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21世紀の《想像の共同体》 ボランティアの原理 非営利の可能性
福祉紙版の出版元は弦書房。さまざまな格差(貧富、地域、年齢、性別など)に覆われた時代を乗り越えてゆくために必要なキーワードは「想像力」。本書は、グローバリズム社会のその先を生きぬくための具体的な提言を試みた画期的な一冊です。新たな《想像の共同体》をつくり出すための糸口を、ボランティアや非営利の活動の中に求める思索の書とも言えます。「風の谷のナウシカ」から、「風の谷」という小さな共同体と彼らの「想像力」の豊かさに学び、現代の受難(震災、戦争、コロナ禍など)を乗り越える可能性を伝えます。【目次】I 「超
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だれにでもわかる NFTの解説書
ITビジネス2021年3月のオークションでNFTアート作品が75億円で落札されるなど、今、アート業界を震撼させているNFT。さらに、最初のツイートが3億円、セクシー女優の写真売上が1億6600万円など、NFTに関するニュースは絶えることがありません。そしてすでにこの技術はアート業界を超えて、今後の大きな技術革新のカギとして期待されています。本書では、NFTのそもそもの成り立ちからそれを可能にする技術、そして5GやIoTを絡めた未来の可能性まで、徹底的にわかりやすく解説します。【目次】第1章 NFTって何だ?
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損しない!モメない!実家の不動産相続のヒケツ 相続前でも相続後でも
経済相続トラブルは多額の相続税を納めなければならないような資産家だけの問題ではありません。ごく普通の家族同士が、実家の不動産を相続したばかりに不本意なトラブルや争いに巻き込まれています。この相続トラブルや争いの大部分は不動産相続についての情報不足や準備不足によって起きています。本書は、不動産のことを知り抜いたプロの不動産エージェントと、相続と法律問題に詳しい司法書士によって書かれた、「実家の不動産相続が気になっている」「相続して、いま困っている」方に向けた、損しない・モメないための必読書です。【目次
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遊撃する中小企業 福岡佐賀長崎 注目の企業15社 第2弾
企業/組織論前作『遊撃する中小企業 福岡・佐賀・長崎注目の企業15社』から2年。地域経済を牽引する数多の中小企業のなかから、さらに、信用金庫が注目する福岡・佐賀・長崎の元気企業15社を紹介。波乱万丈の物語から、地域に愛される秘訣、世界に誇れる技術など、企業と地域を元気にするヒントがここに!【目次】まえがき1 コスモ海洋株式会社2 オーエーセンター株式会社3 株式会社ナダヨシ4 株式会社アプリップリ5 後藤の饅頭6 株式会社丸屋7 丸久鋼材株式会社8 株式会社谷田建設9 木下木芸10 株式会社竹嶋繊維11 株
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POSSE vol.48 特集「ジェネレーション・レフトの衝撃」
社会問題世界ではミレニアル世代やZ世代の若者たちが、資本主義に対して抗議の声をあげはじめた。彼/彼女らは「システムチェンジ」を掲げ未来に向かって歩みはじめている。一方で日本では若者の左傾化というよりは「保守化」の傾向が強いと言われている。しかし資本主義の行き詰まりのなかで、ジェネレーション・レフトへとつながる可能性は、ここ日本においても確実に芽生えつつある。本特集ではZ世代の若者たちの社会運動から、その可能性を探っていく。【目次】◆特集「ジェネレーション・レフトの衝撃」ジェネレーション・レフトになるため
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目的志向 ファクターUがあなたと会社を変える
経営/経営学本書は、人を幸福にし、会社に成果をもたらす新しいモチベーション理論を提供する。経営学・心理学・脳科学などの情報を選りすぐり、会社の様々な問題と結び付けることで生み出されたこの理論は人と会社に持続的な成果をもたらすファクターとその運用方法を明らかにする。現在、会社においてモチベーションや知識のマネジメントの重要性が高まっているが、それらを実践できる体系化された理論やメソッドが不足している。本理論はそのような経営の現場に光を投じるものである。【目次】はじめに第1章 会社の目的の必要性第2章 会社の目
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差別はたいてい悪意のない人がする 見えない排除に気づくための10章
社会問題あらゆる差別は、マジョリティには「見えない」。日常の中にありふれた排除の芽に気づき、真の多様性と平等を考える思索エッセイ。韓国で16万部突破のベストセラー!【推薦】望月優大(「ニッポン複雑紀行」編集長)、小島慶子(エッセイスト)、伊是名夏子(コラムニスト、車いすユーザー)、清田隆之(桃山商事代表)【目次】プロローグ あなたには差別が見えますか?I 善良な差別主義者の誕生1章 立ち位置が変われば風景も変わる2章 私たちが立つ場所はひとつではない3章 鳥には鳥かごが見えないII 差別はどうやって不可
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希望の未来への招待状 持続可能で公正な経済へ
社会問題危機的状況にある地球環境を守るには、経済成長を追い続けた人間の活動を根本的に見直すしかない。生命の源である自然を守り、富の偏在と経済格差を縮小する持続可能な世界へと誘う、コロナ後のドイツで16万部を超えたベストセラー。斎藤幸平(経済思想家)氏 推薦! なぜ脱成長が必要なのか。マルクス・ガブリエルの同僚が打ち出すポスト資本主義の未来を刮目せよ。【目次】第1章 招待状第2章 新たな現実第3章 自然と生命第4章 人間とふるまい第5章 成長と発展第6章 技術の進歩第7章 消費第8章 国家・市場・公共財第
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9条の挑戦 非軍事中立戦略のリアリズム
憲法「9条改憲」の対案はこれだ!軍事に頼らず守ることは“お花畑”なのか。世界6位の海岸線をもつ地理的条件、少子高齢化、人口減少、グローバルな経済活動、膨らむ赤字国債……。日本社会の現実を直視し、日米安保や自衛隊によらない防衛戦略への転換を探求する。【目次】第1章 憲法9条の防衛戦略(伊藤 真)第2章 憲法学は何を主張してきたか(神原 元)第3章 日米同盟と「専守防衛」のひずみ(布施 祐仁)第4章 等身大の安全保障論(伊藤 真・神原 元・布施祐仁)
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ケア宣言 相互依存の政治へ
社会問題コロナ禍は、ケア実践やケア労働の重要性と、それを疎かにしてきた社会のあり方をあらわにした。ケアの概念を手がかりに、家族、コミュニティ、国家、経済、そして世界と地球環境の危機を解明し、ケアを中心に据えた対案を構想する。【目次】序章 ケアを顧みないことの支配第1章 ケアに満ちた政治第2章 ケアに満ちた親族関係第3章 ケアに満ちたコミュニティ第4章 ケアに満ちた国家第5章 ケアに満ちた経済第6章 世界へのケア解説(岡野八代、冨岡 薫、武田宏子)