書影

反「暴君」の思想史

将基面貴巳 哲学/思想 540円

作品説明

「暴君」なんて昔の存在、「暴政」なんてよその国のこと……本当にそう言いきれるだろうか? 真の暴君は暴君であることを隠す。それを見破る目をもたなければ、あなたは知らないうちに暴政のなかにいる。アリストテレス、オッカム、『葉隠』、吉田松陰など、古今東西の政治思想家の闘いの軌跡をたどり、反「暴君」の論理=「共通善」の思想をさぐる!

【目次】
第1章 「暴君」は今もいる
1 現代日本「危機論」「再生論」の陥穽
2 「理想」と「現実」の倒錯
3 「共通善」に対する倫理的義務
第2章 暴政とは何か
1 古代中国における「暴政」論
2 アリストテレスの「暴政」論
3 中世ヨーロッパにおける「暴政」論
4 福沢諭吉による「暴政」批判
第3章 暴君放伐論
1 西洋の古典的暴君放伐論――キケロ
2 中世ヨーロッパの暴君放伐論――ソールズベリーとアクィナス
3 古代中国の湯武放伐論――孟子
4 江戸時代の湯武放伐論――山鹿素行・荻生徂徠・吉田松陰
第4章 不正権力の矯正
1 中世ヨーロッパの「兄弟愛的矯正」の理念――オッカム
2 古代中国における「諫言」
3 『葉隠』にみる「諫言」
4 吉田松陰と「諫言」
第5章 共通善思想と日本
1 「共通善」を個人がどう認知するか
2 「良心」のもつ権威
3 「良心」と「心情」
4 「心情主義と」「心情倫理」
5 暴君放伐とテロを分かつもの
6 「心情主義」を超えて
終章 比較政治思想史という視座
あとがき
復刊にあたってのあとがき
読書案内――参考文献に代えて

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発売日:2019/07/25
出版社:ボイジャー・プレス
百万年書房

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