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映画と写真2
写真一般本書は、『映画 × 写真』の第2弾です。今回は、ヒッチコックの名作「裏窓」からクリストファー・ノーラン監督の「メメント」、韓国映画の「J S A」、日本映画の「砂の女」など世界各地の名作12作品を選定。なぜこれらの映画が深く記憶に残るのか。スリリングでミステリアスな映画に仕組まれていたのはまたも<写真>だった。監督たちの見事な映像センス。今回も「映画」の中に登場する「写真」が引き起こす謎と魅力に迫ります!【目次】はじめに 『裏窓』— 主人公を職業カメラマンに仕立てたヒッチコック流映像術『メメント
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学校で命を落とすということ 子どもたちが安心して過ごせる学校となるために
教育問題学校という閉鎖された環境の中で、これまでどれほどの命が失われてきたのだろうか。学校での事故・事件はどのように隠蔽されてきたのだろうか。不適切な指導によって子どもを失った家族による、18年間の闘いの記録。【目次】第1章・学校の中で失われた命第2章・教師の「指導」をきっかけとした子どもの自殺第3章・残されたものが前を向いて生きるために第4章・みんなで作っていく学校の安心
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シャラの花咲く家
文学この一冊には、大人が楽しむ〈旅行小説〉三編とプラス・アルファー一編が収められている。そのアルファ一編が、この作者が何故〈旅行小説〉にこだわり、書き続けるのか、その隠れたモチーフを明かしていて、それにもまことに興味が尽きない。(文芸評論家 勝又 浩)【目次】シャラの花咲く家その秋の日に チュニジアにて夢去りやらぬ後書きに代えて初出一覧
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素敵な日々をありがとう セントバーナードとの二十四年
ペットデッカイことは良いことだ? 巨大犬セント=バーナードの魅力がいっぱい。おてんば娘、やんちゃ坊主とのてんやわんにゃの毎日をユーモラスに綴る、愛犬家必読エッセイ。【目次】油断もすきもありゃしない、警戒警報発令中噛まれたのに、なぜだ? 噛んだ犬に同情が集まるえっ、こんなちびちゃんがバーナード?入院、退院、また入院、てんやわんやの大騒ぎ男(雄)より女(雌)が恐ろしい!我が家にバーナードがやって来た我が家のドン、お祖母ちゃんのベスあっあっあっ、と見る間に大きくなるわたしゃスピード狂なのじゃ悪事の数々、悪ガ
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タコとイカは忙しい 第4話 小松丸さんの金魚大好きお兄さんの話
女性マンガ藍まりと描き下ろし新作! 不思議なことを引き寄せてしまう体質の双子の高校生・多幸(タコ)と真以伽(イカ)が、不思議の世界と現実世界をリンクさせつつ送る日々は好日! 人語を操る猫、ドッペルゲンガーなどなどS(少し)F(不思議の)ストーリー満載!
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美学生図鑑 10th Anniversary Photo Book
写真集Webメディア「美学生図鑑」の10周年記念写真集。誌面には各大学のミスコン出場者や学生キャスターなど、美学生図鑑の中でも人気の高い8名の美人女子大生が登場。Web版の美学生図鑑よりも、より作品性の高い写真表現を目指し、一人ひとりを丁寧に撮り下ろしました。また、写真と合わせてロングインタビューも掲載。人生のターニングポイントや、大学卒業後の進路などにも踏み込み、彼女たちの心模様を描きます。表紙モデルは、読者によるWeb投票の結果、元SKE48の後藤楽々さん(青山学院大学4年生)に決定しました。【目
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IT AIN'T NECESSARILY SO <矢代俊一シリーズ17>
ボーイズラブ勝又英二の目を盗んで金井恭平と会うための飯島由梨との大阪ライブだったが、大阪駅に到着した俊一を待つ人々のなかに金井の姿はなかった。しかし、かつて第1次矢代俊一グループのドラムだった森村類と再開、ホテルの部屋で久しぶりに話をする、しかし、一人になると金井恭平への思慕は募るばかりだった。そして二日目のライブの後だった。またもホテルまで送ってきた森村類は、俊一の部屋の前で突然俊一にキスをしたかと思うとすぐに謝り逃げるように去り、呆然とその後ろ姿を見送る俊一に何者かが襲いかかった。矢代俊一シリーズ第17
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人新世の絶滅学 人類・文明絶滅の思弁的空無実在論
哲学/思想私たちは人類の絶滅というとんでもない状況下にある。本書は「人新世 大絶滅」の問題を哲学的に掘り下げた力作で、人類をはっきり「絶滅種」と捉えその問題点をあぶり出している。残された時間はわずかだ。ここに提起された警鐘に是非とも耳を傾けたい。【目次】はしがき第Ⅰ篇 形而下の絶滅学第Ⅰ部 預言第1章 人類絶滅の預言 第Ⅱ部 覚醒第2章 「人新世」の絶滅科学第3章 「地球地質改悪と惑星限界」の科学研究第Ⅲ部 罪業第5章 「文明絶滅」の科学研究第6章 「人類絶滅」の科学研究第Ⅱ篇 形而上の絶滅学第Ⅳ部 審判
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月刊 ココア共和国 2022年12月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、北畑光男、浦歌無子、柊、真土もく、菅沼きゅうり、能美政通、森崎葵、伊藤テル、の10名。投稿詩傑作集として43名、佳作集には96名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【目次
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まだ見ぬ地球外生命 分子生物学者がいざなう可能性の世界
生物学系外惑星で生命が誕生している可能性は?その生命はどんな進化を遂げる?ところで、地球人類の未来は?地球外生命の起源と進化の可能性は、地球のそれらを手がかりに探ることができる。生命が誕生したのは、水のある地球が生まれたから。地球以外に生命はいるのだろうか。いるとすれば、どのような形をしているのか。SFに描かれるような知的生命はいるのだろうか。これから先、人類はさらなる進化を遂げるのか。SFファンの分子生物学者が、現在の科学的知識をもとに地球外生命の可能性や、人類の未来の可能性について思考実験を試みる