書影

「お焼きとおぶっことからかさ石」の里

神谷真 文化/民俗 550円

販売終了

作品説明

今から300年ほど前、小川郷瀬戸川村(現小川村)の役人が「小川郷昔記録」という文書を松代藩に提出した。その内容は、当時、村に残されていた伝承を書き上げたもので、そこには虫倉山の山腹に夷、今のアイヌ民族が永いこと棲んでいて戦国時代に亡ぼされたということや、地元の豪族大日方氏を襲った悲劇や苦悩、大久保彦左衛門の名をあげて説明をする謎の大久保一族のことなど古記録に隠された出来事を丹念に追い求め、村に残る縄文人の痕跡(からかさ石やお焼き)や小川村の三大氏族にまつわる謎を追い求めたものである。

【目次】
はじめに
一 『小川郷昔記録』の概要
二 小川村の古代
 小川村の原風景
 夷伝説と縄文の痕跡
 小川村の三大氏族
 小川村の神社と氏子たち
  (一)武部八幡宮と松本氏
  (二)武部八幡宮と夷
  (三)沢之宮と砂鉄-伊藤氏が来た川の道-
  (四)「酒人小川真人」と戸谷氏-酒つくりの神さま-
  (五)白髭神と大山祇命-大陸から来た神々-
  (六)小根山の神社
三 小川村の中世
 小川左衛門の活躍 -三河武士団-
 悲運の戦国武将 -大日方氏の活躍-
 大日方家臣団の解体と武川衆
四 小川村の近世
 百姓に愛された「大久保長安」
  (一) 瀬戸川皇大神社の謎
  (二) 大久保彦左衛門と大久保長安
=余滴=
 異説「ほうとう」小川村起源論
あとがき
参考資料

※紙の本については「道の駅おがわ 食事処味菜(あじさい)電話026-269-3262」までお問合せください。

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発売日:2015/10/10
出版社:ボイジャー・プレス

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