-
日本のSDGs それってほんとにサステナブル?
社会問題官民挙げて推進されるSDGs。でも中には疑問符がつく例も…? 本当に持続可能な社会をつくるには、「ロゴだけ」ではない本質を見極める目が市民にも必要。各分野の日本の現状と取り組み例を紹介しながら問題提起する。【目次】はじめに――モヤモヤする、日本のSDGs第1章 SDGsは何をめざしているのか?第2章 これでいいのか? 日本のSDGs[インタビュー]ニールセン北村朋子さんに聞く デンマークがSDGs先進国である理由第3章 日本とSDGs 八つの論点[インタビュー]井田徹治さんに聞く 日本は環境危機
-
「表現の自由」の明日へ 一人ひとりのために、共存社会のために
法律SNSの普及により誰もが表現者になれる昨今、ヘイトスピーチなど新たな紛争が増える一方、秘密保護法や共謀罪、公文書改ざんで民主主義の危機は深まるばかり。錯綜する問題状況を整理し未来に開かれた表現の自由論を展開する!【目次】第1章 表現者の足跡――なぜ「表現の自由」か第2章 一人ひとりの人格権と「表現の自由」第3章 民主主義と「表現の自由」第4章 共存社会と「表現の自由」第5章 文化芸術と「表現の自由」
-
ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか
社会問題ウェブ上で話題沸騰の「ナチスを体験する授業」の紹介を通じて、ファシズムの仕組みを解説。ナチスの大衆動員の実態、ヘイトスピーチなど身近な問題も論じる、民主主義のための新たな入門書。【 推薦】荻上チキさん(評論家)、岸 政彦さん(社会学者)【目次】第1章 ヒトラーに従った家畜たち?第2章 なぜ「体験学習」なのか?第3章 ファシズムを体験する第4章 受講生は何を学んだのか?第5章 「体験学習」の舞台裏第6章 ファシズムと現代
-
フェイクと憎悪 歪むメディアと民主主義
社会問題「反日日本人をあぶり出せ」と煽る新聞、デマに満ちた沖縄報道、「日本礼賛」の裏での外交的孤立――権力にすり寄り右傾化するマスメディアが社会の分断に拍車をかける現状に、第一線のジャーナリストと研究者が警鐘を鳴らす。【執筆者】斉加尚代/西岡研介/川端幹人/臺宏士/北野隆一/立岩陽一郎/望月衣塑子/古田大輔/香山リカ/福嶋聡/梁英聖/辻大介【目次】序章 いまメディアに何が起こっているのかⅠ 歪むメディア1章 歪曲される沖縄の基地反対運動2章 関西テレビ界に蔓延る「チーム殉愛」の闇3章 劣化する「保守」論
-
私たちはふつうに老いることができない 高齢化する障害者家族
福祉いま障害者の親たちは老いによる心身の衰えを実感し、我が子の生活を支えることに限界を感じ始め、すでに自身が病んだり要介護状態になりながら支えているケースも多い。親たちの聞き取りをもとに実情と支援のあり方を考える。【目次】第1部 これまでのこと第1章 障害のある子どもの親になる第2章 重い障害のある子どもを育てる第3章 専門職・世間・家族第4章 「助けて」を封印する/させられる第5章 支えられ助けられて進む第2部 今のこと第1章 母・父・本人それぞれに老いる第2章 多重介護を担う第3章 地域の資源不
-
25歳からの国会 武器としての議会政治入門[電子改訂版]
政治「総理大臣と国会、どちらが偉い?」「民主主義=多数決じゃないの?」「内閣不信任案はなぜ国会の“切り札”なの?」「参議院の存在意義とは?」「審議拒否はなぜ起こるの?」「国会における野党の役割とは?」「参議院って存在する意味あるの?」「日本には、なぜ女性議員が少ないの?」など数々の疑問に、本書は明快に答えます。通読すれば、政治ニュースが100倍面白くなること請け合い。被選挙権を得る25歳以上必携、政治リテラシーの教科書です。【目次】第1章 総理大臣と国会 第2章 国会議員の仕事と
-
31cm 〜ヘアドネーションの今を伝え、未来につなぐ〜
社会問題脱毛症、小児がんの治療などで髪を失った子供達にウィッグを贈るために髪の毛を寄付するヘアドネーション。日本では2009年にジャーダックが始めました。当時は「ヘアドネーション」という言葉すら知られていませんでしたが、現在では年間10万人が参加しています。多くの人に知られるようにになった今だからこそ、「髪を切って、贈る」その一歩先、脱毛当事者、ヘアドネーションに関わる人達の本当の想いを知ってほしい。ヘアドネーションに関わる16名のインタビューを著名なイラストレーターのビジュアルと共に届けます。【目次】
-
チームヒューマン
自己啓発あらゆる技術、市場、制度は人間が作ったものであるのに、多くの場合、人間的とは逆の方向に進んでいきます。デジタル思想家であり、NPR-Oneのポッドキャスト「チームヒューマン」のホストであるダグラス・ラシュコフは、この反人間性の仕組みを明らかにします。そして、人間性を育む社会を作り直すように私たちに呼びかけます。ラシュコフは100の警告を示し、人間を繋ぐために生み出された力が、どのようにして分断と抑圧に変わっていったかを示します。お金は交換の手段から搾取の手段に変わりました。教育は職業訓練の一部と
-
改訂増補 生活保護法の解釈と運用 復刻版
福祉現行の「生活保護法」の制定時(昭和25年)に初版刊行。昭和26年に中央社会福祉協議会(現在の全国社会福祉協議会)から刊行された『改訂増補 生活保護法の解釈と運用』を完全復刻。わが国の公的扶助制度の歴史、生活保護法の成り立ち、現行生活保護法とその運用を逐条解説。 【目次】 第一篇 生活保護制度の生成と発展 第一章 日本における公的扶助制度の発展 第二章 生活保護法改正の経過 第三章 生活保護法の制定と実施 第二篇 生活保護法の解釈と運用 第一章 総則 第二章 保護の原則 第三
-
脱「いい子」のソーシャルワーク 反抑圧的な実践と理論 [電子改訂版]
福祉イギリスやカナダで主流となっている反抑圧的ソーシャルワーク(AOP)の理論から実践までを、日本で初めて紹介。援助者が多数派にとっての都合の「いい子」を脱することから、多様性社会の実現が始まる。社会正義に基づいたソーシャルワーク入門書。【目次】はじめに第Ⅰ部 AOPを知る1 反抑圧的ソーシャルワーク(AOP)とは何か─概論と方向性 (坂本いづみ)2 カナダでのソーシャルワーク教育の状況と課題 (坂本いづみ)第Ⅱ部 AOPの可能性3 「私」から始めるAOP─ケアを中心とした社会をつくるために (二木