作品数:93作品
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  • おてんとうさんに申し訳ない 菅原文太伝の書影 1980円 2020/10/02

    おてんとうさんに申し訳ない 菅原文太伝

    坂本俊夫 人物評伝

    映画俳優として確固たる地位を築き、多くの人から愛された菅原文太氏。ただ、「映画俳優」が彼のすべてではない。彼は2014年11月に他界する少し前に「日本を再び戦争をする国にしてはならない」という思いから命を削って沖縄県知事選の応援に臨んだ。また、「政治の最大の責任は国民を飢えさせないこと、戦争をしないこと」という信念から無農薬有機農業を始め、さらにはラジオや雑誌の対談に同様の問題意識を持つ専門家を呼び、積極的に発言してきた。今改めて、我々は菅原文太氏の最後のメッセージを考えていく必要がある。【目次

  • かかる師ありき 恩師・江本茂夫傳の書影 1100円 2016/10/27

    かかる師ありき 恩師・江本茂夫傳

    吉村和嘉 人物評伝

    本書は、戦闘的英語教育者として“話す英語”の教育に生涯を捧げた江本茂夫(1888~1966年)の一代記であり、その同時代史でもある。 江本の英語スピーカーとしての名声は 昭和十年代の日本で一世を風靡した。その語学力は、彼の天津軍司令部、横浜専門学校、函館俘虜収容所時代にも遺憾なく発揮されたが、戦後の公職追放令により英語教育界への復帰は絶たれた。しかし、私塾による前途有為な青年男女に英語教育を通して、日本人としての道を終生教え続けた。 英語教育のあり方にゆれる今の世に送る書。

  • カリコ博士と町医者 アメリカ留学青春記 それぞれの旅立ちの書影 1870円 2023/12/22

    カリコ博士と町医者 アメリカ留学青春記 それぞれの旅立ち

    村石昭彦 ノンフィクション

    ペンシルベニア大学で、RNAやDNAを用いた最先端の遺伝子治療の開発を夢見て研究生活を共にした若き研究者たち。そのひとり、無名時代のカタリン・カリコ博士の実像と魅力を知る著者が、彼女の苦悩と挫折、そして復活と栄光を描いた実話に基づく異色話題作。2023年ノーベル生理学・医学賞を受賞した新型コロナウイルスワクチン開発の立役者カタリン・カリコ博士。彼女を間近かにみてきた著者が伝えたいのは、博士の魅力。夢を決してあきらめないこと。科学研究の素晴らしさ。将来ある若者と、導く大人たちに読んでほしい。【目次

  • 木で軍艦をつくった男の書影 472円 2015/10/01

    木で軍艦をつくった男

    近藤司/萩野正昭 ドキュメンタリー

    映画『トラ・トラ・トラ!』は、クランクインまもなく、黒澤明監督の解任という事態となり、初期方針を変更しながら完成、公開されることになった。この映画に最後まで一貫して従事した美術チーフの近藤司は、福岡県遠賀郡芦屋町海岸に建造された二隻の軍艦、戦艦長門と空母赤城を担当した。映画に参加した多くのスタッフが既にこの世を去っている。黒澤明、村木与四郎美術監督しかり、脚本の小國英雄、菊島隆三ももういない。わずかに生き残る証人の一人だった近藤 司が語る事実の一片から、全てを知る手掛かりがひも解かれる。

  • 金門島戦跡ガイド 「台湾有事」の最前線を歩くの書影 2200円 2023/10/26

    金門島戦跡ガイド 「台湾有事」の最前線を歩く

    小西誠 戦記

    金門島の全島に張り巡らされた数々の市街戦用地下坑道、地下砲台、地下軍港、そして全島の周囲に張り巡らされた巨大な要塞型のトーチカと海岸を埋め尽くす軌條砦。ここは紛れもなく中国との最前線の要塞島だった。しかし今、台湾政府は、この要塞島の軍事施設を全面公開し、平和学習に提供。金門島住民もまた、要塞島を中国との架け橋―交流の場として位置付けている。この本は、金門島の戦跡全体を初めて本格的に調査。【目次】目次はじめに 金門島戦跡の行き方ガイド 第1章 「台湾有事」の最前線・金門島の現在第2章 金門県の県都

