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半夏生 異界奇譚
ライトノベル女子大生のゆまが、父親の故郷で過ごした夏の出来事。従兄弟達のお守り役で訪れた川で、異界へと足を踏み入れた彼女は、あらゆる男たちに抱かれる運命をたどる。 最後に彼女が選んだ道は——。 【目次】 序 章 半夏生 第一章 溽暑 第二章 風死す 第三章 肌脱ぎ 第四章 夏の果 終 章 異 界
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僕はこうして生まれてきた
エッセイ結婚直前の29歳の女性が、コロナワクチン接種後に意識不明となって、この世を去りました。この絵本は、彼女が生前に描いた絵コンテを遺品整理中の母親が発見し、「娘がこの世に存在した証」として母親が出版を決心したものです。「生きる」というメッセージが何度も書かれており、これは「生きたい」と願う心の奥の叫びでもあると思います。絵自体もシンプルですが、何度も読み返すことで人それぞれが深く考えさせられる内容です。ごく普通の女性がレポート用紙に思いつくままに書いた絵コンテと文章に、お気をとめていただけたら幸いで
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ミステイク、リテイク、イコール、ラブ。
ボーイズラブサラリーマンの獅堂(しどう)は、ある日遅刻しかけた商談に向かうため、タクシーを呼び止める。その時声が重なり、一所に呼び止めていた相手は、アイドルグループ「クリティカル」のメンバー日路(ひじ)だった。ひょんなことから同乗することになった二人は──【目次】プロローグ1 23 4 5 6 7 エピローグ
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がっこうはじごく
エッセイ学校って変な場所だよね生徒はつまらない校則を守る。教員はつまらない装いをする。お互いが茶番劇であることを承知のうえで、多くの教室はそうやって均されている。学校ぎらいだった大人と、学校ぎらいの子どものためのエッセイ集ーー。【目次】あなたの話とびきりのくだらなさでとても気楽でひらかれている名前がある安心できてつまらないちいさな箱いまここでふたりの幽霊たったひとりに問い直す先生じゃない雑談なんて止まり木から学校という引力口が悪いだれとしてそこにいるのかとりどりのコートと赤い耳春の匂いがわからないあとが
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星の館【合本版】2 獣は檻の中
BLコミック星の館でナンバーワンと呼ばれる澄也に勝負を挑む者がいた。どちらが早く、客の見ている前でソコには一切手を触れず「奴隷」をイカせることができるか。勝負に負ければ、澄也は「星の館」のライバル店「哀憐楼」に出向かねばならない。足をM字に開くように固定され、衆人に尻の奥まで見られてしまう舞台の上で――。星の館でくり広げられるボーイと客、それぞれの人間模様。単話配信「星の館」7~9と、番外編1話を収録した合本版。
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星の館9 快楽の砂時計
BLコミック一度は逃げたはずの獣が、星の館に戻ってきた! 秘密のSMクラブ「星の館」から、調教の途中で逃げ出したシャオロン。だが、彼は戻ってきた。自分を逃がしてくれた同僚の薫のことが恋しく忘れられなくて。けれど薫もシャオロンも愛し愛されたことがなく、人との距離の縮め方がわからない。そんな時、シャオロンの「元の飼い主」である宮永という男が現れ、シャオロンを返してほしいと星の館ナンバーワンの澄也に勝負を挑んで…?
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星の館番外編 狩人~鳥の名前~
BLコミック背中に羽の生えた男を貰った。半裸で、手首を鎖でまかれて芳宣のもとにつれて来られたのだ。「この「鳥」が欲しかったんでしょ。あなたにあげるよ。」不思議な客人はそう言って、「鳥」を芳宣に与えた。「好きにしていい。閉じ込めて、しばりつけて。二度と逃げられないように」と――。こうして芳宣のものとなった羽の生えた半裸の美しい男を、鳥籠の中で芳宣は抱いた。「鳥に卵は似合いだろう」と陶器の卵を男の体内に無理やり埋め込むと、男は悩ましく呻いて悦楽とともに卵をコトリ、コトリと産み落とし…。
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事例で学ぶ 歯科レセプト作成と点検 令和6年6月版
医療関連資格◆治療の流れを理解し、正確なレセプト作成とレセプトの院内点検を行うための基礎知識と主要着眼点にポイントをおいて解説しています。◆本書を活用することで、保険者が行っている縦覧点検でのチェックポイントを把握し、それを院内点検に反映させることができます。◆令和6年6月版から巻末に索引を掲載し、より使いやすくなりました。【目次】第1編 保険請求事務の基礎知識 第1章 レセプト作成の概要 第2章 レセプト点検の概要第2編 点数算定と点数表の解釈 第1章 基本診療料 第2章 特掲診療料 第3章 その他第3編
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トッピンカラリンのプゥ〜
児童書カラリン村の住民たち(アッカンベー、レモンちゃん、みかんの介、グレープップくん、ピンキーちゃん、ブルブル、茶々丸、グリンくん)8人は、みんな元気で個性的だけど、全員がわがまま。いつも自分こそが一番だと思ってゆずりません。そこへ闇夜黒衛門(やみよくろえもん)という悪いやつがやって来て…×★♯☆!? 自分ひとりでなく、おともだちと遊ぶ楽しさを知る頃に読んであげたい絵本。俳優の小倉一郎さんがハートフルなメッセージを寄せています♡【目次】
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月刊 ココア共和国 2024年8月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、宮尾節子、西原真奈美、佐倉 潮、柊、森崎 葵、腹巻さしみ、菅沼きゅうり、伊藤テル、11名。投稿詩傑作集として49名、佳作集には96名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【