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ベストセラーはもういらない

著者:秦隆司

『マニフェスト 本の未来』に「出版再考——痛みを感じ、痛みを抑える」を執筆したジョン・オークス。その後4年間、彼を取材し一冊の本にまとめた。ORブックスという出版社を営むジョン・オークスの考え方、実行の姿が明らかにされる。副題「ニューヨーク生まれ 返本ゼロの出版社」は、彼の出版事業の方針を象徴的に語っている。出版が陥った負の遺産を現実的に乗り越えるために古い慣行を捨て、デジタル新技術を活かす伝統的な出版社のスタイルが見えている。こうした考えがどこから生まれたのか、一人の出版人の歴史を掘り下げる。

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発売日2018/12/18

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著者紹介

秦 隆司

1953年東京生まれ。マサチューセッツ大学卒業後、記者、編集者を経てニューヨークで独立。1996年にアメリカ文学専門誌『アメリカン・ブックジャム』創刊。2001年自身の半生を綴った『スロー・トレインに乗っていこう』を出版。2012年アメリカン・ブックジャムのeBook版、eブックジャムの第1弾、第2弾をボイジャー社より出版。2013年宮家あゆみと『マニフェスト 本の未来』の共訳を担当。2018年『スロー・トレインに乗っていこう』を電子版として復刊。ならびに本書をボイジャー社から出版。アメリカの政治ニュースを追うポリティカル・ジャンキーでもある。

秦隆司著
「スロー・トレインに乗っていこう〈増補版〉」好評発売中!

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登場人物紹介

ジョン・オークスについて

1961年ニューヨーク生まれ。2009年に返本ゼロを目指して事業展開する新興出版社ORブックス(OR Books)をコリン・ロビンソンと共同で創業。 創業以前には、バーニー・ロセットの伝説的出版社グローブ・プレスで働いた後、フォー・ウォールズ・エイト・ウィンドウズ社(4W8W)の共同経営者として1987年から7年間働き、その後10年間アバロン・パブリッシング・グループに売却するまでディレクターとして同社の舵取りを行った。

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この本の感想をいただきました

    
元編集者(名古屋在住)
一気に読みました。既存の出版のシステムの話や返本の話、書店の話などは、自分たちも疑問に感じていた“奇妙な仕組み”だったからです。7章の「ORブックスの誕生と成長」では、1つの正解を得たようで、将来に道が開けたと感じました。これからは出版社も編集プロダクションも、書き手も読み手も、書店や図書館も変わっていくのでしょうね。
    
読者ときどきロマンサー作家として/田中文夫
紙本と電子本で二度読みました。
活字中毒者だった読者としては、同世代の著者との距離感は近いものでした。アメリカ出版業界の歴史と分水嶺としての現在。確実に発見がありました。活字中毒はフォント中毒という言葉には置きかわりません。電子本ジャンキーでもある僕は、そう思います。紙本というコンテナがなくなることはないでしょう。読者は紙でも電子でも、あるいはその両方でも、本のカタチは自由に選べる時代になってきました。
一方、ロマンサー作家としても、示唆に富んだ本でした。著者と出版社が協力してひとりでも多くの読者を獲得するためにプロモートするという方法論は感動的です。出版の大きなシステムに乗ることはできない僕のような作家を力づけてくれます。
また、電子本と紙本をリンクさせて同時に出版すると、両者の見え方はどうなるのか、現在、理想書店で新刊を準備中の身としては勉強させてもらいました。
ありがとうございました。この本は確かに「泰隆司さんという個人と読者のあいだ」に置かれています。
    
広告研究家・元電通/岡田芳郎
「ベストセラーはもういらない」を拝読しました。とても面白く、啓発される内容でした。まだ一回読んだだけなので、内容が分かっただけですが、考えさせられることが多い。有名でない人の本が書店に並びにくくなった理由がよくわかります。出版社は売れる本しか出さない。ORブックスの方法が間違いのないやり方なのでしょう。でも……と考えてしまうのです。
それでは私のような人間が一般市販の本を出すにはどうしたらいいのか。いままで本を出してくれたのは、幸運に恵まれただけか。編集者の情熱、好意、好みなどか。それがもう許されなくなったのか。それだけ状況が厳しくなってきたということか。好きなことを書いて本にする時代ではなくなってきたのですね。売れる本を書かねばならない。
    