  • 犬房女子 犬猫殺処分施設で働くということの書影 1408円 2021/07/30

    犬房女子 犬猫殺処分施設で働くということ

    藤崎童士 ノンフィクション

    2013年春、動物愛護法改正に伴い、熊本県動物管理センターで働き始めた玲と和美。ガス室での殺処分が漫然と続く職場で、犬猫たちを救おう、せめて環境を改善しようと奮闘するも――。現場のリアルに迫るノンフィクション。杉本彩さん推薦!【目次】プロローグ第一章 二つの施設第二章 厳しい現実第三章 敗れざる者第四章 蘇生エピローグ――熊本地震の裏でなにが起きていたか?

  • 国家方針を転換する決定的十年 新自由主義から社会的共通資本への書影 1870円 2024/05/17

    国家方針を転換する決定的十年 新自由主義から社会的共通資本へ

    田中信一郎 ノンフィクション

    与野党の最大争点は、国家方針の選択に他ならない。与党ブロックが掲げる「新自由主義」(経済的価値を最重視)の継続か、野党ブロックが掲げる「社会的共通資本」(一人ひとりが幸福を実感できる社会を目指し、自然環境、教育・医療・金融・司法・行政など制度資本を重視)への転換か。本書では、与野党両ブロックの国家方針を比較した上で、野党ブロックへの政権交代が実現した場合、「個人重視・支え合いの国家方針」で必要となる5つの政策(民主主義の再生、経済、社会、環境エネルギー、外交・安全保障)を丁寧に解説する。【目次】

  • 子どもの本のもつ力 世界と出会える60冊の書影 1408円 2021/07/30

    子どもの本のもつ力 世界と出会える60冊

    清水真砂子 ブックガイド

    『ゲド戦記』の翻訳や児童文学評論で知られる著者が選ぶ、60冊の「子どもの本」。子どもに手渡す本、読みきかせる本を考えたい方々、子どもにかかわる仕事の方々に。「『先生はどうやって、子どもに贈る本を選ぶんですか?』私の答えはいつも同じでした。……」(本書より)【目次】1 「かわいい」がとりこぼすものは?(『つるにょうぼう』『よあけ』など)2 ひとり居がもたらしてくれるもの(『わたしとあそんで』『まつりちゃん』など)3 毎日は同じじゃない(『トミーが三歳になった日』『グレイ・ラビットのおはなし』など)

  • コルクを抜くの書影 330円 2015/10/01

    コルクを抜く

    佐渡島庸平/大原ケイ/今村友紀/山内康裕/羽賀翔一 ノンフィクション

    2012年、マンガ家・作家のためのエージェントを目指して株式会社コルクを立ち上げた佐渡島庸平が、これまで温めてきた企画を進めている。 編集を目指す人のためのWebマガジン「DOTPLACE」編集長の内沼晋太郎が、佐渡島庸平と対談する「これからの編集者」では、これまでの編集者の役割を捉え直し、インディーズや若手の”これからの編集者”に向けて熱く語っています。好評トークイベントの、佐渡島庸平×大原ケイ、佐渡島庸平×今村友紀のレポートに加えて、マンガ「今日のコルク」を収録。 【目次】 は

  • これからの本の話をしようの書影 1320円 2019/01/29

    これからの本の話をしよう

    萩野正昭 ノンフィクション

    本は「小さなもの」のためにこそ存在する。その原点を私たちは忘れてしまったのではないか? 電子出版のためのウェブサービス「Romancer」、『片岡義男 全著作電子化計画』など、数々の画期的な出版プロジェクトに取り組む株式会社ボイジャー創業者である著者が、25年にわたる歩みを振り返りつつ、本と出版の未来について語る。 【目次】 第1章 メディアは私たちのもの 今、私が取り組んでいる活動を紹介しながら、そこに生じる問題や将来への課題と可能性について語ろうと思う。 第2章 なぜ出版、ど

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