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近頃なぜか岡本喜八 反戦の技法、娯楽の思想
エッセイ「戦争は悲劇だった。しかも喜劇でもあった。戦争映画もどっちかだ」。なぜいま、岡本喜八なのか。痛烈な戦争体験を抱え、フマジメな余計者として「カッコイイ戦争」に抗い続けた岡本喜八。喜八は誰ととともに何と戦ったのか。その遺伝子はどこに受け継がれているのか。不穏さを増す近頃、「人と人の争い」を描き続けた岡本喜八の表現が再び光を放つ。【目次】はじめに第1章 映画監督・岡本喜八の誕生――「カッコイイ戦争」のインパクトとその背景/山本昭宏第2章 「フマジメ」な抗い――喜劇へのこだわりと「正しさ」へ
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月刊 ココア共和国 2020年10月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた、素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされます。受賞者は来年3月に発表されます。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、クマガイコウキ、佐々木英明、鈴木そよか、中山俊一、三船杏の7名。投稿詩傑作集として32名、投稿詩佳作集として122名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【目次
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アクアポリン革命! 活性水で救われるあなたの「水不足病」
エッセイヒトの細胞の約66%は水です。その細胞に水を送り込んだり、移動させたりしている重要な役割を演じているのが、本書で紹介するアクアポリンです。長年、私はこのアクアポリンと水を研究することで、水がヒトの健康にどれほど大切か、それには、アクアポリンがどれほど密接に関わっているのかを学びました。私の研究の成果を一言でまとめれば、「アクアポリンをよく通る水があり、このいい水を飲めば人は健康体を保てるに違いない」ということです。【目次】はじめに第Ⅰ章 アクアポリンへの招待第Ⅱ章 アクアポリンの種類と働き第Ⅲ章
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海の民 宗像 改訂増補版
少年マンガ一木一草一石たりとも持ち出してはならない。2017年に世界文化遺産に登録された「宗像・沖ノ島」。現在も女人禁制など固い掟が守られている「神宿る島」沖ノ島。古代より続く海の民と神の島をめぐる壮大な古代史ロマンがここに!島全体が御神体とされ、1600年以上もの間固い掟に守られ続けてきた沖ノ島。古来より沖ノ島を守り続け、沖ノ島とともに時代を歩んできた「宗像」の海人一族の歴史にせまる。【目次】第一話 玄界灘の守り神第二話 海人の都ムナカタ第三話 ムナカタとヤマトをつないだ海人第四話 ムナカタの鬼神第五話
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季刊邪馬台国131号
歴史一般弊誌、『季刊 邪馬台国』は1979年の創刊から約40年にわたり全国に向けて古代史情報を発信し続けている、古代史専門誌です。今回はプロアマ問わず、「古代史・邪馬台国」に関する論文を募集。その中から入賞した9本の論文を紹介。(都合により2名は辞退)【目次】■巻頭言 まはろばを求めて■時事古論第4回 「再論連載・洛陽で発見された『三角縁神獣鏡』詳論(2) ●これは、やはり、現代中国での捏造鏡である」■「わたしの古代史論」受領論文特集●最優秀賞● 香椎宮の祭祀空間と神功皇后神武は鯨を見たか?-神武東征と
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季刊邪馬台国130号
歴史一般弊誌、『季刊 邪馬台国』は1979年の創刊から約40年にわたり全国に向けて古代史情報を発信し続けている、古代史専門誌です。今回は「奴国の時代」と題し、127、128と続いた奴国特集の集大成!【目次】■巻頭言 めでたさも、中くらいなり■考古学から観た 邪馬台国大和説への疑問(3)■時事古論 第4回 「再論詳説・洛陽で発見された『三角縁神獣鏡』連載(1) ●これは、やはり、現代中国での捏造鏡である●」■総力特集 奴国の時代 第3弾!奴国の時代(3)-北部九州のクニグニ遠賀川流域と「奴国」の関係-立岩
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季刊邪馬台国135号
歴史一般弊誌、『季刊 邪馬台国』は1979年の創刊から40年以上、全国に向けて古代史情報を発信し続けている、古代史専門誌です。古代の美術・「装飾古墳」。各地に残る装飾古墳から古代の「美」と「文明」に迫る。【目次】■巻頭言 装飾古墳から読み解く古代人の美と文明■総力特集 装飾古墳の世界 古代人の美と文明菊池川流域の装飾古墳群高井田横穴群の線刻壁画キトラ・高松塚古墳壁画の統一理解をめぐって茨城県の装飾古墳装飾古墳の起源装飾古墳と東アジア天文学装飾古墳の保存環境・観察施設と公開について随想・わが青春の装飾古
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季刊邪馬台国133号
歴史一般弊誌、『季刊 邪馬台国』は1979年の創刊から40年以上、全国に向けて古代史情報を発信し続けている、古代史専門誌です。古代史を考えるうえで、見過ごすことが出来ない出雲・山陰地域。多くの神話伝承の実像に迫るべく、本特集を企画した。【目次】■巻頭言 知の統合で挑む神話の世界■時事古論第6回 「岡村秀典著『鏡が語る古代史』を読む」■総力特集 国津神のあしあと「出雲風土記」に現れた「古韓尺」荒神谷遺跡再考~銅剣・銅鐸の埋葬法からみえること~青谷上寺地遺跡と因幡の神々淤宇宿禰・野見宿禰伝承と倭王権出雲の
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季刊邪馬台国137号
歴史一般『季刊邪馬台国』は今号(137号)で刊行から40周年を迎えることとなりました。その間、様々なエポック的な発掘、発見、研究がなされてきましたが、いまだ邪馬台国論争に終止符は打たれておりません。今号では、創刊40周年を記念し、多数の方々より記念寄稿を賜るとともに、邪馬台国論争の総まとめとして、各地の邪馬台国論、そして九州説・畿内説の今をお伝えしています。【目次】■記念グラビア:表紙で振り返る『季刊邪馬台国』の歴史■ 総力特集 邪馬台国論争最前線邪馬台国の条件を探る邪馬台国時代、吉備と出雲連合は大和に
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季刊邪馬台国132号
歴史一般弊誌、『季刊 邪馬台国』は1979年の創刊から40年以上、全国に向けて古代史情報を発信し続けている、古代史専門誌です。2017年に世界文化遺産に登録された「神宿る島・沖ノ島」を特集。この史跡の歴史的価値から、世界遺産決定までの過程を紹介。【目次】■巻頭言 「神宿る島」が語るもの■時事古論第5回 「●みかん物語●」■総力特集 宗像と古代日本古代東アジアのなかの宗像沖ノ島祭祀遺跡からみた三女神伝説と舶載文物胸肩君の領域「神宿る島」沖ノ島と宗像三女神信仰◎世界遺産登録活動への取組み世界遺産登録活動とそ