作品数:997作品
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  • すべてのひかりのためにの書影 2090円 2026/03/27

    すべてのひかりのために

    井上法子 詩/短歌/俳句

    ――歌だけがある発した〈人〉を離れた〈声〉は、あわく、きらめき、たゆたいながら、私でもあなたでもある誰かの心に着床し、ただ〈歌〉として生きつづける。小野正嗣(作家)《水際はもうこわくない 踏み込んで、おいで すべてのひかりのために》《さみどりにさやぐさざなみ 風は火を、火は運命をおそれず生きて》隠れて見えない世界の横顔を火花のように一瞬だけ照らし出す井上の歌はいわば火花のための火打石なのではないか――服部真里子 《ふりかえれば薔薇の園ごと消えていて、ひかりのなかに立ち尽くす風》《風は光らずつぶさ

  • 醜いと捨てられた王女は、呪われた王弟に溺愛される ルーニカノベルスの書影 891円 2026/03/27

    醜いと捨てられた王女は、呪われた王弟に溺愛される ルーニカノベルス

    宇奈月香/石田惠美 ライトノベル

    顔や身体に鱗のような痣を持って生まれた王女ニーナは、『蛇姫』と疎まれ、家族からも虐げられてきた。やがて他国の王との結婚を命じられるも、見世物同然に扱われた末、『呪われた王弟』アルベルトへと下賜される。全身が爛れて治療法もなく、あとは死を待つのみだという彼。しかしそれが呪いではなく毒によるものだと見抜いたニーナは治療を申し出る。頑なに人を拒む彼に寄り添い続けるうち、二人の距離は少しずつ縮まり、やがてアルベルトはニーナに心を許すようになっていく。だが、治療によって本来の美しさを取り戻していく彼を前に

  • 港町純情シネマの書影 1650円 2026/03/20

    港町純情シネマ

    吉村 信男 文学

    人生の呪縛からあがきながらも抜け出そうとする6人の主人公たち。だが辿り着いたのは黄昏迫る終着駅だった。生きることの悲哀と愛惜を鮮やかに描いた6つの短編集。今治を舞台に文学・演劇の活動をしてきた吉村信男の小説集。集大成としてまとめられた一冊で、敗戦の色濃い地方(愛媛県)で新しい時代を夢見ながら慎ましく暮らす人々の哀歓を、情感豊かに描く。愛媛の女性映写技師第一号の羽藤キヨミをモデルにした表題作など、6編を収める。【目次】【殉職】電話交換室【贋作】苦い絵【震災】内海漂流3【客死】落ちた偶像【入水】紅島

  • 死なない猫を継ぐの書影 1980円 2026/03/13

    死なない猫を継ぐ

    山中 千瀬 詩/短歌/俳句

    グッドラックとあなたが言ってくれる限り、渡ってゆける激流がある。近くにいても遠くても、手を取り合えはしなくても、この歌たちを胸に灯して生きる〈あたしたち〉だってこと、わかるよ。(川野芽生・本書「帯文」より)栞文:馬場めぐみ・平岡直子・錦見映理子装幀:ito mina 装画:あんのん【6首選】唇をなめる。お寿司の味がする。i will give you all my love.帰らない気がした星も月もない晩、衝動を確かめようじゃん雪の町はうつくしい名を持っていて発音できないのだあなたには書くことで

  • 私小説を歩くの書影 2420円 2026/03/11

    私小説を歩く

    佐藤 洋二郎 エッセイ

    日本文学の根幹〈私小説〉──その系譜を歩く告白と創作の狭間で、作家たちは何を見たのか尾崎一雄、嘉村礒多、八木義徳、太宰治……。命を削って書いた作家たちの現場を訪ね、彼らが遺した“文学の血脈”をたどる八年の旅。本書は作家・作品論ではなく、なぜ彼らが小説を書いたのか、どうして小説を書くようになったのかを訪ね歩いた随想である。(中略)草木を見るように自分たちの身近な世界を書く。良くも悪くもそれが逆に「生きる」という大きなテーマを創出しているが「私小説」とはそういうものではないか。(「後書き」より)【目

