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伊丹万作とその系譜 異才たちの日本映画史
映画『赤西蠣太』『無法松の一生』『国士無双』などの名作を産み出した映画作家・伊丹万作を軸に志賀直哉、小津安二郞、黒澤明、橋本忍、竹内浩三、野上照代、山田洋次ら、伊丹の周辺をめぐる人間模様を描きだす、異色の日本映画史。【目次】第一章 竹内浩三「骨のうたう」――戦死二三歳第二章 西の竹内、東の野上照代第三章 竹内はなぜ伊丹万作の門を叩いたか第四章 伊丹から橋本忍へ第五章 黒澤明と映画人の戦争責任第六章 志賀直哉『赤西蠣太』の映画化第七章 志賀から小津安二郞へ第八章 山田洋次と伊丹『無法松の一生』、そして
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山田洋次と寅さんの世界 困難な時代を見すえた希望の映画論
映画『男はつらいよ』という映画は、無縁社会、自殺社会、そして3・11などの困難な時代に、ひとつの希望を与えてくれるものであり、映画が社会と時代に対して、なんらかの力をもちうることを教えてくれる。【目次】第1章 解放された空間「とらや」第2章 小津安二郎を受け継ぐ山田第3章 『男はつらいよ』は《仮題》だった!第4章 大ヒット――リリー、そして吉永小百合も登場第5章 下町こそ故郷第6章 愛の変貌第7章 おさきにどうぞ第8章 『釣りバカ日誌』と寅さん第9章 無縁社会に抗して生きる寅
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Distance わたしの#stayhome日記
絵画/作品集2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けた今日マチ子さん。頑張る人にそっと寄り添うような視点で描かれた一冊です。漫画家・今日マチ子さんの想いが詰まった1年間の日記のような作品集。【目次】◆April 20204/7 7都道府県に緊急事態宣言「人の接触 最低7割極力8割削減を」4/11 国内の1日の感染者数多数の700人超4/16 緊急事態宣言全国に拡大◆May 20205/4 政府「緊急事態宣言」5月31日まで延
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木石の詩
写真一般新山清は旭光学(アサヒペンタックス)で東京サービスセンター所長を務めアマチュアカメラマンの指導していた。1969年5月13日、指導の帰りに目黒駅近くで精神異常者の兇刃に倒れて急逝する。この写真集『木石の詩』は新山と親しかった友人らによって作られた遺作集でその選者は浜谷浩、植田正治、縁川洋一、鈴木八郎と言った60年代を代表する写真家達が名を連ね、新山清の交友関係の広さが窺われる。(編集・デジタライズ:五味彬)【目次】語りつくしたかった新山さん岩間倶久新山君の憶い出 植田正治新山さんを偲ぶ魚住励新山
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「チリに行こう!」と、マリアが言った。 South America
写真一般チリ、ボリビア、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチンを巡る女子二人の旅。写真集であると同時に、それぞれの国で体験したエピソードがふんだんに盛り込まれている旅行記でもある。横木安良夫がプロデュースした写真集を五味彬がデジタル化。巻末に作者が撮影した都市をGoogle Earthで見る事ができる。【目次】「チリに行こう!」と、マリアが言った。 日本を発つ日チリ滞在1日目チリの市場で買い物アパートでのトラブルチリでの洗濯サンティアゴ散策出会いは突然に美人の苦労チリでは『ドン・キホーテ』が必読書
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ShINC.MAGAZINE-D/01
写真一般ShINC.MAGAZINE-D 創刊号 特集:主観写真 新山清Talking About: 立木義浩が語る土門拳、石元康博、堀内誠一、山岸章二 / 横木安良夫語る立木義浩のスナップ写真。デジタル写真雑誌。編集 五味彬 シンク出版(刊)ShINC【目次】ShINC.MAGAZINE/01Return To Subjective PhotographyKiyoshi Niiyama新山清 Biography 1911年-1969年ShINC… 堀内さんついて聞かせてください。ShINC… 最初の仕
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Europe 1973 センチメンタルジャーニー
写真一般振られた彼女を追いかけ失恋旅行、20歳の五味彬が撮った100枚を超えるスナップ写真と、五味の師であった横木安良夫の五味彬の写真人生、生徒であった大和田良はスナップ写真について語っている。巻末には五味が訪れ撮影した都市をGoogle Earthで見ることができる。【目次】「失恋旅行」五味彬の、まずは写真人生のはじまり。中目黒の喫茶店で…お父さん、昔は写真上手だったのね。家に帰りたい。僕の人生『万事が塞翁が馬」Google EarthAKIRA GOMI BiographyPublication N
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世界街頭広告図鑑 街頭広告に映し出された1980年代の世界のイメージ
写真一般1980年代、世界各国を旅しながら、街角でランダムに切り取っていった街頭広告のビジュアル図鑑。だれもが日常的に目にする街頭広告から、その国や地域の人々の姿、考え方、感受性、夢や絶望などを短くコメントしたビジュアル付きのエッセイ集。【目次】・前書き・ジャパニーズ・イメージ・パブリック・イメージ・各国別街頭広告図鑑 アメリカ合衆国/イギリス・アイルランド/フランス/西ドイツ(ベルリン)/ソビエト連邦/スイス/ギリシア/イタリア/インド/タイ/フィリピン/中華民国・都市の貌、ウォールペインティング・あ
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Hommage à “Histoire de l’oeil / Story of the Eyes” de Georges Bataille Inspired by the most erotic and violent novel of 20th century
写真一般"Story of the eyes" by Georges Bataille is probably the gigantic monument of erotism and violencein the world of 20th-21st centuries. The origine of human conscience is the eyeball. The trees survive far longer than human being. Both of them are twis
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ジョルジュ・バタイユ「眼球譚」頌 二十世紀で最も凶暴な官能小説から
写真一般ジョルジュ・バタイユの「眼球譚」は、それを否定するにしろ、肯定するにしろ、20世紀から21世紀の世界で、官能と暴力を描く上では避けて通れない巨大な石碑だろう。意識の根源である眼球と、人間よりはるかに長い生命を持つ樹木は、苛烈な自然と耐えがたい時間の中で、ねじれ、裂け、悶え、叫ぶ。そのさまを、モノクロームのデッサン的な写真で定着しようとした作品群である。