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二分間の冒険(文庫)
文学ふしぎな黒猫に誘われて、学校の校庭から、子どもたちだけが住む世界に迷いこんでしまった悟。やがて、悟は仲間とともに、この世界を支配している竜と闘うことになります。予想できない展開の連続の中で、子どもたちは〈一番確かなもの〉を探していく。壮大な冒険のドラマ。
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レ・ミゼラブル(下)
文学コゼットの愛するマリウスを救おうと、自由蜂起軍のバリケードの中にはいるジャン。自由のために戦い傷ついたマリウスを背負い、逃げるジャンのまえに現われたのは、刑事ジャベールだった。心震わせるヴィクトル・ユーゴーの名作。
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レ・ミゼラブル(中)
文学司教のおかげで市長にまでなったジャンは、ある老人をたすけるため、また刑に服するが、脱走。ファンティーヌの遺児コゼットとともにパリに隠れ住む。コゼットはいつしか美しい娘に成長した…。心震わせるヴィクトル・ユーゴーの名作。
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アムステルダム・プレリュード
文学欧州支社設立の準備でアムステルダムを訪れた倉部。同行の営業部長の目の前でカバンをぬすまれた。契約書類、パスポート、航空券、財布、全てを失った。一人残された倉部はさらに一ヶ月の滞在を余儀なくされ、アパート暮らしを始める。孤立無援の中、それまで業務を委託していた日本人が経営する会社の金銭疑惑。競合他社をめぐる印刷会社との熾烈な駆引き。そんな中で唯一の光明とも言えるベーカリーの少女との出会い。日本に残してきた幼い子供達の寝顔を想いながら倉部の異国での戦いは続く。
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ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 1
文学幸運をもとめる人にしか見えない不思議な駄菓子屋銭天堂。謎の店主、紅子が差し出す摩訶不思議なお菓子の数々。それはそれは素晴らしい成果をもたらしてくれます。でも調子に乗ってしまうとどうなるか…それは最後まで読んだ人のお楽しみ。今日も紅子の不思議な声が響きます。「ようござんすね?かならずでござんすよ?」大ヒットシリーズの第一巻目。
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レ・ミゼラブル(上)
文学貧しさゆえ飢えている甥姪たちを救おうと、パンを盗んだことから刑をうけ、人生にも世間にも絶望してしまったジャン=ヴァルジャン。彼を救ったのはミリエルという一人の司教だった…。心震わせるヴィクトル・ユーゴーの名作。
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スロー・トレインに乗っていこう〈増補版〉
エッセイ鈍い光と煙草のけむりに包まれたロック喫茶の楽屋裏、退廃のかおり漂う一九七三年の新宿から物語は始まった。往くあてもなくニューヨークへ渡った僕が、魂の彷徨の先に手に入れた大切なものとは……。夢を信じたいすべての人に贈る、青春ノンフィクション。2001年発行『スロー・トレインに乗っていこう』(KKベストセラーズ)に、写真等を追加した増補版。【目次】第1章 旅立ち第2章 ロングアイランド/ニューヨーク第3章 ニッポン第4章 ボストン第5章 カリフォルニア第6章 マンハッタン/ニューヨークふたたび第7章
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もしもあの時 また別の人生
ライトノベル賃貸マンションのワンルームに暮らす未婚の派遣OL美香は、「もしもあの時に、違う行動をとっていたら、どういう人生だったろう?」と思っていた。40歳の誕生日に「未来の親戚」からタイムマシンを受け取った彼女は、同級生との最後のデートの場面に戻り、行動を変える。すると、郊外の主婦になっていた。しかし夫は、彼女の借金のために殺された。そこで元に戻す。次に金持ちの男性とのお見合い場面に戻り、違う行動をとると豪邸のマダムになっていた。しかし同居の姑が全てを仕切っている。美香は姑と一緒に買物に出かける。
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注目作品
シェイクスピア
文学田舎から東京の大学の英文科に進学した大介。ひょんな事から結成したてのシェイクスピア研究会に入会し『真夏の夜の夢』の上演に参加する事に。折しも勃発した学生運動で大学は閉鎖、学生もキャンパスから締め出され上演は無期延期。閉鎖の解けた翌年新学期大介は新入生の新宮佳奈と出会った。二人は英詩のサークルを通じて近づいていったが、大介は芝居の稽古やアルバイトで忙しく二人の幼い関係は遅々としていた。そんな折大介は英文科の先輩の魅力的な女性と知り合い誘われるままに一夜を過ごした。やがて舞台は幕を開けた。
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始まりは頻尿
エッセイ頻尿に悩まされて訪れた医院で、念のためと前立腺がんのためのPSA検査を受けたところ基準値4.00のところを44.0もあることが判明する。さっそく専門病院に紹介されさらに精密な検査を受け、前立腺がんの疑いは確定してしまった。しかも恥骨への転移まで発見されて始まる治療の日々。場所が場所だけに発生する失禁、脱糞事故などのさまざまな苦労を、Facebookに投稿した記事をまじえつつ赤裸々かつ脳天気につづった異色の闘病記。 【目次】 プロローグ 青天の霹靂 金的設置 放射線照射の日々 未完