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捨てた紙、捨てられない紙
文学「なんでこんなものまで取ってあるんだよ!」と、過去の自分に対して腹が立つほど、各時代の自分が捨てられずに残してきた紙たちが部屋のあちこちから現れる。どうして捨てられないのだろう……膨大な量の紙を見つめて、改めてそれら一枚一枚に対する思い入れを文字にしてみようと思ったーー(あとがき「捨てた紙」より)誰もが家のどこかにある〝捨てられない紙〟。そこに浮かび上がるのは、ささやかな日々の記録、今はもうない店や場所、家族や友人との時間……それらを乾いたユーモアと柔らかな愛をたたえた視点で炙り出す珠玉のエッセ
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あぢさゐだつたらあぢさゐの中
詩/短歌/俳句存在と非存在の境界を問い繫がりを模索し続ける渡辺松男の新たな地平線が、この歌集から見えてくるかりん叢書451篇装幀/装画 外間隆史〔未明編集室〕【収録歌より】泡だから泡だつてゐる泡の中 あぢさゐだつたらあぢさゐの中日に一度巻いてやらぬと古時計止まつてしまふ かういふの好きかがみの奥のわたしから手ののびてきてどんなにのびてもわれへとどかぬ石楠花の群落のなかに耳をおき耳よ愉しめわれは去るから至仏山頂上に立ち日輪は天にある傘闇をさえぎる【目次】もくじⅠ悲牡丹しうめいぎく傘古時計靴ポケットひまはり鏡短刀
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ウエンディたちの祈り
詩/短歌/俳句この世界は奇跡でつながっている。未来も、過去も、命も、凶暴な獣たちが吐く炎も。ここで、あなたは迷い、自分を探すだろう。それでも、きっと見つけられる、まだ先に歩いて行ける。これは、そう感じさせてくれる祈りの言葉たちだ。幾原邦彦(アニメーション監督)栞:「生命のトゲを抱きしめる」東直子/「 祈りの正体」 戸田響子自選5首友達はOLさんになっていた(くらげになると言っていたのに)蚊柱が巨大なマリア像になりわたしを川へ行かせはしない星の死を見たいとあなたが言ったから五十億年おしゃべりしよう何にでもなれる
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オランジェット
詩/短歌/俳句海に架かる橋はたてごとその弦をつまびく指をゆめみて待たず「笠木拓という作者は、こんなにもふとぶとと言葉と命を太らせ、命がけで言葉の「遊び」を尽くそうとしている。怖いな、と思う」(川野里子)「しずかで、時に大胆で、繊細で、そして果敢な戦いの歌。笠木さんの世界には、この時代を生きる人の言葉が現実と切り結ぶ、吹きぬける風のような精神がある」(黒瀬珂瀾)「どうがんばったって、世界は悲しい。だが、悲しい世界を生きていくとき、その悲しさを自覚していることは強さだと思う」(初谷むい)【収録歌より】濃くうすく色
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警視庁刑事 鈴木由美 第三話
文学窃盗犯から刑事になった鈴木由美。初日から事件を解決。翌日も警視庁へ向かうが、またその日も事件を解決。上司の福田からは煙たかられるが、なんだか面白くなってきた鈴木由美だった。銀行強盗発生。由美はまた現場で、事件の経過に何か納得がいかなかった。そしてその夜、明日が非番だということで、同僚と飲みに行くことに。話していくうちにその同僚の家が、自分の家のすぐ近くだと判明。【目次】表紙 警視庁刑事 鈴木由美 第三話奥付
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ザ・ブック・オブ・ザ・リバー
詩/短歌/俳句フーダニットの針が挿さってゆく水風船【収録句より】ずっとのろしをみていた鼻行類の図鑑奥村という説得を思いつく未確認飛行物体(F・カフカ)砂漠から巨大舞妓が立ちあがる9の字を校庭に描く時の暮れバカミスに犬小舎をでる犬 朝だ納屋を焼く完全言語もとめつつ【目次】第一章 モルグ街の殺人第二章 父が消えた第三章 森の生活第四章 失踪日記第五章 言葉と物第六章 われ逝くもののごとく第七章 非現実の王国で第八章 重力と恩寵第九章 櫻の園第十章 時間第十一章 S,M,L,XL第十二章 天井桟敷の人々第十三章 燃
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スーパー!ウルトラ!デラックス!第6話 三姉妹探偵物語
文学これは、漫画原作予定だった作品。誰か漫画にしてくれる人、募集中です!父親が亡くなり、それぞれ事情がある娘の三姉妹は、父親の「白金探偵事務所」を継ぐことに。そして自称「スーパー!ウルトラ!デラックス!」として活躍をし始める。そのシリーズ第6話。今回の依頼人はなんとハル。消えた元彼を探して欲しいと。色々と調査して行くうちに、元彼はまたも半グレだった。ハルが元彼に貸した百万を取り戻すべく計画を立てるが、また下田を巻き込むことに。【目次】表紙 スーパー!ウルトラ!デラックス!第6話奥付
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増補新装版 ライナスの毛布
詩/短歌/俳句小沢真理『世界で一番優しい音楽』たっぷりと未来が用意されている頰にそうっとおやすみなさい【少女漫画の短歌化】チョコよりあまい恋があるってホントですか? より ほのかさんの一行は、なまえのない気持ちをとじこめた、一本の野の花のよう。この本は、大好きなひとに贈りたい花束です。小沢真理(漫画家)【収録歌より】抱えると重みがふふふふふくらますふろくを包みふくらむりぼんしんにょうをスルリと描く祖父の手よ歩んできた道ぼくに聞かせて絵付師が鳥に滑らす青色の羽の裏にはヘレンドの印突然にながくなりたる祖母の名に生
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FULL L
詩/短歌/俳句そろそろ神離れが必要です詩において人間の生が更新される。そのとき生じるものを抒情と呼ぶことは可能だろうか。私は可能だと考える。(蜂飼耳「振動という基底に降りる」2022/6「現代詩手帖』より」)【目次】count5:FULL LIFE世界モニタcount4:FULL LOCKEDFULL LOCKED(デグチナシ)偽振動(ふるるるる)太陽視覚浮遊期破線史count3:FULL LENGTHFULL LENGTH(トーシンダイ)ソーラー・ブック増補改訂版虚色(ソライロ)マーケットテイジョウヘイワノ
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身柄送検 第1章から第4章
文学警視庁恵比署管内で殺人事件が発生。一人が物証の凶器を持ち自首。それで解決と思われたが、そこから四人が自首。被害者の血痕と一致する凶器を持って。だが、それぞれの供述には、なんだかの不自然さが。捜査一課の滝川がその解決に挑む。【目次】表紙 身柄送検 第1章から第4章奥付