偕成社社長/今村正樹
今回の本の内容は大変参考になりました。建前は買切というアメリカ出版界が、実は膨大な返品を抱えている事実には驚きました。その論理的帰結としての電子書籍およびオンデマンド本に特化するという選択は納得できます。ビッグファイブは引き続きベストセラーを必要とするでしょうが、そうではない選択肢があること、とりわけそれは小出版社にとってアドバンテージがあることは、多分日本の出版界においてもあてはまりそうな気がしています。それには小社は少々大きすぎることが遺憾ですが…
…返本の多さにより、多くの出版社は潰れていき、もし生き延びていても、その場に留まるだけが精一杯の成長のない組織になっている…(185ページ)という指摘は私どもにも自戒の言葉として響きます。
    
映像編集者/70代女性
まだ全文は読みきってはいませんがスタイリッシュで軽やかな読み出しで何だかニューヨークを感じます。
    
元TBSテレビ/ニューヨーク支局長
読ませていただきました。面白くて、ゆっくりどころか一気呵成に読みました。出版業界について、私は常識的な知識以外、あまり知りませんので、わからないところが多くありましたが、ニューヨークタイムズの生い立ちなど、特に興味深く読みました。また全体を通しては、「出版ニュース」に掲載された書評と解説が、いかに正確で当を得た文章であったか、あらためて感服しました。最近私が読むものは、英語の詩など以外は米英の犯罪小説などが大部分で、ろくなものはなく、久し振りで真面目な本を読んだ気がしました。
    
大手新聞社勤務 24才男性
出版業界が抱える構造の問題をどう乗り越えるか。既存の枠組みから抜け出し、新たなプレーヤーとして戦うジョン・オークス氏とOR Booksを描いた物語は、新聞業界に携わる自分自身に置き換えても決して遠い世界の話ではないと実感させられました。また、部数にとらわれない出版を実現していくなかでも、その背後には変わらず「書籍そのものの価値」に対する確信があるということも印象的でした。出版の世界にとどまらず、変化が加速するメディア業界において一つの物差しを与えてくれる本だと感じました。
    
翻訳家/樋口武志
返本がないよう電子本とオンデマンド本を専門に出版するのは、紙の本に反旗を翻したいからじゃない。「ニューヨーク・タイムズ」や「グローブ・プレス」などアメリカ出版文化の中枢に出自を持ち、その精神を受け継いで「公正で質の高い」ものを追求するジョン・オークスだからこそ行き着いた出版形態だ。そのルーツを含め、彼の人生は出版界の趨勢を体現しているように思えてならない。ニューヨークの出版・書店事情を知るにも最適の一冊。
    
文化通信社 専務取締役/星野渉
あらためて小売の寡占は本当に大変なことになると気づかされた!
    
出版ニュース 編集長/清田義昭
この本の取材対象であるジョン・オークスという人は、実に面白い。私はこうした挑戦をする出版人を応援するために「出版ニュース」を続けてきた。
    
ジャーナリスト 専修大学文学部教授/武田徹
あえて編集方針と異なる主張を掲載する『ニューヨーク・タイムズ』の名物コーナー「OP−ED(Opposie The Editorial)」を生み出した名新聞記者を父に持つジョン・オークスが新しい出版社を作った。電子書籍、オンデマンド出版専門の「返品のない」出版社ORブックスは不況に喘ぐ出版界に投じられた、やはり異色の一石となる。ニューヨークから波紋を広げつつある出版の新潮流を、肩肘はらずしなやかに紹介する。
    
専修大学文学部教授/野口 武悟
私が身を置く図書館業界には、「図書館は成長する有機体」という考え方があります。それに倣うなら、本書の描くところは、まさに「出版は成長する有機体」であり、その具体例といえます。出版という有機体は、激動のなかをどう生き、次なる成長へと向かっていけばよいのでしょうか。出版の未来を考えるヒントが、本書のなかに詰まっています。
秦 隆司著「スロー・トレインに乗っていこう〈増補版〉」

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スロー・トレインに乗っていこう〈増補版〉

著者:秦隆司

鈍い光と煙草のけむりに包まれたロック喫茶の楽屋裏、退廃のかおり漂う一九七三年の新宿から物語は始まった。往くあてもなくニューヨークへ渡った僕が、魂の彷徨の先に手に入れた大切なものとは……。 夢を信じたいすべての人に贈る、青春ノンフィクション。2001年発行『スロー・トレインに乗っていこう』(KKベストセラーズ)に、写真等を追加した増補版。

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発売日2018/12/18

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