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ゆうすけとけんじ
児童書元気いっぱいの男の子!祖父が孫に語る昭和の子ども時代ゆうすけとけんじとその友だちが、元気よく遊んでいるところに、みんなも飛び入りしてみない?はじめてのこと、知らないもの、びっくりすることなんかがあって、きっと面白いと思う。(本文より)【目次】「コンビニも、ゲームも、ペットボトルも、Tシャツも……」「お母さんが走った」「おいしいローソク」「戦争とカミナリ」「パパ・ママはだめ?」「銀座のソフトアイスクリーム」「メチャクチャ語ごっこ」「奥の手はきかない」「ダイミョウセセリとイチモンジセセリ」「サイダー
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優等生のやめかた 合本版 (今さら)『告白』湊かなえ、本屋大賞だいじょうぶ?
エッセイ湊の『告白』って、実はダメな小説だと思うんですよね。ありえないエピソードが多いし、けっこう無茶をしてるとこもある。でもとても大事な話もしています。この小説は、優等生の孤独、について話していて、そこがとても大事だなと、おれは思います。「いいコ」でいるのはなぜ息苦しいのか?いつからそんなに寂しくなったのか?そこらへんの話をします。もちろん、いくら辛くてもダメな小説を作っちゃうのはどう? という話をまじえて。(著者)販売:株式会社ボイジャー発行:カズノpub.【目次】*本書は『優等生のやめかた (今さ
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有と無 見え方の違いで対立する二つの世界観
哲学/思想「ある型」の思考回路は、「あるもの」に目を向ける。「ない型」の思考回路は、「ないもの」も視野に入れる。その両者の圧倒的ギャップが世の中を動かしている。そのメカニズムとは?私たちの「ものの見方」には、突き詰めれば大きく二つのタイプ、すなわち「ある型」思考と「ない型」思考がある。この両者間の「ギャップや認知の歪み」が世界を動かしている……と著者は説きます。本書では、「世の中そう簡単に二択で表現できるものではない」という疑問にも丁寧に答えながら、「二つの思考回路」が織りなすギャップや衝突のメカニズムを
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夢みる名古屋 ユートピア空間の形成史
日本地理名古屋という都市を論じる書の決定版!名古屋をテーマにしながら、たんなるご当地本ではない、非常に大きなスケールで名古屋が論じられ検討されている。ういろう? 味噌カツ? シャチホコ? 名古屋城? よそ者に閉鎖的? 名古屋といえばこんなイメージだが、こういったブツやらなにやらのイメージからあえてはなれ、現代思想を道具としてもちい、名古屋という都市の形成過程を歴史的に追うことで、名古屋という都市空間の一般的な性格を導き出す。改めて、名古屋、ひいては都市一般を考える上で必須の一冊。【目次】第一章 1918
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夢をあきらめないで 68歳で性別適合手術 [電子改訂版]
ノンフィクション著者は70歳過ぎの経済学者。幼少期から男性としての自分の体に違和感があった。身体の性と心の性の不一致に悩み続け、体と心の性分化のしかた、性的少数者に関する心理学・精神医学の文献などを読みあさってきた。性的少数者は環境から生まれるのではなく、持って生まれた資質によるという。そして、自らも心の性に従って生きることを決意した。 本書では、うつ状態が大半を占めた約10年に及ぶ苦しみから抜け出し、自らの生き方に確信を持つに至るまでの日々が綴られている。【目次】第1章 すべてが始まった2003年第2章 わた
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ゆるキャラ論 〜ゆるくない「ゆるキャラ」の実態〜
ビジネス教養「ゆるキャラ」とは、地域に根ざしたマスコット・キャラクター。関連ニュースが連日流れ、その数は1200体とも1600体とも言われます。 著者の犬山氏は自身でもゆるキャラを運営し、キャラクターコンサルタントとしても活躍中。杉元氏は地方自治の情報誌などでゆるキャラ連載を長年続け、取材を通じて現場の声を数多く聞いています。 ゆるキャラのプロ2人が、豊富な事例を通して、いま知っておくべきその活用法や意外な現状を紹介します。 ゆるキャラの名付け親でもある、元祖おたく・みうらじゅん氏の独占インタビューも
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ヨーゼフ・ロート ウクライナ・ロシア紀行
外国文学カフカと同じ時代を生きたオーストリアの文豪ヨーゼフ・ロートが、作家・記者の目で観た東欧諸都市の景観と人々の暮らしを独特のスタイルで書き綴った魅力あふれる紀行文で、未発表のまま残されていたウクライナとロシアの旅の報告から、珠玉の17篇を収録。【目次】一 東からの便り+D26:G26新流行 ウクライナ少数民族 リヴィウ 障害者の葬列二 ロシアの風景 トコジラミと過ごした夜 レニングラード三 ソビエトの現実 国境のネゴレロイエ モスクワの亡霊 ヴォルガ川をアストラハンまで アストラハンの不思議 カフカ
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Europe 1973 センチメンタルジャーニー
写真一般振られた彼女を追いかけ失恋旅行、20歳の五味彬が撮った100枚を超えるスナップ写真と、五味の師であった横木安良夫の五味彬の写真人生、生徒であった大和田良はスナップ写真について語っている。巻末には五味が訪れ撮影した都市をGoogle Earthで見ることができる。【目次】「失恋旅行」五味彬の、まずは写真人生のはじまり。中目黒の喫茶店で…お父さん、昔は写真上手だったのね。家に帰りたい。僕の人生『万事が塞翁が馬」Google EarthAKIRA GOMI BiographyPublication N
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よい教育とはなにか 倫理・政治・民主主義
教育一般学力調査結果に注目が集まる成果主義時代のいま、「よい教育とはなにか」という最も中心的な問いを置き去りにしていないだろうか、と教育学者ビースタは問う。日本の教育の民主主義的発展に重要な示唆を与える、教育関係者必読の書。【目次】はじめに──教育における目的の問題について第1章 教育は何のためにあるのか?第2章 エビデンスに基づいた教育──科学と民主主義のはざま第3章 教育──説明責任と応答責任のはざま第4章 中断の教育学 第5章 デューイ以降の民主主義と教育第6章 教育、民主主義そして包摂の問題おわ
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妖怪は海にいる!? アラマタ式 海の博物教室
ノンフィクション夜の海をおよぐ、ナイトダイビング。そこで出会ったのは、摩訶不思議な生きものたちがただよいたゆたう、この世のものとは思えない「霊界」のような光景だった。海の生きものに魅了されたことからはじまり、半世紀以上にわたって知の冒険をつづけるアラマタ博士による、地球の歴史と宇宙と深海の世界が交差する博物教室。「みんなの研究」は、みんなの「知りたい」を応援する、あたらしいノンフィクションのシリーズです。