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作品説明
インディーズ作家が出版前に解決しなければならない問題。それは作品が他人の権利を侵害していないかを見極めること。『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』(インプレス刊)、通称クリ権の著者、鷹野凌が作家視点で著作権法のツボを解説する。TPPで変わろうとしている著作権について、コミケ、青空文庫、TV番組のDVD化などへの影響をクリ権の監修者で知的財産権分野の第一人者福井健策弁護士をゲストに招き解説する。
(講演日2015年12月19日)
【目次】
第1部 インディーズ作家が知っておくべき権利や法律を教わってきました
はじめに
テーマは「攻めの著作権」
構造を真似る「盗作」は基本技術だ
「アイデア」は盗んでもいい
アイデアの範疇に入るのはこれ
「表現」の盗作はアウト!
「偶然似た」は許される?
「法律」が許しても「世論」は許さない
東京五輪エンブレムを不採用に追い込んだもの
作家によるパクリ批判とネット炎上
著作権が保護しないデザイン
自分の身を守る3つのアドバイス
谷崎、乱歩を自由に使える「パブリック・ドメイン」
作家による作品の開放「クリエイティブコモンズ」
積極的な開放で広がる創作の輪
大英図書館やNASAの写真を自由に使える「flickr」
「パブリック・ライセンス」を活用しよう
パブリック・ライセンス利用にもルールがある
ほかにもある! 著作物を無断利用できるケース
図書館が権利侵害にならないワケ
第2部 TPP大筋合意でどうなる著作権?
TPPで著作権はどう変わる?
アメリカ著作権は「ミッキーマウス保護法」?
等
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