然の賜物第2章 時空旅行へのチケット/宇宙卵/改竄疑惑第3章 エデンの秘密第4章 シュメール・アヌンナキ説第5章 無慈悲な異星人の干渉第6章 火星サイドニア仮説/ビブリカル・エクストラテレストリアル・コンタクト/山本佳人スペース・プログラム説/古代宇宙文学の系譜第7章 宇宙的痕跡/古代宇宙戦争の様相第8章 人種戦争とレイス・フォビアの起源第9章
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地下鉄サリン事件20年 被害者の僕が話を聞きます
社会学1995年3月20日、オウム真理教によってサリンがまかれた車両に乗り合わせ、いまも後遺症と闘い続ける一人の被害者。事件当時、日本にいなかったことで、極刑を免れた元オウム真理教幹部。その2人が20年の時を経て初めて向かい合った6時間の記録。被害者と元オウム幹部の「対談」刊行は初めて【目次】[はじめに]全人格、全経験、全知見をかけて―さかはらあつし/被害者と加害者の証言―上祐史浩[第一章]一九九五年三月二十日、八時四分、あの日いつものように [第二章]「絶対的帰依」という無限ループ [第三章]被害者
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南島探検 西表島の沢を歩きつくす
アウトドア1000を越える滝と無数の沢をもつ南海の秘境、西表島。その森を50年に渡って歩き続ける動物学者がいる。この沢を登り詰めた先になにがあるのか。人々の探求心、冒険心を刺激して止まない1冊。遡行図等資料も豊富に収録。【目次】まえがき第1章 東海岸前良川(マイラ川)西船着川(ニシフナツキ川)相良川(アイラ川)深里川(フカリ川)スタダレー沢スタダレー沢遡上セイゾウガーラナームレー沢第2章 北海岸大見謝川(オオミジャ川)ヒナイ川(髭川・ピナイ川)マーレー川ゲーダ川(慶田川)西田川由珍川(ユチン川・ユツン川)
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この先を生む人 「ティーチャーズ・イニシアティブ」の記録
学校教育ティーチャーズ・イニシアティブは、学校とは異なる分野でキャリアを積んだメンバーが教師という仕事の持つ可能性に惚れ込み、先生発で学校を、社会を、未来を変えていく力を生みだそうと願い発足、管理職も含め教員全般を対象にした研修を提供しています。本書は8名の研修参加者へのインタビューを中心に、いかに自分と向き合いそれを受け入れていったか、教師を目指した頃の思いとの再会、自分が変わり教室が変わった経験等が、年齢も校種も異なる教師達により真摯に語られています。少しだけ自分を変えてみたい先生にお勧めします。【