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一休禅師の般若心経
宗教/仏教一休禅師の『般若心経提唱』を読み解く。一休禅師(一休さん)の『般若心経提唱』を現代語に訳し、また、その深遠な内容を、他の悟りを開いた禅師の言葉を紹介しながら分かりやすく丁寧に解説した書。【目次】まえがき凡 例第一章 一休禅師と禅宗の教え第二章 般若心経第三章 『般若心経提唱』の原文第四章 『般若心経提唱』の解釈第五章 即今転載文献引用文献注 釈五人の悟りを開いた禅師の言葉(原文)あとがき
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いのちのほとり
哲学/思想なぜ生きるのか、なぜ死ぬのか、なぜ愛するのか、なぜ自分は自分なのか…。生きづらさ当事者として心の病気や死にたい気持ちをそのまま肯定し発信する作家・カウンセラーの咲セリが贈る、4つの問いを紡ぐフィクション短編集(4編収録)。あなたはあなたのままでいい…。ふがいない自分をただただ肯定する、優しい絵の入ったシンプルな一冊。この本を開くだけで、「ひとりじゃない」と思えるような、お守りのような本を作りました。生きづらさを抱える人、迷いの中にいる人へ届いてほしい1冊です。【目次】いのちのほとり −なぜ生き
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いま語らねばならない戦前史の真相
日本近世史ハト派の元エリート官僚と、行動右翼の戦前史をめぐる憂国歴史対談。明るいはずの明治時代の破綻ギリギリの頑張り、大国との連戦でもたらされた明治の変質、大正時代に迎えた知られざる近代日本の分かれ道、昭和時代の複雑な右翼思想の乱立状況について、この二人でしか明らかにできなかった〈歴史の読み方〉〈国がヘンになったときの危機管理術〉など白熱の議論を展開!【目次】序 章 同じ年に生まれて第一章 明治維新再考第二章 大正・一等国の隘路と煩悶第三章 対米開戦の日本人第四章 戦前史から何を学ぶべきか
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いまを生きる論語 大人になるために読んでおきたい古典の教え
哲学/思想世界はもとより日本でも千年以上敬われ愛され続けてきた論語。読んでみると理想を掲げつつもまず現実的に行動することが善しとされ、それを実践した孔子は多くの弟子に慕われるリーダーだったことがわかります。その論語を現代に生きる書として解説しているのが本書です。現代に場面を置き、中学生でも読めるよう平易に書かれています。日本の古典に明るい岩崎先生の流麗な日本語も目に優しく、論語の硬質な漢文体と絶妙のバランス。このコントラストもお楽しみください。【目次】◉学而 第一学んで時に之を習う、亦た説ばしからずや。(
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ウンコはあなたがするのではない 『老子・荘子・仏教』本物の智慧があなたを守る
哲学/思想書店販売された紙書籍と同じ内容→ 田舎、周りはみんな90前後の女性ばかりの独り暮らし。なぜ女性ばかり元気に長生きしているのか。それは女性らしいしなやかさ、女性性のゆえだと気付いた。老子を読むとよくわかる。「柔弱は堅強に勝つ」のだ。つまり男性も「女性性」を身につければ良い。老子・荘子・仏教は、「無心」の効用を説いている。ただ「無心」なり難し。「無心」になれば、天の助けを得て、持っている以上のものが発揮できる」し「人間関係が良くなる。他人に恨まれることもなくなる」【目次】『ウンコはあなたがするので
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A4または麻原・オウムへの新たな視点
宗教『A3』から約5年。森達也氏が、元オウム真理教の信者で麻原彰晃に帰依していた夫婦との対話を通して新角度からオウムを照射! 巻末にマンチェスター大学日本学シニア教授で、「メディアと新宗教の相互作用の研究」をしているエリカ・バッフェリ教授の解説付。麻原彰晃の死刑執行が囁かれている今、見過ごされてきた真実が次々と明らかに。【目次】1 オウム真理教との出会い2 出家者の生活 3 麻原彰晃の実像とは4 オウム真理教事件5 いま、振り返るオウム真理教結びとして 宗教リテラシーからオウムを考える
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エドワード・サイード ある批評家の残響
哲学/思想文学、音楽、パレスチナ問題など分野横断的に論じた批評家、エドワード・サイード。ポストコロニアル批評の先駆者として『オリエンタリズム』などの著作を残した。イスラエルによるガザへの軍事攻撃が激化。いまサイードの著作が読みなおされている。彼にとって、批評とはどのような営為だったのか? 没後20年をむかえた今、その思考の軌跡をたどりつつ、現代社会における批評の意義を問う。【出版社:書肆侃侃房】【目次】引用の註記について序章 批評家を批評するテクストは世界のなかにあるエドワード・サイードを語る批評とは何
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大姥伝説と縄文文化 夷がくらした虫倉山の物語
文化/民俗近年DNAの研究が進み、縄文時代の人々がアイヌ系の人々であったことが判明しました。本書は長野県の北部に中世まで暮らしていた夷(えびす)の人々に視点を当て、言葉(方言)、地名、郷土料理、伝承などを総合的にとらえ、大姥伝説や鬼女伝説との関わり、中世の修験道の影響などを整理し、今日に残る縄文時代の文化を浮かびあがらせたものである。アイヌ語をキーワードにしたことで、所在地が不明であった「赤生郷」が「小川郷」であることを解きあかすなど、隠れていた縄文文化が新たな光をもって描きだされている。【目次】はじめに
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沖縄 戦火の放送局 軍隊に飲み込まれたラジオ
日本史一般太平洋戦争開戦とともに始まった沖縄の放送局。その最後の放送局長・岩﨑命吉の手記が発掘された。情報戦を担い日本軍と一体化していく姿を映し出したBS「沖縄 戦火の放送局」にさらに取材を重ね、戦時下のメディアにせまる。【推薦】金平茂紀(ジャーナリスト・早稲田大学客員教授)※本書は、大月書店刊『沖縄 戦火の放送局――軍隊に飲み込まれたラジオ』の電子書籍版です。【目次】プロローグ もうひとつの追悼式第一章 「戦時下」の日記第二章 開戦と沖縄放送局の誕生第三章 対敵宣伝・宣撫工作に励む第四章 沖縄へ第五章
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憶聴の法則 圧倒的に突き抜ける人の「脳」の秘密
心理一般これまでごく限られた人だけに伝えられてきた「憶聴の法則」が、ついに明かされる。日本のメンタルトレーニング研究・指導のパイオニアである著者は、50年以上にわたり「人間の成功と脳の関係」を追究し続け、多くの経営者、トップアスリート、ビジネスパーソンを成功に導いてきた。著者は「脳には、圧倒的に突き抜ける人だけが持っているものがある」と言う。その原理を徹底追究し、理論化したのが「憶聴の法則」である。「憶聴」とは、意識ではコントロールできない脳の深い領域にある特殊な記憶である。深い記憶のバイパスが、人間を