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現代科学を背景として哲人たちに学ぶ——知の総合と生命——
哲学/思想カントの『純粋理性批判』は「ア・プリオリな総合的判断」なるものが存在することを前提としている。しかしそれは、20世紀初頭の物理学革命において、カントが考えたようには成立していないことが示された。それでは、『純粋理性批判』は現代のわれわれにとっていかなる意味をもっているのか。また、20世紀半ばのDNA構造決定を端緒とする生物学革命が実際ますます明らかにしつつあるのは、生命は物理学や化学に還元できないということである。本書では、哲人たちの古典的諸著作の現代的意義、およびその行き着く先を考察する。【目
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今選ぶなら、地方小規模私立大学!〜偏差値による進路選択からの脱却〜
教育一般「地方小規模私立大学に学生が殺到している」そんな衝撃が今、各地で起きている。少子化の昨今、これまでのように、大学に自然と学生が集まってくることはない。人気大学とされていた大学すら、危機を迎える時代となる。そんな中で、「偏差値ではない基準」で学生から選ばれている大学が登場している。前半では、大学が抱える多くの問題と偏差値に変わる教育基準を紹介。後半では、学生の社会で生き抜く力を伸ばす入試や教育を実施する3大学に密着。改革における苦悩や具体的な取り組み内容を紹介する。【目次】特別対談 今社会で求めら
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YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS——恋の味をご存じないのね <矢代俊一シリーズ1>
ボーイズラブ世界のヤシロとその名を讃えられる天才サックス奏者、矢代俊一。音楽に身を捧げ、妻との死別もマフィアとの軋轢も乗り越えてきた彼が、不惑の歳を過ぎて初めて知る、狂おしい恋の味。男性同性愛という形による、どうにもならない激しい衝動と音楽にかける想いの物語。 栗本薫が亡くなる1ヶ月前まで書き続けられた2万枚もの遺稿は、天狼プロダクションによって自費出版された後に絶版となったが、没後十年を経た今、電子版として、正伝25巻、外伝18巻(未完作品を含む)に及ぶシリーズが復活する。
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海猿 完全版 1
青年マンガ中国船籍「鳳来号」の救助SOSを受け、海上保安庁 第七管区巡視船「ながれ」が出航した。新人海上保安官 仙崎大輔と偶然乗り合わせてしまった新米新聞記者・浦部美晴たちと共に沈みつつある「鳳来号」のもとへ急ぐ!極限状態の中で人に何ができるというのか!? 海をめぐる熱き人間ドラマが幕をあける!著者監修による高画質完全版! デザインを一新し連載当時のカラーページを完全再現!!
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海猿 完全版 2
青年マンガ福岡県・八幡崎。親子4人の乗ったプレジャーボートが転覆し、幼い姉弟2人が行方不明に……。出勤命令を受け、第七管区・海上保安部巡視船「ながれ」は出動する。一方、新人海上保安官 仙崎大輔は大きな衝撃を受ける。行方不明になったのは大輔を慕う近所の子供 ”たけちゃん”だった!! 極限状況下で語られる本当の勇気、本当の勇者とは!? 生と死の狭間で、大輔が叫ぶ!! 著者監修による高画質完全版! デザインを一新し連載当時のカラーページを完全再現!!
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海猿 完全版 3
青年マンガプレジャーボート転覆事故、船底にとり残されたたけちゃんを救うため保安部は作戦を決行をする!! 許された時間は2分のみ。その結果は……。美晴はもう船に乗りたくないと言う大輔を船に戻すため、大輔の過去を追う。そこにあるのは、悲しき記憶なのか…それとも……。著者監修による高画質完全版! デザインを一新し連載当時のカラーページを完全再現!!
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海猿 完全版 4
青年マンガ海上保安官の中でも、1%しかいない潜水士の資格を取得するため大輔は潜水訓練に参加する。海中という異常な空間で命を預けあう相棒(バディ)の工藤は泳ぎがダメで…?! 友情とは……!? 仲間とは……!? 過酷な環境下の中で育まれる絆!著者監修による高画質完全版! デザインを一新し連載当時のカラーページを完全再現!!
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海猿 完全版 5
青年マンガ潜水士になるため、厳しい訓練をともに乗り越えてきた大輔と仲間たち。工藤の死を経て、彼らは遂に最終訓練に挑む!! 第七管区で不審船が発見される。「発砲もやむなし」の司令が下り海上保安庁史上、46年ぶりの射手となった大輔。「僕たちにとって、仕事って、なんだろう?」著者監修による高画質完全版! デザインを一新し連載当時のカラーページを完全再現!!
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海猿 完全版 6
青年マンガ日本中が騒然となった不審船事件。任務を終え、帰港する「ながれ」と大輔を待っていたのは……。関門海峡で、大規模海難発生!! 要救助者2名とともに炎上する船内にとり残された大輔……。大輔は助け出すことができるのか!! 著者監修による高画質完全版! デザインを一新し連載当時のカラーページを完全再現!!
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海猿 完全版 7
青年マンガ「絶対…あきらめない…!!」開門海峡大規模海難、沈みゆく船にとり残されながら“全員、助ける”ためにあがきつづける。しかし、無情にも船は再爆発する!そして、大輔が初めて乗務した巡視船「ながれ」に別れを告げる時がきた。ありがとう、ながれ。涙って…なんのために…流れるんだろう…?著者監修による高画質完全版!デザインを一新し連載当時のカラーページを完全再現!!