  • 愛が貴方を殺さぬように~侯爵は妻の愛を乞う~ ルーニカノベルスの書影 880円 2026/02/27

    愛が貴方を殺さぬように~侯爵は妻の愛を乞う~ ルーニカノベルス

    ちろりん/すずむし ライトノベル

    ある事情を抱え、初夜の翌朝、何も告げずに夫ツェザールのもとを去ったエルゼ。一年後、再び侯爵邸に戻った彼女をツェザールは冷たく迎え入れる。彼は「妻としての義務を果たせ」と告げ、執拗にエルゼの身体を求めながら、逃げた理由を問いただし、愛の言葉を求めるが……。エルゼにはどうしても真実を告げられない理由があった。結婚前、瀕死の彼を救うため、悪魔と契約を交わしていたのだ。その代償は、彼に「愛している」と告げれば、彼が死んでしまうというもの。愛を乞う侯爵と、愛を口にできない妻。愛の言葉はなくとも、かつての想

  • SFマガジン編集長だった老人の百の呟きの書影 330円 2026/02/25

    SFマガジン編集長だった老人の百の呟き

    今岡清 エッセイ

    いまは年金生活の老人の今岡が、1977年から1991年までSFマガジン編集長だった時代の思い出をXへポストしたものをまとめた1冊。それぞれ短文ではあるものの、早川書房が部落解放同盟からの抗議を受けた際に落としどころで妥協することが出来た経緯、出版権をめぐる早川書房、徳間書店の紛争がつまらぬきっかけで裁判となったこと、グイン・サーガと今岡を早川書房から引き抜こうとした出版社があったことなど日本SFの歴史の資料集とも言える書。

  • キリンが文学を聞いたらの書影 1870円 2026/02/20

    キリンが文学を聞いたら

    読売新聞文化部「本よみうり堂」 文学

    文学的な出来事やベストセラーにまつわるエピソードから、忘れられない小さな話まで。その時、作家や漫画家はどんなことを考え、感じていたのか?柴田翔、池田理代子、桐野夏生、綿矢りさ、池澤夏樹、村田沙耶香、筒井康隆、黒柳徹子など、1960年代から2020年代に作品が刊行された作家70人の証言をもとに、「本よみうり堂」の記者が綴る文学の記録。前作『キリンが小説を読んだら サバンナからはじめる現代文学60』(2021)の続編「本よみうり堂」とは?毎週日曜の読売新聞朝刊に掲載されている「本を愛する人たち」で作

  • 加藤治郎アンソロジー1の書影 2420円 2026/02/13

    加藤治郎アンソロジー1

    加藤治郎 詩/短歌/俳句

    ひとしきりノルウェーの樹の香りあれベッドに足を垂れて ぼくたち『サニー・サイド・アップ』の出版は一九八七年。(中略)短歌という伝統詩が生まれ変わってゆく、その最初の動きを感じさせる象徴的な一冊だった(穂村弘 解説より)。加藤治郎の第一歌集『サニー・サイド・アップ』、第二歌集『マイ・ロマンサー』、第三歌集『ハレアカラ』に加え、岡井隆、春日井建、井辻朱美、荻原裕幸の書評を再録。解説は、穂村弘が書き下ろし。山本浩貴(いぬのせなか座)は、制作ノートを綴る。 【自選5首】ほそき腕闇に沈んでゆっくりと「月光

  • ことばと vol.9の書影 1760円 2026/02/13

    ことばと vol.9

    書肆侃侃房編集部 文学

    最後のことばとをお届けします。そう、この号をもって、本誌は(ほんとうの本当に)終刊を迎えます。2020年4月の創刊以来、幾多の試行錯誤と心機一転を続けながら続けてきたことばとの旅も、遂に終着駅に到着し(てしまい)ました。これに伴い、ことばと新人賞も今回で終了となります。これまで沢山のご応募、ありがとうございました。最後を飾るにふさわしい、とてもことばとらしい受賞作が選ばれました。恒例の選考会全採録とともに、ぜひお楽しみください。共にことばと新人賞の受賞作家である福田節郎、池谷和浩の新作短編もこと

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