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たけしまに暮らした日本人たち 韓国欝陵島の近代史

福原裕二 ブックレット《アジアを学ぼう》 歴史一般 880円

販売終了

作品説明

このように、日本人(とくに山陰地域の人々)と歴史的に関係深い沿革を辿ることのできる欝陵島であるが、存外その近現代における史的展開については、研究の状況が著しいとは言えない。もっとも、欝陵島の歴史研究には、ある一定の蓄積があることも事実である。これは欝陵島が明治時代以前に、断続的な経済活動などを通じて、山陰地方の人々によく知られた存在であったこと、また、韓国では欝陵島の属島として竹島が位置づけられており、竹島領有権問題に付随する形で、欝陵島の歴史研究が行われてきたからである。しかし、こと植民地朝鮮期を中心とする欝陵島の歴史については、多くの言及がなされないままに推移してきた。
本書は、こうした研究状況に鑑かんがみ、植民地朝鮮期の歴史を含む、欝陵島の近代史を素描するものである。その際、とくに従来において研究の空白が見られる、定住日本人が存在した時期を対象に、その暮らしに着目しつつ記述を行っていきたい。本書の学術的意義は、以上のような事柄とともに、「『鬱陵島』そのものに立ち入った」歴史を叙述することにあろう。(本文より抜粋)

【目次】
はじめに
一 欝陵島の概観
 1 欝陵島の現在・そこへの誘い
 2 前史
二 1900年代の欝陵島
 1 日本人定住の経緯と朝鮮人の居住状況
 2 日本人社会の状況
 3 日本人と朝鮮人との関係及び通商・交通・商業
 4 産業
三 植民地朝鮮期の欝陵島
 1 人口変化の特徴
 2 生活の変化
 3 産業
 4 流通・運輸の状況と島内行政
四 欝陵島友会と『欝陵島友会報』
 1 島友会の活動
おわりに

欝陵島における日本人社会年譜
あとがき

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発売日:2025/08/29
出版社:風響社

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