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信州の絶景はどのようにできたのか
地学地球の奇跡が生み出した驚異の絶景、その誕生の謎を地形から読み解く。「山と高原」「川と湖」「盆地と湿原」「温泉と名勝」など、長野県を代表する風景66か所を収録。【目次】第1章 山と高原第2章 川と湖第3章 盆地と湿原第4章 温泉と名勝
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パンクの系譜学
ロック/ジャズ労働者階級の若者による現状への怒りからイギリスで生まれたとされるパンク。その叫びのルーツには、アナキズムやコミュニズムといった思想、そしてダダから脈打つ前衛芸術史も刻まれていた。奴隷制からポピュラー音楽の誕生、その後のフォーク、スキッフル、ガレージ、パンクへの道のりに、シチュアシオニト・インターナショナル、キング・モブといった運動が交差し、セックス・ピストルズ以降に現れたOi!、クラス、ポジティブ・フォース、ライオット・ガール、クィアコア、アフロパンク、アジアのパンクシーン、そして橋の下世界音楽
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ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 吉凶通り1
文学六条教授が天獄園へと去り、銭天堂に平穏な日々がもどってきた。そんな折、お店の近くに一軒の書店がオープンする。店主はやさしそうな雰囲気の、若い男のようだ。しかし、このお店が、銭天堂の運命を大きく変えることになるとは、紅子は知るよしもなかった。 新シリーズがスタート。銭天堂を読んできた読者はもとより、ここから銭天堂を読んでみようという読者も楽しめる内容。
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月刊 ココア共和国 2024年5月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、竹井紫乙、吉岡幸一、木崎善夫、能美政通、真土もく、藤野栞、滝本政博、伊藤テル、腹巻さしみの11名。投稿詩傑作集として45名、佳作集には90名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努め
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「遺骨を拾わない・お墓をつくらない」葬送を考える
冠婚葬祭収骨はしなくても大丈夫? お墓は? 戒名は? 墓じまいは? 大切な人を悼むこと、そして、自分らしい終末を迎えるために考えておきたいことは?現代のお墓と遺骨の尽きない悩みに応える必読書。〈あらかじめ準備しておくチェックポイント〉付【目次】1章 つれあいの遺骨を拾わなかったわたし2章 葬儀について考える3章 戒名とお墓の問題4章 収骨しない・してもらわないということ5章 老後や死をどう迎えたらいいか6章 宗教的自立について考える あらかじめ準備しておくチェックポイント 葬儀に関
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笑顔のママに これからの社会の子育て論
しつけ/子育て「失敗しないママ」より「子どもと一緒に成長するママ」に――。食育の専門家として、ママ塾の主宰者として、大学教員として、多くのママや子どもたちの悩みや相談を聞いてきた著者が贈る、悩めるママを救い、これからの子育てを考える新時代の子育て論。「学校に行かなくても大丈夫?」「塾には入れるべき?」「子どもがゲーマーになりたい、YouTuberになりたいと言っている」「将来のために、どんなことを教えるべき?」子育ての「困った」、あなたならどうする?!子育てには、現在進行形の数々の「困った」や、将来への悩みが
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インサイトブースト -経営戦略の効果を底上げするブランドデザインの基本-
経営/経営学「デザイン経営」——デザインが企業の産業競争力を高めるとして、経済産業省が発表したデザイン経営宣言により、日本でも注目を集めている。しかし、参考とされるアメリカではブランディング=デザイン経営とされる一方で、日本でのブランディングは一貫したビジュアル表現に留まってしまっている。本当の意味での「デザイン経営」を実現している企業は、そう多くはないのだ。本書は、デザイン経営が成果を出せるよう、デザイン経営の研究者がデザインにMBAを掛け合わせることによって生み出した、デザイン経営の新しい理論を提示する
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おしゃれな輸入建材 リノベ活用BOOK 輸入建材で彩る個性を活かしたリノベーション
ハウジング中古住宅のリフォームやボロ戸建てのリノベーションから部屋のインテリアの模様替えまで、おしゃれな輸入建材で彩る個性豊かなスタイルを提案。洗面ボウルや鏡、水栓、アイアン建材、照明、ポスト、フェンスや階段にいたるまで実際の施工事例や多数の商品を紹介。ボロ家の衝撃ビフォーアフター実例や築古住宅専門不動産投資家のDIY紹介、ジェネリックチェアカタログなどリフォームに関連する企画も多数掲載。リフォーム予定の方や不動産投資家、住宅設備に携わる方は必見の内容です。【目次】●INTRODUCTION●再建築不可物
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カッコの多い手紙
外国文学ミュージシャンで、フェミニズムの同志。先行き不明のコロナ禍に交わされたイ・ランとスリークふたりの往復書簡。猫と暮らすこと、妊娠する身体、憂鬱な心の話を分かち合い、ヴィーガニズムや反トランスジェンダー差別を語り合う。私的なことと社会的なこと、共感と対話のあいだを行き来しながら紡がれる優しくゆたかな言葉たちは、あたらしい距離を測りつづけている。【目次】こんなご時勢にお元気ですかと聞くのは失礼でしょうか?もうひとり、名前が2文字のスリークへ猫と話すことができたならジュンイチが不快に思うのが“わたし”だ
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韓国映画から見る、激動の韓国近現代史 歴史のダイナミズム、その光と影
映画植民地支配、南北分断と朝鮮戦争、長きにわたる軍事独裁、そして国民の手で勝ち取った民主化……。「3・1独立運動」「済州島4・3事件」「光州事件」「6月抗争」など激動そのものだった韓国の近現代史とそのなかで形作られてきた「儒教的家父長社会」。近年ますます存在感を高めている「韓国映画」を題材に、そこから透けて見える歴史や社会問題を解説。韓国という国のダイナミズムをより深く、より立体的に理解するための一冊である。 『パラサイト 半地下の家族』『タクシー運転手~約束は海を越えて~』『KCIA 南山の