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呼び覚まされる霊性の震災学 3.11 生と死のはざまで
社会学霊を乗せて走るタクシー タクシードライバーの幽霊体験、その真相とは? わが子は記憶のなかで生きていると慰霊碑を抱きしめる遺族、700体もの遺体を土中から掘り起こして改葬した葬儀社、津波のデッドラインを走る消防団員、骨組みだけが残った防災庁舎を震災遺構として保存するかなど、被災地の生と死の現場に迫るノンフィクション。亡くなった肉親や津波犠牲者の存在をたしかに感じるという、目にみえない霊性の世界に迫ります。【目次】呼び覚まされる霊性の震災学――目次まえがき第一章 死者たちが通う街 タクシードライバー
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ルールリテラシ― 共働のための技術
社会学社会にはルール違反が溢れています。学校なら遅刻、職場ならさぼりなど、ルールを作る立場に立てば罰を強化してでも違反は減らしたくなるでしょう。しかし、著者によれば、その方法はルールを罰と報酬のゲームと捉える誤解にもとづいており、ルールが持つ可能性を損ねるというのです。賞罰や道徳で誘導する方法を離れ、ルールとは他者と協力するための技術であるという認識に立ち、ルールを維持する/あえて破るなどの実践を分析すると、ルールを活かし運用する能力=ルールリテラシーが見えてきます。いじめから解釈改憲まで、ルール観を
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ロシアフォルマリズム 受容論 読者反応論 論文集Ⅳ
哲学/思想[プロローグより抜粋]文学の講義を聴き、あるいはテストを受け、それらが歴史なのか、伝記物なのか、心理学なのか、度々混乱してしまいました。その都度、文学テクストの言葉を通じて発現する多彩なイメージや香りを黙殺し、作品やジャンルに対する期待値を封印の上、文章芸術を強引に論説に鋳直さなければなりませんでした。(中略)求心的・排他的な読解法・教育法が、多くの読者を国語嫌いにしてきたのかもしれません。(中略)シクロフスキーの囁きは、まるで進軍ラッパのように聴こえました。「わたしは、文学理論における内的な法
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月刊 ココア共和国 2024年7月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、田村全子、夕空しづく、真土もく、藤野栞、木崎善夫、能美政通、滝本政博、伊藤テル、腹巻さしみの11名。投稿詩傑作集として48名、佳作集には85名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努
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あいさつ あいさつ
児童書【すくすく知育編】 ブラックキングはあいさつがじょうず! あさのあいさつから、げんきいっぱいだよ!! ごはんをたべるときは?ともだちにあったら?だいじょうぶ! ぼくはみんなしっているよ!! みんなはいくつしってるかな?【目次】
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オーブとたびびとのふく ~きたかぜとたいよう より~
児童書【せかい名作童話編】大人気の“ウルトラマンオーブ”がシリーズ初登場!ババルウ星人のコートを脱がすことが出来るのは誰だ?宿敵のライバル“ジャグラスジャグラー”との知恵比べ対決に挑みます!また本作品では、アジア人で唯一の「カリカチュア(似顔絵・誇張絵画)」世界チャンピオン 渡辺孝行さん が作画を担当してくれました!繊細でダイナミックな描写も含め、お楽しみいただける一冊となっています!【目次】
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おむすびとかいじゅうのくに ~おむすびころりん より~
児童書【日本昔ばなし編】ミラクル星人は、うっかりおいしいおむすびを穴の中に落としてしまいます。それを食べたかいじゅうたちは、大喜び。お礼にかいじゅうたちは、ミラクル星人をおやしきにまねいてもてなしました。それを知ったガッツ星人も、おむすびを穴になげこむのですが・・・【目次】
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かたづけしないとどうなるの?
児童書【すくすく知育編】お部屋が散らかっているとどうしていけないの? なぜいつも「片付けなさい ! 」って言うの? こんな子どもの疑問に対して、ウルトラセブンとバルタン星人が実体験をもとに「どうしてなのか?」を優しく導いてくれます。“すってんころりん”するバルタン星人を反面教師として、片付けの意識が自然と芽生える「最初のお片付け指南書」となっています!【目次】
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カネゴンとかきのたね ~さるかにがっせん より~
児童書【日本昔ばなし編】カネゴンはもっていたおにぎりをメフィラス星人のかきのたねとこうかんしました。やがてかきのたねはおおきな木にせいちょうしてたくさんのかきのみがなり、カネゴンは大喜び。ところがカネゴンはかきのみをとることができません。そこへ仲間が現れて・・・!?【目次】
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ガラモンとりゅうぐうじょう ~うらしまたろう より~
児童書【日本昔ばなし編】ある時ガラモンが浜辺を歩いていると、子供たちが恐竜戦車をいじめていました。「こらこら、いじめるのはやめなさい!」ガラモンが飴をあげてたしなめると、子供たちはいじめるのをやめました。恐竜戦車は大層お礼を言って、どこかへ去って行きました。ある日のこと、海で釣りをしていると、どこからかガラモンを呼ぶ声が!? 海の中から恐竜戦車が呼んでいるではありませんか!「この間のお礼にりゅうぐうじょうへご案内させて下さい」 美味しい食べ物、にぎやかな踊り…大歓迎されたガラモンは時を忘れ楽しみました