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舞踏会
文学妻と娘との三人家族のわたしは、職場でも家庭でも孤立していき、限られた小遣いの中でわずかな喜びを見出す日々。強靭な精神を持つ妻に太刀打ちできないわたしは家出することで抵抗するが ・・・「愛の様式」 この世界はしらふで生きていられる場所じゃない。勝者しか存在を許されない会場で、ぼくたちは倒れるまで下手なダンスを踊り続けるしかない ・・・「舞踏会」など、「ことばと」掲載の表題作を含む5編を収録。【目次】愛の様式冷たい丘舞踏会ひだまりの森友情(浜大津アーカスにて)
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レースの村
文学大学の友人サクマの帰省に同行したぼくは、そこで幽霊と暮らす奇妙な村人たちと出会う…「幽霊番」。女性だけの村で育った卯月と、「騙されちゃ、だめよ」と云い、突然いなくなってしまったハルカ。サナさんの秘密の儀式を偶然目撃した卯月は、自分の知らない世界があることに気づいてしまう…「レースの村」。透明になった犬の夢二、病気がちで寝たきりの姉綾子とともに過ごす日々はあの雪の日のように儚い…「透明になった犬の話」。綻びのできたレースのように繊細で不可思議な世界を紡ぎだす四編の物語。【目次】幽霊番レースの村空ま
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男性諸君に物申す
官能恋活アプリで出会ったさまざまな男性の標本集。男性たちとの間で巻き起こったあんなことやこんなことを完全ノンフィクションで物申す!男女間における感覚のズレを具体的に解説。恋愛や性行為における男性の勘違いや思い違いを匡正する教科書系のショートエッセイコンテンツ。【読者レビュー】◆何度も頷き大爆笑しました。◆男性の気持ちを書いた読み物は世に沢山ありますが女性の素直な気持ちを書いた本は少ない。そういう意味でもこの本には他にない価値があると感じました。【目次】【プロローグ】【第1章 – 恋文編】01 セフレ
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野原できみとピクニック
文学優弥はある日、繁華街で男子高生に絡まれていたところを、通りかかった稀星に助けられる。裕福な家に生まれ、進学校に通う優弥と、底辺校に通いながら、家計を助けるためアルバイトにいそしむ稀星はお互いの違いにとまどいながらも、しだいに惹かれあっていく。育ってきた環境が、まったくちがう2人が恋に落ちたら、見える世界はどう変わるのだろう。2人の恋が現代日本を映しだす、格差社会のラブストーリー。
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ぼくは気の小さいサメ次郎といいます
文学顔がこわいのでみんな逃げてしまって友達ができない、サメのサメ次郎が手紙を書きました。気ままに旅をするウミガメのカメ次郎から話を聞いた「コンブ林のプカプカさんへ」です。その手紙はプカプカに届いたのでしょうか?
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月刊 ココア共和国 2021年6月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、生駒正朗、岩佐なを、京のふじ、クマガイコウキ、能美政通、真土もく、八城裕貴の9名。投稿詩傑作集として31名、佳作集には128名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【目次】
