作品数:173作品
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  • 東北・蝦夷の魂の書影 1540円 2020/09/18

    東北・蝦夷の魂

    高橋克彦 文化/民俗

    東北は古代から中央政権に蹂躙され続けた。阿弖流為(あてるい)vs坂上田村麻呂、安倍貞任・藤原経清vs源頼義、藤原泰衡vs源頼朝、九戸政実vs豊臣秀吉、奥羽越列藩同盟vs明治新政府。5度の侵略戦に敗れ、奪われ続けた資源と労働力。そして残されたのは放射能…。中央政権が抹殺した東北の歴史を活き活きと復元する高橋克彦氏の真骨頂が遺憾無く発揮され、虐げられたゆえに生まれる強さや優しさが東北の魂であり、その魂こそが未来を拓くと説く。先人たちとの絆を心で感じる渾身のメッセージ!【目次】〈序幕〉追われる人々〈第

  • 秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争 東方社が写した日本と大東亜共栄圏の書影 2200円 2020/08/31

    秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争 東方社が写した日本と大東亜共栄圏

    井上祐子 日本近代史

    東方社は陸軍参謀本部の傘下で、対外向けグラフ雑誌『FRONT』など写真宣伝物を制作していた団体である。東方社のカメラマンが、戦時期に国内および海外で撮影した写真を中心に、アジア・太平洋戦争と戦時期の内外の社会を振り返る。陽の目を見ることなく眠っていた写真2万点のなかから200点を精選し、詳細な解説とともに紹介。陸軍参謀本部傘下の写真工房〈東方社〉の実像に迫るとともに、当時の日本・中国・東南アジア各国の変動していく社会をとらえる。カメラマンたちの視線をとおして見つめる戦争と社会。【目次】第1部 国

  • マーシャル、父の戦場 ある日本兵の日記をめぐる歴史実践の書影 1980円 2020/08/31

    マーシャル、父の戦場 ある日本兵の日記をめぐる歴史実践

    大川史織 日本近代史

    戦時中、南洋のマーシャル諸島では多くの日本兵が餓死した。そのひとり、佐藤冨五郎が死ぬ直前まで綴った日記と遺書は、戦友の手を経て息子のもとへ渡り、73年の時を超えて解読されることになる。そこには、住み慣れない島での生活、補給路が絶たれるなかでの懸命の自給自足、そして祖国で待つ家族への思いが描かれ、混乱と葛藤のなか、死へと向かう約2年間が精緻に記されていた。〈70年以上前に・南洋で・餓死した〉日本人といまをつなぐ、〈想像力〉の歴史社会学。【目次】名もなき人びとへの想像力/大林宣彦第1章 冨五郎をめぐ

  • 言論抑圧 矢内原事件の構図の書影 500円 2019/07/25

    言論抑圧 矢内原事件の構図

    将基面貴巳 歴史一般

    1937年、東京帝国大学教授の矢内原忠雄は、論文「国家の理想」が引き金となり、職を辞した。日中戦争勃発直後に起きたこの矢内原事件は、言論や思想が弾圧された時代の一コマとして名高い。本書は、出版界の状況や大学の内部抗争、政治の圧力といった複雑な構図をマイクロヒストリーの手法で読み解き、その実態を抉り出す。そこからは愛国心や学問の自由など、現代に通じる思想的な課題が浮かび上がる。【目次】序章 矢内原事件とマイクロヒストリー第一章 言論人としての矢内原忠雄1 戦前・戦中の活動と生活2 政府批判とその真

  • 反「暴君」の思想史の書影 500円 2019/07/25

    反「暴君」の思想史

    将基面貴巳 哲学/思想

    「暴君」なんて昔の存在、「暴政」なんてよその国のこと……本当にそう言いきれるだろうか? 真の暴君は暴君であることを隠す。それを見破る目をもたなければ、あなたは知らないうちに暴政のなかにいる。アリストテレス、オッカム、『葉隠』、吉田松陰など、古今東西の政治思想家の闘いの軌跡をたどり、反「暴君」の論理=「共通善」の思想をさぐる!【目次】第1章 「暴君」は今もいる1 現代日本「危機論」「再生論」の陥穽2 「理想」と「現実」の倒錯3 「共通善」に対する倫理的義務第2章 暴政とは何か1 古代中国における「

