一旦ボタンを止めて、これが私たちの未来か尋ねる時です
ネット社会を生きる10ヵ条
電子版: 990円(税込)印刷版:2,200円(税込)
本書は、2020年5月に刊行した
「ネット社会を生きる10カ条」電子版を
一部修正し、印刷版として出版しました。
あの時、デジタル技術の語るすべてに胸を打たれ、新しい道へと進んだ人たち。あなたの誇りと熱き夢の現実を、今どう受け止めているでしょう。あれから何が起こったか、何を見失ったか、素直な気持ちで振り返ることをこの本は呼びかけます。
人は言葉を聞くだけでなく話をしました。文字を読むだけでなく書くことを学びました。そして、このデジタル時代に私たちはプログラムをする必要を知りました。プログラミングって何でしょう?ネット社会の恐ろしい落とし穴、歴史、誤認、失敗、苦悩……そして常にそこにある人間性をもって向き合わねばならない希望について、わかりやすく10章で構成されています。手を差しのべる、小さな、フレンドリーな、とても大きな実用的メッセージです。
ラシュコフはとんでもないキレ者だ。デジタル革命を誰よりも早く、深く理解した人物として彼は、インターネットがいかにビジネス文化のあり方を変革していくかを示している。
デジタルメディアの利用と影響、そして我々が互いに交わしているやり取りについてよく考えることは、現代の人にとって最も重要な課題の一つである。ラシュコフはそのための優れたガイドラインを提供する。TwitterやFacebookに投稿する、あるいはメールやYouTubeを使う前と後に、この本を読んでほしい。
今の西洋にとって最も重要な問題は、公共空間と個人空間の企業による支配である。ラシュコフほど、この主題にふさわしく、洞察に満ちた挑発ができる著者はいない。
ラシュコフは、インターネットの方向付けに貢献した。……彼は、技術と大衆文化の交わりについて検討した一連の本の著者として名を馳せ……バイラルマーケティングの概念を作り出した。