EPUB制作と流通、マーケティングのヒントが満載
電子書籍の作り方、売り方、使い方を経験者から学ぶ
電子書籍をこれから始める小規模出版社への参考書
電子版:1,100円(税込・予定)
ISBN978-4-86689-365-5
印刷版:1,980円(税込・予定)
頁数 144P 四六判
ISBN978-4-86689-366-2
内容紹介
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小規模出版社が「電子出版を始めるにはどうしたらいいのか」何をしたらいいのか迷ったときに読む参考書。
特別なことはせず、通常の本づくりに少し手を加えるだけで電子出版が始められる方法、EPUB制作から流通にのせる方法、そして利用方法について先駆者を取材したレポート。
三枝 潤子(さえぐさ じゅんこ)
大学卒業後、理工系出版社に勤務。宣伝・広告を担当。また心理学系の学会に参加出展。のち児童書出版社に勤務。世界のブックフェアに参加出展し、翻訳出版権の売買を行うライセンスビジネスに従事。その後中国の出版社にて、ライセンスビジネス部署の新規立ち上げと人材育成に従事。2020年秋からボイジャーに参加。
目次
はじめに
第1章 小規模出版社は、どのように電子書籍を作り、流通にのせるのがいいか
第2章 ボイジャーパックでEPUBを作って売る
【コラム】電子書籍と再販制度
【コラム】電子版の依頼者側の編集作業
第3章 出版社・代理店の活用事例
第4章 作家から見た電子書籍
第5章 絵本のデジタル化利用「えほんのはこ」
おわりに
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シリーズ / デジタル一滴
2010年以降、スマートフォン、インターネットの普及が急激に進み、ジャンルを問わずデジタル出版はすっかり社会に溶け込みました。目が見えない、体が動かせないといった障がいを持つ方たちの読書の手助けにもなろうとしています。デジタル一滴シリーズは、教育現場や読書バリアフリーなども含め、数多くの実例をとおしてデジタル出版のさらなる可能性を探ります。デジタルの一雫、Each Drop of Digitalで出版は多様性を取り戻せるのか? 関係者の哲学や活動を紹介するシリーズです。
※「一滴」は、南米の民話に登場するクリキンディという名のハチドリが、嘴に水を含み、一滴の水で山火事を消そうとしていることをモチーフにしています。