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カントの政治哲学入門
哲学/思想現代においても重要な理念である、自由権、正義と国家、共和主義、国際法と平和について、時代に先駆けたカントの発想をわかりやすく解説する清新な入門書。政治における理念の重要さを語り続けたカントの政治哲学の全体像を、『人倫の形而上学・法論』を軸として、最新の研究成果にもとづき描き出すとともに、歴史的文脈に照らしてカントの著作を読み解き、その現代的意義を説く。【目次】第一章 自由の権利:法のもとでの自由とは何か第二章 社会契約論:国家の設立は義務である第三章 共和主義の理念と制度第四章 永遠平和のために
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究極の学び場 京大吉田寮
哲学/思想共に暮らすことが、最高の学びだ!京大吉田寮は日本最古の学生寮。築100年以上の歴史的建物は現役で、学生の生活を包む。寮の運営は、大学と寮生との話し合いにより担われてきた。京都大学の初代総長であった木下広次が「寮は学生の切磋琢磨の場であり、大学の研学修養上の重要な機関である」と位置づけ、共同生活のもたらす教育効果を重視したことが原点だ。開かれた場で過ごし、多様性を学ぶ場の魅力を、現役寮生、医師、起業家、研究者、作家が紹介。ノーベル賞受賞 故・益川敏英博士からのメッセージも掲載!【目次】◇第Ⅰ部 学
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きりえや偽本大全 名作文学パロディの世界【電子改訂版】
哲学/思想国内外の名著のタイトルをもじり、まったく新しい物語として作り替えた本、偽本。きりえや高木亮が制作し続けてきた偽本ブックカバーの書籍化。もともとのファンはもちろん、文学史を学ぶ学生さんや文学通の方まで、より多くの方にパロディを通して名作のおもしろさに触れていただきたい。ブックガイドとしての機能を果たすため、各章末には原作を読みたい人のために原作本のあらすじと書誌情報も掲載。【目次】海外文学その1 ロシア文学その2 イギリス文学その3 フランス文学その4 ドイツ文学その5 アメリカ文学その6 海外そ
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「空気の研究」の研究 ゲーム理論と進化心理学で考える大東亜戦争開戦と御聖断のサイエンス
日本現代史「空気」は理論的に説明できる!終戦の御聖断は3回あった!開戦の理由は誰もが知っていた!対日石油全面禁輸の意外な真相とは?ベンダサンの名義で語った本音!旧日本軍の一下級将校だった山本七平氏が、その生死をさまよう過酷な体験をベースにし、日本人のために全身全霊で書き上げた『「空気」の研究』。しかし、40年以上たっても、彼の労作が現実にほとんど影響を与えていないことは、極めて不思議なことであると同時に悲しいことです。本書は、このことについての私自身のための備忘録です。(「まえがき」より)【目次】まえがき
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具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ
哲学/思想永遠にかみ合わない議論、ネットでの炎上、罵り合う人と人。その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から検証。具体的言説と抽象的言説のズレを四コマ漫画とシンプルな図解で表現。【目次】序 章 抽象化なくして生きられない第1章 数と言葉第2章 デフォルメ第3章 精神世界と物理世界第4章 法則とパターン認識第5章 関係性と構造第6章 往復運動第7章 相対的第8章 本質第9章 自由度第10章 価値観第11章
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靴づくりの文化史 日本の靴と職人
文化/民俗いま、若者に靴作りが人気だという。草鞋、下駄などが主だった日本人は明治以降の近代化のなかで、日本人向きの靴をどのように作り出し、いかに靴に馴染んできたのか。そして、世界の靴作りといかに繋がっているのか。靴職人の実態に迫る。【目次】はじめに第一章 日本人と靴第二章 日本人による靴づくり第三章 世界史からみた靴づくりの歴史第四章 稲川實の人生史第五章 靴づくり、人づくり主要参考文献/インターネット/靴産業関連施設・団体おわりに
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球磨焼酎 本格焼酎の源流から
日本史一般《焼酎の中の焼酎》◆米焼酎の500年◆米から生まれる米焼酎のうまさとは何か。伝統の味を守りながら、先人の知恵と技に学び、工夫を重ね進化を試みる職人たちの活気に満ちた気概を伝える。▼米焼酎がつくられ、飲まれ始めた中世の頃から現代までのおよそ500年間の歴史をたどり、焼酎の中で最も古くから飲まれている《米焼酎》の世界を掘り起こす。▼製法の変遷や風土の特性を通して、球磨焼酎の魅力、おいしさの秘密に迫る。▼球磨焼酎をこよなく愛した文人墨客、庶民の呑み方を紹介。飲酒好きな人たちからいかに厚く支持されてきた
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クレージー・ランニング 日本人ランナーは何を背負ってきたのか?
文化/民俗1964年(昭和39年)の東京オリンピックから現在まで、日本人は何を求め、何に苦しみ、何に喜びながら走り続けてきたのか? 円谷幸吉、君原健二、瀬古利彦、中山竹通、小出義雄、金哲彦、大胡光次範、有森裕子、高橋尚子、スポーツ中継を担当するテレビ会社社員。そして、伝説のコーチであるセラティ。アスリートたちの肉声を伝える、スポーツ・ルポルタージュ。マラソンを通じて見えてくる、新しい日本人論。【目次】プロローグ一章 後ろを振り向くな二章 ランナーという作品三章 捨てられた犬の反逆四章 セルフィッシュの時代
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軍が警察に勝った日 昭和八年 ゴー・ストップ事件
日本近世史5・15事件(昭和7年)の翌年、小さなトラブルが大阪の交差点で起きた。赤信号で横断歩道を渡った陸軍兵士を警官が注意、両者の言い争いは乱闘に至り、それがもとで最後には陸軍と内務省のトップが争う戦前日本最大の権力争いに発展した。死者まで出しながらも収束が見えない中、ついに警察が軍に言ったこととは? 小さな個人的なトラブルであったはずのケンカがその後の日本の運命を決めるターニングポイントになったのは何故か? 驚きの歴史ドキュメンタリー。【目次】はしがき第一章 発端第二章 拡大第三章 決裂第四章 泥沼第
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ケガレの起源と銅鐸 射日・招日神話で解く日本文化
文化/民俗古代史最大の謎とされる銅鐸、日本精神文化の底流を貫くケガレ観。両者を結びつけるのは岩戸神話、その源としての射日・招日神話であった。列島の歴史に深く浸透する神話を紐解くことで、餅やカラスの民俗、大嘗祭などの謎も明らかに。独自の研究に基づく画期的新説により、日本文化史の新たな時代が拓かれる。【目次】はじめに序 章 第一章 銅鐸 埋められた太陽第二章 烏勧請の意味とその目的第三章 餅はケガレの象徴第四章 境界と銅鐸第五章 天岩屋戸神話とケガレ忌避観念の発生終 章 柳田国男と網野善彦が提起した疑問につい