  • ドイツ バイエルンのラジオ日記。の書影 495円 2019/07/18

    ドイツ バイエルンのラジオ日記。

    レナー順子 地理一般

    バイエルン州には世界的に有名なノイシュヴァーンシュタイン城など観光客だけでなく、地元民にも愛されているスポットがある。他にも多くの魅力があり、特に外国では知られていない事も沢山ある。筆者はドイツバイエルンに住んで約40年。2008から 2018年までの10年間、 NHKラジオ深夜便ワールドネットワークで約100回にわたり、バイエルンの伝統、風習、及び一般庶民生活やそれにまつわる喜びや問題点など、長年住んでみなければ分からない事実をレポートした。それを元に、さまざまなテーマに分け、本としてまとめて

  • 「邪馬台国」と不弥(ふみ)国の謎 —倭人伝の国々の真実—の書影 495円 2019/06/28

    「邪馬台国」と不弥(ふみ)国の謎 —倭人伝の国々の真実—

    野田利郎 日本史一般

    これまでの論は邪馬台国を女王国と考え、邪馬台国を探し求めてきた。しかし、倭人伝には里数行程の最後の不弥国が女王国と書かれていた。邪馬台国は博多湾岸から有明海までを領土とする大国で、水行十日陸行一月とは郡から邪馬台国の北の海岸までの距離であった。国の中に国があり、邪馬台国の中に女王国と呼ばれた不弥国があり、女王国の所在地は佐賀平野の吉野ヶ里遺跡であった。解読した内容を「女王国より以北」「女王国の東」「倭地周旋五千余里」と比較するといずれの文にも一致し、倭人伝を正しく解読できたことが証明された。【目

  • 現代科学を背景として哲人たちに学ぶ——知の総合と生命——の書影 715円 2019/05/24

    現代科学を背景として哲人たちに学ぶ——知の総合と生命——

    唐木田健一 哲学/思想

    カントの『純粋理性批判』は「ア・プリオリな総合的判断」なるものが存在することを前提としている。しかしそれは、20世紀初頭の物理学革命において、カントが考えたようには成立していないことが示された。それでは、『純粋理性批判』は現代のわれわれにとっていかなる意味をもっているのか。また、20世紀半ばのDNA構造決定を端緒とする生物学革命が実際ますます明らかにしつつあるのは、生命は物理学や化学に還元できないということである。本書では、哲人たちの古典的諸著作の現代的意義、およびその行き着く先を考察する。【目

  • 大姥伝説と縄文文化 夷がくらした虫倉山の物語の書影 550円 2019/02/20

    大姥伝説と縄文文化 夷がくらした虫倉山の物語

    神谷真 文化/民俗

    近年DNAの研究が進み、縄文時代の人々がアイヌ系の人々であったことが判明しました。本書は長野県の北部に中世まで暮らしていた夷(えびす)の人々に視点を当て、言葉(方言)、地名、郷土料理、伝承などを総合的にとらえ、大姥伝説や鬼女伝説との関わり、中世の修験道の影響などを整理し、今日に残る縄文時代の文化を浮かびあがらせたものである。アイヌ語をキーワードにしたことで、所在地が不明であった「赤生郷」が「小川郷」であることを解きあかすなど、隠れていた縄文文化が新たな光をもって描きだされている。【目次】はじめに

  • 猫の寄り合いの書影 715円 2017/06/15

    猫の寄り合い

    神谷真 文化/民俗

    長野県の北部の小川村は、縄文時代から続く村里で古い伝承が残っている。若者が去った山奥の集落には、年老いた人々と猫が支えあって生きている。この本で語られる小物語は、村に伝わる天災や事件について、猫を語り部とした創話である。また、ムクという猫を飼っていた老女に猫の持つ不思議な癒しの能力について語らせている。そして、物語の舞台となった地名や神社仏閣は、実際に小川村に現存している。その意味で、この物語は、小川村の観光案内にもなっている。【目次】唄うムク灯灯無尽山伏と馬方道祖神になった猫空蝉の旅立ち猫の足

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