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生きる
文学キリスト教信者は迫害から身を守るため小舟で長崎の外海(そとみ)から五島に逃げた。70キロメートルを命がけで海を渡る。途中3~4の小島によりながら五島を目指した。【目次】キリスト教信者 潜伏キリシタン 遠い島 出航 船酔い 最初の島 神様がいた 舟の底板 幻の島 遂に見つけた 集落に加わる 絶望 新天地希望の地
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カルチャーセンター
文学松波太郎はそこにいた。カルチャーセンターで共に過ごしたニシハラくんの未発表小説『万華鏡』が収録され、作家や編集者たちから寄せられたコメントに、松波太郎の説明責任までもが生じてくる文章と空白の連なり……松波太郎は、ニシハラくんに語りかける。「どうかな? これは何だろう? 小説なのかな?」 松浦理英子さん推薦!「小説を書きたいという欲望に憑かれていた若くほろ苦い日々を、哀惜をこめて振り返る松波太郎は本物の作家である」【目次】
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月刊 ココア共和国 2023年5月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、野村喜和夫、森崎葵、木村キリコ、藤野栞、真土もく、滝本政博、能美政通、伊藤テル、の10名。投稿詩傑作集として44名、佳作集には97名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【
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世界を文学でどう描けるか
エッセイ2022年春にロシア軍のウクライナ侵攻が始まったとき、思い起こしたのは20年前に訪れたサハリンで出会った人びととの会話だった。作家は、サハリンに生きた人びとの姿を通して、この世界をどうすれば描くことができるかという自問と対峙する。世界の複雑さを直視し、そこに住むひとりひとりの生活を見つめること、想像すること。そこから、かすかではあるが、小さな光明としての、言葉が、文学がたち現れる。【目次】1 私がサハリンに行ったとき2 ユジノサハリンスク3 ポロナイスク4 オハ5 二〇年後の世界6 『フランケン
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夏のヴィラ
外国文学いまやペク・スリンの小説は、母語と母国、母性の世界の不均質にまで手を伸ばす。普段は見られない母親の美しさに怯えて泣き出す子どものように、私もまたその過程にすっかり魅了された者のひとりだ。——キム・グミ(小説家)『あまりにも真昼の恋愛』著者「黒糖キャンディー」(『私のおばあちゃんへ』)『惨憺たる光』に続くペク・スリン、待望の最新作【目次】時間の軌跡夏のヴィラひそやかな事件大雪まだ家には帰らないブラウンシュガー・キャンディほんのわずかな合間にアカシアの林、初めてのキス著者あとがき訳者あとがき
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ねむらない樹 vol.10
詩/短歌/俳句特集1 第5回笹井宏之賞発表特集2 15年目の笹井宏之第一歌集『ひとさらい』が2008年に刊行されてから15年。彗星のように短歌の世界に登場し、26歳で生涯を終えた歌人笹井宏之。作歌期間は4年半しかなかったが、その間に数々のみずみずしい歌を遺した。没後10年となる2019年には笹井宏之賞が創設され、短歌の登竜門となっている。10号の節目にいま一度彼の足跡を追う、全130ページの大特集。【目次】特集1 第五回笹井宏之賞発表特集2 15年目の笹井宏之特集3 アンケート 2022年の収穫
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私のおばあちゃんへ
外国文学年老いた女になるつもりはなかった。その日その日を生きているうちに、いまにたどり着いただけ。いまという日は、自分とはまったく関係のない他人のものでなければならなかった。【目次】きのう見た夢 ユン・ソンヒ黒糖キャンディー ペク・スリンサンベッド カン・ファギル偉大なる遺産 ソン・ボミ十一月旅行 チェ・ウンミアリアドネーの庭園 ソン・ウォンピョン訳者あとがき
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海の隼 <下> 参謀・三浦按針(ウイリアム・アダムス)
歴史/時代小説1600年に流れ着いた一隻の船──命からがら漂着した乗組員の一人がウイリアム・アダムスだった。日本に足を踏み入れた最初のイギリス人となった彼を待ち受けていたのは、戦国の世。それは「関ヶ原の戦い」の半年前のことだった!徳川家康との運命的な出会いをきっかけに、アダムスは日本の行く末を大きく変える時代の大波に呑み込まれていく。家康の天下獲りと新しい国づくり、旧教と新教の戦い、そして世界戦略・・・。〝三浦按針〟として異国で生き抜いた男の波乱の人生を活き活きと描いた大島昌宏の傑作歴史小説、24年ぶり待望の
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海の隼 <上> 参謀・三浦按針(ウイリアム・アダムス)
歴史/時代小説1600年に流れ着いた一隻の船──命からがら漂着した乗組員の一人がウイリアム・アダムスだった。日本に足を踏み入れた最初のイギリス人となった彼を待ち受けていたのは、戦国の世。それは「関ヶ原の戦い」の半年前のことだった!徳川家康との運命的な出会いをきっかけに、アダムスは日本の行く末を大きく変える時代の大波に呑み込まれていく。家康の天下獲りと新しい国づくり、旧教と新教の戦い、そして世界戦略・・・。〝三浦按針〟として異国で生き抜いた男の波乱の人生を活き活きと描いた大島昌宏の傑作歴史小説、24年ぶり待望の
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死ぬまで生きる日記
エッセイ日常生活はほとんど支障なく送れる。「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情もちゃんと味わえる。それなのに、ほぼ毎日「死にたい」と思うのはなぜだろう? カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた約2年間の記録。【目次】はじめに第1章 私は火星からやってきたスパイなのかもしれない第2章 「『死にたい』と感じてもいいのだと、自分を許してあげてください」第3章 「自分で自分の『お母さん』になれたらいいですね」第4章 「肯定も否定もせずに、ただ感情に寄り添ってみてください」