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季刊邪馬台国129号
歴史一般弊誌、『季刊 邪馬台国』は1979年の創刊から約40年にわたり全国に向けて古代史情報を発信し続けている、古代史専門誌です。今回は、平成27年11月に福岡県久留米市で行われた「邪馬台国全国大会」をレポート!【目次】■巻頭言 プロとアマチュア■時事古論 第3回「卑弥呼の宮殿は、どこにあったのか?」■総力特集 邪馬台国全国大会in福岡邪馬台国時代の久留米東アジアと倭の政治考古学からみて邪馬台国大和説は成り立つか? 卑弥呼の墓は、すでに、発掘されている●福岡県平原王墓に、注目せよ●≪考古学レポート≫「庚
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季刊邪馬台国127号
歴史一般弊誌、『季刊 邪馬台国』は1979年の創刊から約40年にわたり全国に向けて古代史情報を発信し続けている、古代史専門誌です。今回は「奴国の時代」と題し、奴国について特集!【目次】巻頭言 古代からのメッセージ考古学から観た 邪馬台国大和説への疑問(2)時事古論 第1回 わが国最古の青銅鏡 「多紐鏡」の鋳型の出土総力特集 奴国の時代 第1弾!奴国の時代(1)須玖遺跡群における近年の調査について奴国発掘福岡市博物館特別展 新・奴国展~ふくおか創世記~ 奴国と金印の時代をモノ語る考古学資料が一堂に集結‼
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季刊邪馬台国128号
歴史一般弊誌、『季刊 邪馬台国』は1979年の創刊から約40年にわたり全国に向けて古代史情報を発信し続けている、古代史専門誌です。今回は「奴国の時代」と題し、127号に続き奴国について特集!【目次】■巻頭言 『魏志倭人伝』なかりせば■時事古論 第2回 「年代論争-縄文・弥生はいつからか?」■総力特集「奴国の時代」第2弾!奴国の時代(2)奴国の東 ―大野城市の弥生時代遺跡―安徳台遺跡群について奴国の遺跡群『三国志』の写本検索●考古学入門講座 第2回 「弥生式土器」●全国邪馬台国連絡協議会第2回九州地区大会
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具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ
哲学/思想永遠にかみ合わない議論、ネットでの炎上、罵り合う人と人。その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から検証。具体的言説と抽象的言説のズレを四コマ漫画とシンプルな図解で表現。【目次】序 章 抽象化なくして生きられない第1章 数と言葉第2章 デフォルメ第3章 精神世界と物理世界第4章 法則とパターン認識第5章 関係性と構造第6章 往復運動第7章 相対的第8章 本質第9章 自由度第10章 価値観第11章
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東北・蝦夷の魂
文化/民俗東北は古代から中央政権に蹂躙され続けた。阿弖流為(あてるい)vs坂上田村麻呂、安倍貞任・藤原経清vs源頼義、藤原泰衡vs源頼朝、九戸政実vs豊臣秀吉、奥羽越列藩同盟vs明治新政府。5度の侵略戦に敗れ、奪われ続けた資源と労働力。そして残されたのは放射能…。中央政権が抹殺した東北の歴史を活き活きと復元する高橋克彦氏の真骨頂が遺憾無く発揮され、虐げられたゆえに生まれる強さや優しさが東北の魂であり、その魂こそが未来を拓くと説く。先人たちとの絆を心で感じる渾身のメッセージ!【目次】〈序幕〉追われる人々〈第
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秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争 東方社が写した日本と大東亜共栄圏
日本近代史東方社は陸軍参謀本部の傘下で、対外向けグラフ雑誌『FRONT』など写真宣伝物を制作していた団体である。東方社のカメラマンが、戦時期に国内および海外で撮影した写真を中心に、アジア・太平洋戦争と戦時期の内外の社会を振り返る。陽の目を見ることなく眠っていた写真2万点のなかから200点を精選し、詳細な解説とともに紹介。陸軍参謀本部傘下の写真工房〈東方社〉の実像に迫るとともに、当時の日本・中国・東南アジア各国の変動していく社会をとらえる。カメラマンたちの視線をとおして見つめる戦争と社会。【目次】第1部 国
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マーシャル、父の戦場 ある日本兵の日記をめぐる歴史実践
日本近代史戦時中、南洋のマーシャル諸島では多くの日本兵が餓死した。そのひとり、佐藤冨五郎が死ぬ直前まで綴った日記と遺書は、戦友の手を経て息子のもとへ渡り、73年の時を超えて解読されることになる。そこには、住み慣れない島での生活、補給路が絶たれるなかでの懸命の自給自足、そして祖国で待つ家族への思いが描かれ、混乱と葛藤のなか、死へと向かう約2年間が精緻に記されていた。〈70年以上前に・南洋で・餓死した〉日本人といまをつなぐ、〈想像力〉の歴史社会学。【目次】名もなき人びとへの想像力/大林宣彦第1章 冨五郎をめぐ
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言論抑圧 矢内原事件の構図
歴史一般1937年、東京帝国大学教授の矢内原忠雄は、論文「国家の理想」が引き金となり、職を辞した。日中戦争勃発直後に起きたこの矢内原事件は、言論や思想が弾圧された時代の一コマとして名高い。本書は、出版界の状況や大学の内部抗争、政治の圧力といった複雑な構図をマイクロヒストリーの手法で読み解き、その実態を抉り出す。そこからは愛国心や学問の自由など、現代に通じる思想的な課題が浮かび上がる。【目次】序章 矢内原事件とマイクロヒストリー第一章 言論人としての矢内原忠雄1 戦前・戦中の活動と生活2 政府批判とその真
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反「暴君」の思想史
哲学/思想「暴君」なんて昔の存在、「暴政」なんてよその国のこと……本当にそう言いきれるだろうか? 真の暴君は暴君であることを隠す。それを見破る目をもたなければ、あなたは知らないうちに暴政のなかにいる。アリストテレス、オッカム、『葉隠』、吉田松陰など、古今東西の政治思想家の闘いの軌跡をたどり、反「暴君」の論理=「共通善」の思想をさぐる!【目次】第1章 「暴君」は今もいる1 現代日本「危機論」「再生論」の陥穽2 「理想」と「現実」の倒錯3 「共通善」に対する倫理的義務第2章 暴政とは何か1 古代中国における「
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ドイツ バイエルンのラジオ日記。
地理一般バイエルン州には世界的に有名なノイシュヴァーンシュタイン城など観光客だけでなく、地元民にも愛されているスポットがある。他にも多くの魅力があり、特に外国では知られていない事も沢山ある。筆者はドイツバイエルンに住んで約40年。2008から 2018年までの10年間、 NHKラジオ深夜便ワールドネットワークで約100回にわたり、バイエルンの伝統、風習、及び一般庶民生活やそれにまつわる喜びや問題点など、長年住んでみなければ分からない事実をレポートした。それを元に、さまざまなテーマに分け、本としてまとめて