-
月刊 ココア共和国 2023年11月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、齋藤 貢、中本道代、道森祐輔、滝本政博、藤野 栞、真土もく、能美政通、伊藤テルの10名。投稿詩傑作集として44名、佳作集には101名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【
-
君を愛さずにはいられない~失われた記憶と再びの恋~ ルーニカノベルス
ライトノベル戦地で消息不明になっていた夫ネイトが帰ってきた。だが彼は大怪我の影響で五年分の記憶を失い、妻であるグレースのことも忘れてしまっていた。さらには、グレースとの結婚について「何かの間違いでは」と呟く。かつて明るく語りかけてくれた夫は、今は寡黙で、グレースの視線から逃れるように目を合わせてくれない。密かに傷つくグレースだが、彼に思い出してもらうために奮闘する。一方ネイトは、グレースに惹かれる自分に気づいていたが、彼女に微笑みかけられるたび、今の自分のふがいなさと、過去の自分への嫉妬心が湧き上がり……。
-
草羽映見短編集1 異世界から来た聖者が解説する『魔法使いのなり方』教えます
ライトノベル草羽映見、最初の短編集。ファンタジー作品。ライトで読みやすい短編三作を掲載。「異世界から来た聖者が解説する『魔法使いのなり方』教えます」はEimi企画2022年秋冬企画の作品。6年生の東名絢子の異世界ハプニング。『眠り姫の恋』優子は午後7時には床に就くという周囲から眠り姫のと呼ばれる美少女。主人公万里江との友情物語。軽いブラックユーモア的な短編。『ここに竜がいる。』竜のりゅういちの成長を辿る抒情詩。人間界に住む竜は何を考え生きているのか。今回絵本として完結させることが出来た詩。【目次】異世界から
-
婚約者面する闇落ち魔王が私のスローライフを邪魔してきます!(1) ルーニカノベルス
ライトノベルうさぎ獣人として異世界に転生したアリーゼは、立場の弱い獣人なのに聖力という珍しい癒やしの力を持つために、ひとり過酷な労働を強いられていた。過労死した前世の二の舞はごめんだと、自分をこき使う正教国から逃げ出し、魔族の国との国境の町で出会った獣人の孤児たちと生活をすることに。アリーゼはそこで診療所を開いて日銭を稼ぎつつ、家ではもふもふ獣人の子供たちに癒やされ、幸せな日々を送っていたのだが――。診療所に、全く治療の必要がない俺様チート魔王がやってきて、「××の腫れを治せ」と強引に迫ってきて――!?【目
-
リモーネ、リモーネ ファブリ歌集
詩/短歌/俳句〈あさやけのすっぱい光に目覚めれば水平線はリモーネの色〉リモーネはイタリア語でレモン。2015年来日したイタリア生まれの歌人が、爽やかで繊細な感性で自身の想いや目にした情景を三十一文字で表した第一歌集。イタリア語と日本語の境界を軽やかに行き来し揺れながら紡ぎ出される独特の表現は、色彩とユーモアに溢れ時に切なさを持って読み手の胸に沁みてくる。〈ジェラートを千個くださいと言いたいな楽しい夏はバニラの色よ〉〈東京入国管理局へゆくバスのさびしい窓によりかかる朝〉等145首を収録。出版/喜怒哀楽書房【目次
-
金門島戦跡ガイド 「台湾有事」の最前線を歩く
戦記金門島の全島に張り巡らされた数々の市街戦用地下坑道、地下砲台、地下軍港、そして全島の周囲に張り巡らされた巨大な要塞型のトーチカと海岸を埋め尽くす軌條砦。ここは紛れもなく中国との最前線の要塞島だった。しかし今、台湾政府は、この要塞島の軍事施設を全面公開し、平和学習に提供。金門島住民もまた、要塞島を中国との架け橋―交流の場として位置付けている。この本は、金門島の戦跡全体を初めて本格的に調査。【目次】目次はじめに 金門島戦跡の行き方ガイド 第1章 「台湾有事」の最前線・金門島の現在第2章 金門県の県都
-
声の地層 災禍と痛みを語ること
エッセイ多くを失い身一つになっても、集えば人は語りだす。伝える人と、耳をすます人の間に生まれた、語り継ぎの「記録文学」。「すこしの勇気を持って、この人に語ってみよう、と思う。その瞬間、ちいさく、激しい摩擦が起きる。マッチが擦れるみたいにして火花が散る。そこで灯った火が、語られた言葉の傍らにあるはずの、語られないこと、語り得ないことたちを照らしてくれる気がして。それらを無理やり明るみに出そうとは思わない。ただその存在を忘れずにいたい」(はじめに)【目次】はじめに――語らいの場へようこそ第1章 おばあさんと
-
SENTIMENTAL JOURNEY<矢代俊一シリーズ22>
ボーイズラブアメリカ・ツアーでニューヨークを訪れた矢代俊一はバンドメンバーと別行動でかつての恋人と会い、また金井恭平との逢瀬を時を持つ。しかし、ツアーの歓迎パーティ会場に現れたニューヨーク在住のピアニストとのトラブル、懸念されていた森晃一の力不足が露呈するなど不穏な要素をはらみつつデトロイト、ロサンゼルスとツアーは進んでいく。それはグループにも矢代俊一本人にも先送りにされていた問題の総決算を予感させるものでもあった。矢代俊一シリーズ第22巻。
-
動止フォトグラフ 国鉄485系 JNRマークが輝いた時代
鉄道「鉄道写真の神様」として70年。そのファインダーを通り過ぎた「鉄道の瞬間」は数知れず。毎月刊行される「自薦傑作選」としての電子フォトブック【HIROTA SELECTION!】13巻には、広田氏が編み出した“流れる形式写真”の新技法である「動止フォトグラフ」が登場。その第一弾はJNRマークを輝かせて疾走する「国鉄特急」の代表格・485系。サイドビューを捉えた高精細な画面から、同じ形式でも個体番号によって異なるディテールを持つ鉄道車両の魅力を存分に感じ取ってほしい。 【目次】 表紙、総扉、
-
オレ様☆女王様 【合本版】
BLコミック【合本版:単話配信の1~5話を収録】【描き下ろしマンガ4P収録!】【紙単行本刊行時のおまけマンガ3Pも!】超オレ様な先輩・粟谷に、高校時代から振り回されてきた昌哉。同じ大学に入ったけど、別に追いかけたわけじゃない。でも先輩が男と付き合ってるという噂を聞いて心がざわつく。軽口で「お前に彼女なんて生意気だ!」と言われたその瞬間、昌哉は「男ならいいんスよね?」と先輩を押し倒して!?