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わたしのぞうさん
児童書目の見えない女の子が、自身の日常について語る。かくれんぼが大好きなこと、ママとおいしいケーキを作ったこと、お絵かき教室でほめられたこと、動物園にぞうを見に行ったこと……。計14編の短いエピソードから、盲目の少女の生きる豊かな世界と、彼女を見守るあたたかな家族の姿が浮かび上がる。目の見えない人がどのように「見る」のかについて、新鮮な発見をもたらしてくれる絵本。IBBY(国際児童図書評議会)バリアフリー児童図書選定作品。【目次】1.かくれんぼ2.はくぶつかん3.おりょうり4.おきゃくさん5.めっちゃ
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あたたかな手 なのはな整骨院物語
児童書「先生、あたたかい手をしているのね。なんかほっとする」人に触れるのが苦手だった新人柔道整復師の春哉は、なのはな整骨院で働きはじめます。整骨院の同僚や、患者さん、近所の人たち、そして神出鬼没な地域ネコ、マルとのゆるやかなつながりが、春哉の居場所になっていきます。心がほっとするお仕事小説。:::::::::::::::::::::::::::::::整骨院で働く柔道整復師の仕事は、骨折、捻挫、打撲、脱臼などのけがを、手をつかっておこなう柔道整復術という方法で、もとの状態にもどす施術が
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神さまの通り道 スサノオさんキレてるんですけど
児童書小学生のガンちゃんは、家の建て増しで自分の部屋をもらえることになる。そこは、代々「神さまの通り道」だから空けておくように、と言われてきた敷地だった。かくして、ガンちゃんのもとには、雲に乗った自称神さまスーさんが出没することになる。一方、ガンちゃんは学校でおねがい係になって、クラスメイトの清水さんのおねがいを聞くことになる。クラスになじめない清水さんとのやりとりをなげだしそうになるガンちゃんだったが、スーさんは型破りなアドバイスをするのであった。勝手気ままで、人の道に反したことをいうと歯を痛くする
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神さまの通り道 よみがえらせてはいけません
児童書小学生のガンちゃんのへやにはなぞの神さま、スーさんもすんでいる。ガンちゃんは、クラスメイトから死んでしまったペットのウサギにあいたいというねがいをきいて、スーさんに相談したけれど、スーさんはだめ、というばかり。そうこうするうち、スーさんのともだちの神さま、クニさんもやってきた。ガンちゃんは、クラスメイトのおねがいをかなえることができるのか?ギョウザが大好きで、人の道に反したことをすると歯を痛くするヘンテコな神さまと、心優しいおきらく小学生のちょっといいはなし、シリーズ第2作。
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イズミ
児童書沙羅は自分の誕生と引きかえに母親を失った。男手ひとつで育てられた彼女は作家を目指すようになり、新人賞を獲得、最初の作品はヒットするが、その後低迷が続き、あらたな作家としての可能性を探るため渡米する。リタイアメントホームのアルバイトでダニエルという老人と仲良くなった矢先、沙羅は、父親が危篤になった知らせを受け帰国する。