-
富士山を壊すのは誰? 富士山登山鉄道構想が観光立国日本をダメにする
社会問題神宮外苑の次は富士山の破壊! 日本人の心の山である世界遺産富士山に湧いて出た山梨県の「富士山登山鉄道構想」。五合目の大規模開発を伴う計画は建設費1,400億円。どこまで膨らむのか疑わしい予算、一度失ったら戻らない自然を壊すずさんな計画はどこかで聞いたことがあるようなもの。世界の観光の最先端を知り尽くし、世界遺産登録運動の先導役を務めた「富士山学」の権威、国立公園の研究者らが富士山の本当の魅力、「登山鉄道」の危険、無謀さを明らかにする。開発を抑制し、原生に近い自然が残っていればいるほど、価値が高ま
-
シン・ファイヤー
マネープラン/投資インフレだ、円安だ、老後不安だ、という「お金の心配」から自由になるための、誰にでもできる、たったひとつの冴えたやり方。【目次】はじめに1 FIREってウチらのことなんじゃ?みんなFIREを目指しているのかFIREは幸せ?FIREど真ん中世代隠居はFIREか?仕事をしないって、つまらんことだなお金には全賭け(ルビ・フルベット)しないへぇ~、そういう土俵があるんだ~さまざまな投資ほんわかした幸せコスパ返し主語の小ささ2 FIRE前夜を振り返る大原扁理、世界一周の旅人間の機械化スタバでMac広げている
-
アクションリサーチ 実践する人間科学
社会学「アクションリサーチ」は、私たちが直面している問題の解決に向けて、研究 者と当事者の人々とが共同で取り組む実践を言います。それは多くの場合、現 場での息の長い活動となります。本書は、「クロスロード」という防災ゲーム を媒体とした数年間にわたる防災研究や、阪神・淡路大震災の体験の語り部活 動を中核とした10年にわたる共同的実践について報告しながら、アクションリ サーチとはどのような方法なのか、その魅力と研究に伴う責任とは何か、それ を研究としてどう記述すればよいか、理論的基盤としての社会構成主義と
-
3.11慟哭の記録 71人が体感した大津波・原発・巨大地震
社会学正体不明の“つなみ”が悲しみだけを残していった―3. 11大震災の生々しい体感,慟哭と彷徨,絶望から再起への想いを,宮城・岩手・福島27市町村71人の被災者が自ら書き下ろした“震災エスノグラフィ”。「人類史に残る記録」と大反響を呼ぶ。【目次】大津波 ババのへそくり 泥の中─南三陸町志津川廻館 佐々木 米子ここは津波常襲地─南三陸町戸倉字波伝谷 後藤 一磨大川小学校で愛する娘を亡くす─石巻市旧河北町 狩野 あけみ妻や孫を呼ぶ声だけが谷間に谺する─石巻市北上町十三浜大室 佐藤 清吾大津波に何回も呑ま
-
日本のインテリジェンス工作 陸軍中野学校・731部隊・小野寺信
政治平和憲法下、日本は軍備を放棄し、戦争をしない国になったはずでしたが、最近、集団的自衛権を容認する「安保法案」なるものが成立し、中国・北朝鮮の強硬姿勢などと相まって、戦争が現実味を帯びてきています。多くの犠牲をはらって得られた「平和」を死守するためにも、戦争とは何か、どのようにして起こり、いかに行なわれるのか、その現実を知らざるを得ません。 本書は、なかでも日本人が見落としてきた、戦争における「情報」の役割に焦点を当てて、宣伝・諜報・謀略などのインテリジェンス活動の歴史を振り返ったものです。 陸軍
-
呼び覚まされる霊性の震災学 3.11 生と死のはざまで
社会学霊を乗せて走るタクシー タクシードライバーの幽霊体験、その真相とは? わが子は記憶のなかで生きていると慰霊碑を抱きしめる遺族、700体もの遺体を土中から掘り起こして改葬した葬儀社、津波のデッドラインを走る消防団員、骨組みだけが残った防災庁舎を震災遺構として保存するかなど、被災地の生と死の現場に迫るノンフィクション。亡くなった肉親や津波犠牲者の存在をたしかに感じるという、目にみえない霊性の世界に迫ります。【目次】呼び覚まされる霊性の震災学――目次まえがき第一章 死者たちが通う街 タクシードライバー
-
ルールリテラシ― 共働のための技術
社会学社会にはルール違反が溢れています。学校なら遅刻、職場ならさぼりなど、ルールを作る立場に立てば罰を強化してでも違反は減らしたくなるでしょう。しかし、著者によれば、その方法はルールを罰と報酬のゲームと捉える誤解にもとづいており、ルールが持つ可能性を損ねるというのです。賞罰や道徳で誘導する方法を離れ、ルールとは他者と協力するための技術であるという認識に立ち、ルールを維持する/あえて破るなどの実践を分析すると、ルールを活かし運用する能力=ルールリテラシーが見えてきます。いじめから解釈改憲まで、ルール観を
-
2030年の世界
社会学生成AI時代にわたしたちはどう生きればいいのか?大河に似た世界史の流れが、想定外の新たな方向に転じた。新型コロナウイルス・パンデミックを引き金に、数年にわたり世界に大変異が続いた、との歴史認識は、内外の大方の人々に共有されるだろう。この2020~23年のほぼ4年間に、世界の旧来の歴史は激しく軋みながら軌道を変え、別の世界に変貌していったのである。この類例のない世界的変異は、「疫病の大流行」、「核大国による武力行使」、「急進化したAI技術」が中心となって引き起こした。衝撃的だったのは、これらがそれ
-
オトナの私が慶應通信で学んでわかった、自分を尊ぶ生き方
自己啓発■自尊心は、どうやったら自分の中に生まれるのか。自分にこびりついたコンプレックスは、どうやったら消えるのか。 ■消えてくれない「大学コンプレックス」。紆余曲折の結果、慶應義塾大学通信教育課程での学びの挑戦が始まった。 ■本書は、夢を抱いては失敗し続け、学歴コンプレックスを抱えてしまった筆者が、大人になり11年半かけて、慶應義塾大学通信教育課程を卒業し、コンプレックスを払拭し自尊心を取り戻して行くまでの奮闘記。【目次】はじめに 闘う相手は〝自分自身のコンプレックス〟第1章 学歴コンプレックス地
-
改訂版 1回10秒 健康オタクが辿り着いた世界一シンプルで簡単な健康法
自己啓発物心ついてから43年間、原因不明の体調不良(慢性的な下痢)で悩んでた著者が、100種類以上のありとあらゆる健康法を試した結果、最後に気づいた「あること」をきっかけに、1ヶ月で治療できた方法を紹介。医者、セラピスト、カウンセラー、トレーナー、ヒーラーも知らず、薬も医療器具も一切使わずに完治する方法。著者がアドバイスした同じ症状の下痢が治った男性の事例、うつ病とパニック障害で4年以上悩んでいたいた女性が薬をやめられた事例も掲載している(もちろん、その後、再発もしていない)。ただし、本書にはエビデンス