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死の光に照らされて 自由に生きるための仏教の智慧
宗教/仏教老い・病・死… 決して逃れることのできないこれらの苦しみから逃避するのではなく、むしろ向き合うことが真の生へ繋がるという。初期仏教の時代から伝えられるマラナサティ(死の気づきの瞑想)とマインドフルネスの実践、生と死を超えた解放への道が著者自身の豊富な経験を通して語られる。巻末には仏教教義を深く知りたい方のための井上ウィマラ氏による充実した解説を収録。【目次】謝辞本書中の用語について序章 老いや死と連れ添って生きる ●五つの観察第一章◉最初の教え 老いからは逃れられない 心はいかに形成されるか バ
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渋沢栄一 青淵の夢 青春編
歴史/時代小説武蔵の国深谷の農家に生まれ、尊王攘夷運動に身を投じた血気盛んな青年渋沢栄一が、いかにして日本経済の礎を作るきっかけを得たのか。幕末から明治という激動のさなか、歴史的偉人たちとの交流や派遣で訪れたフランスでの学びなど、高い志しと信念を貫いた渋沢栄一の熱き青年期の軌跡を描いた歴史小説。【目次】ミスト藍の花義憤結婚勘当仕官奉公慶喜拝謁帰郷幕臣取立海外渡航巴里万博革命前夜彰義隊振武軍各国歴訪帰国再会商法会所設立大蔵省春到来新たな道
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自分の身体と向き合う「ゆるませ習慣」のススメ
健康法肩こりや腰痛などの不調を感じた時、みなさんはどう対処していますか? その凝り固まった肩や腰を、マッサージ店などでゴリゴリともみほぐしてもらったりしていないでしょうか? マッサージしてもらった直後、あるいは数日は「ラク」になった気がするかもしれません。しかし、すぐに「身体が元に戻ってしまった」と感じる人は多いはずです。本書では、自分の身体と向き合うとはどういうことなのか、そして自分の身体の「在り方」を知り、疲れない身体を作るためにはどうしたらいいのか、お伝えしていきます。【目次】はじめに【第1章】
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ジブンの世界はジンブンでできている ―わかったことしか書かない哲学者×「研究」に興味がない考古学者×悩めるフィクション研究者―
哲学/思想自分は、何に興味があるんだろう? 学びたい気持ちはあるけど、何から手をつけたらいいんだろう? 自分ならではの視点で世界をとらえなおす「人文学」の研究者たちに話を聞いてみたら、寄り道・偶然・紆余曲折だらけの旅路が見えてきた!進路に迷う中高生のあなたにも、何かを学びたいと思い始めた社会人のあなたにも。読めば明日から「ジブンごと」探しを始めたくなる、まったく新しい「人文学」入門が誕生。三人のはみだし人文系研究者たちの濃厚インタビュー&対談集!【目次】・まえがき・第一部 わかったことしか書かない
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自分らしさを見つけるための手相の本
占いこの本は、今までの手相本とは全く違ったアプローチの本です。運命線、感情線、知能線…意味のある線はたくさんあるけれど、「どうしてこの線にはこんな意味があるのか?」「普段、手相鑑定師はどうやって手相を読んでいるのか?」といった根本的な疑問を解決。線の意味の理由やリーディングのコツまで、今まであまり明かされなかった手相を読むための原理・原則を惜しみなく公開!!手相を自分で読んでみることで、自分がどんな人間なのかをご自身でひもとき、自分らしく前向きに人生をクリエイトしていくための本。【目次】はじめに手相
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自閉症児のことばを育てる発達アプローチ ことばの6ステージ・特徴の理解と逆転の支援
発達心理こどもの興味が主導する、楽しく、日常で実施しやすい発達アプローチの療育。自閉症児のことばの成長段階を分け、成長ステージに合った支援の有効性、逆転の発想のアプローチ方法、従来の方法の工夫の仕方、自閉症児のことばの療育に特に重要なものをピックアップ。【目次】はじめに1部 従来のアプローチに工夫を加えて自閉症児の“ことばを引き出す”1 いっぱい話しかける・話しかけは単語数とタイミングで効果が決まる2 音声模倣音・声模倣が難しい子には新しい音が自然に出る工夫を3 絵カード・絵カードに頼らずにことばを増や
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自閉症と感覚過敏 特有な世界はなぜ生まれ、どう支援すべきか?
心理一般ドナ・ウィリアムズ、東田直樹……自らの困難を内面から詳しく語れる自閉症者が増え、「感覚過敏」という症状がよく知られるようになりました。これら当事者の語りから学び、かつ語ることのできない多くの自閉症者の症状を集めて分析した著者は、感覚過敏はたんなる症状のひとつではなく、それこそが自閉症の発生源ではないのか、という仮説に至ります。男性脳や現代の生育環境といった要因との関係にもふれながら、その思考と検証の過程を紹介、当事者の感じ方に配慮した支援のあり方を探ります。自閉症理解に一石を投じる書!【目次】自
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兜町の男 清水一行と日本経済の80年
ノンフィクション城山三郎の2倍近い作品群を残した“経済小説の巨人”清水一行。東京・玉の井の私娼街で育ち、共産主義者として戦後の焼け跡を奔走した後、兜町を這い回って企業小説の書き手としてのし上がった男の生涯を、その時々の日本経済の動向とともに描いたノンフィクション。『小説兜町』でデビューする35歳までの長い焦燥と屈辱の日々と、一躍流行作家になってから79歳で亡くなるまでの生き様を、膨大な取材で再現する。ベルリンの壁の崩壊を目の当たりにして、滂沱の涙を流した男の心にずっとあった想いとは果たして何だったのか!?【目次
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ジミー
文学出版前からnoteで話題になった小説の単行本化。 行き詰ってる女子、イケテナイ男子の・・・・ただのラブストーリーではない物語。 「とんでもない才能と出会ってしまった」と評したオールナイトニッポン最後のパーソナリティ平野友康が、この作品のために紹介動画を制作、楽曲はmonq design(オオムラシノ)が提供したファンサイトまで出現している。
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新着作品
市民エネルギーと地域主権 新潟「おらって」10年の挑戦
政治持続可能な地域づくりはエネルギー自立から――新潟で10年にわたって市民主体の再エネ事業を育ててきた政治学者が、エネルギーシフトと民主主義の不可分の関係、そして危機の時代を超える「文明の転換」への道を語る。 ※本書は、大月書店刊『市民エネルギーと地域主権』の電子書籍版です。 【目次】 序章 エネルギーの民主化と地域主権――「おらって」10年の歩み 第1章 市民エネルギーの現場から 第2章 エネルギーから「せいじ」を考える 第3章 〈3・11〉から何を学ぶのか 第4