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「一人」のうらに 尾崎放哉の島へ
エッセイ「「咳をしても一人」の句から始まった放哉の島への旅は、「一人」にしがみついているぼく自身からの旅でもあった。小豆島で放哉を想いつつ、自分をふり返る。「一人」ということばをつぶやくと、とたんに「一人」のうらから別の声が聞こえてくる。」(本書より)一人で生きるとはどういうことか。元看護師の臨床哲学者が、絶望の日々に救いを求めた放浪の俳人・尾崎放哉。放哉の遺した俳句を読み解き、その足跡を追って小豆島を旅しながら、人間の生と死を深く見つめる。心理学者・浜田寿美男との対談を収録。新たに1篇を加え、電子書籍
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新版 すぐ使える!トラベル台湾語
各国語前半に、発音・文法の基礎、あいさつ・数の数え方などの基本表現をコンパクトにまとめている。本文会話は全33課で「交通・道順」「ホテルにて」「食べる」「買い物をする」「観光する」「トラブル」「出張一日目」「出張二日目」のテーマごとに関連表現を解説。各課は会話(教会ローマ字、台湾語漢字、矢印式声調記号、カタカナで表記)、ポイント、日本語訳、単語、中国語訳、解説、ひとくちメモからなる。旅に役立つコラムも満載! *本書は『すぐ使える!トラベル台湾語』(日中出版、2007年)の新版です。【目次】○発音文法基
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フェオファーン聖譚曲op.3 鮮紅の階
文学天空から舞い降りし断罪者によって行われた、三箇所の方面騎士団本部への同日襲撃。フェオファーンの計画が順調に進む中、オローネツ辺境伯爵領の領主・エウレカ・オローネツは、深い苦悩に耐え続けていた。固く心を閉ざしているかに見えたオローネツ辺境伯爵を、アントーシャは温かな言葉でそっと包み込む。そんな二人の姿を見た家令・イヴァーノは、主人に対し、墓場まで持っていくつもりだった重大な秘密を打ち明ける。領民のため、自らの正義の道をひた歩くオローネツ辺境伯爵に投げかけられる、呪詛の言葉。気高き地方領主が流す、唯
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ロマンスを探せ!1
女性マンガ目つきは悪いけど、可愛いぬいぐるみを拾った女子高生の沙里。するとぬいぐるみが喋りだした! 自分が元の世界「ロマンスの国」に帰るのを手伝ってほしいと頼まれて…!?【目次】
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ロマンスを探せ!3
女性マンガ女子高生沙里が拾ったのは、喋るぬいぐるみ・サイード。元いた世界「ロマンスの国」に帰る手がかりを探してデパートの「ロマンス展」へやって来たふたりだが、会場で突然サイードが倒れてしまい!?【目次】
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ロマンスを探せ!2
女性マンガ沙里が拾った喋るぬいぐるみ・サイード。元いた世界「ロマンスの国」に帰りたいというサイードの願いを叶えようとするが、サイードは沙里の高校についてきてしまい迷子になる。変な保険の先生につきまとわれて…?
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愛を貫く タコス・トレス・エルマノスの革命
エッセイ本場メヒコから火が着いた。なぜ日本のタコスとここまで違うのか?「メヒコのタコスそのものが食べられる」と、日本よりも先にメヒコ本国で話題になったタコス・トレス・エルマノス。8万人いるインスタフォロワーの7割が外国人で、原宿店は世界各地から集まる観光客の新しい巡礼スポットとなっている。店内はスペイン語が飛び交い、「ストリートフードとしてのタコス」をその文化ごと伝えるスタイルで、連日開店前から大行列、売り切れが続き、代表・古屋大和の愛情あふれる歯に衣着せぬパーソナリティもあり、熱狂的なファンを日々増や
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地球に落ちてきたイトコ
ライトノベル高校一年生のあたし、百武千晶は、引っ越しで荷物を整理中に、引き出しの奥から奇妙な日記を発見した。NYからやって来て同居しているイトコのホシオがエイリアンだという、S F小説みたいなもの。でも、あたしに書いた記憶はないし、ホシオも心あたりはないという。そんな折に、ひょんなことから知り合ったキャサリンこと安藤数子というお嬢様が、ホシオにすっかり夢中になってしまう。豪邸でのパーティーや豪華ディナーにプレゼント三昧。ホシオもまんざらでもない様子で、あたしは気が気でない。ところが、そんなあたしとホシオは、
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人らしく人を導く 武道の教えでビジネスを進める
経営/経営学本書では、自然に人が付いてくるリーダーになるための考え方や、これまでのやり方を変えるべきところを古い武道の教えと最新のリーダーシップ論の融合から学ぶことができる。面白みがあり考えさせられる古い寓話と、論理的な心理研究による多方向からのアプローチにより、著者の経験と考え方が読者のキャリアにも応用できる方法論に昇華されている。仕事だけに偏るのではなく、心身の健康を保ちつつプライベートを充実させたいと願う人にとっては必読の一冊となっている。【目次】(一部抜粋)第一章 人生の調和を見出す第二章 一線を引
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普通の奴らは皆殺し インターネット文化戦争 オルタナ右翼、トランプ主義者、リベラル思想の研究
社会学オルタナ右翼・トランプ主義者研究の最重要書本書は、2010年代初頭に起こったインターネット文化戦争を忠実に記録し、それが2016年のドナルド・トランプ大統領誕生に大きな役割を果たした「オルタナ右翼」となって発展する道行きをマッピングする。オルタナ右翼の特徴が、60年代カウンターカルチャーに由来する「侵犯的な反道徳スタイル」だとしたら? 本来リベラルであったインターネットのサブカルチャーは、どのように右傾化し、メインストリームを征服していったのか?【目次】序章 希望からゴリラのハランベに第1章 リ