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心は胸のふくらみの中
詩/短歌/俳句トロの吐露リスのリスクたわしのわたし掬ってほしい救ってほしい飯田有子(歌人)、和田彩花(アイドル)推薦!【目次】永遠に嚙めないフランスパン生理休おんなへんやわらかな手のうさぎ空飛ぶ虎Ms. たらこくちびるサンドイッチ・ハム男人生をミニストップ俺は星屑心の皮膚冬の放熱多くない給料あかるい前歯
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心をさがす旅 思い出のヨーロッパ
紀行ヨーロッパでの文化文芸紀行。併せて、外国で暮らす日本人を描く。【目次】氷の歯形・シベリヤ/賑やかな死・ロンドン/心をさがす旅・マドリード/磔のペテロ・ローマ/音楽の都・ウィーン/遺された壁・パリ
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50代・60代のためのライフワーク起業のススメー本当に「やりたいこと」を見つけてビジネスにしていく手法とは【電子版】
開業/転職/就職「人生100年時代」と言われている今日、長い人生の後半をどのように生きていくのか? 定年を迎える年代の人たちの大きな課題となっている。こんな状況の中、いま50代・60代の起業が増加、しかし、起業にはリスクがつきもの、「失敗したらどうしよう?」、こんな不安を抱えている人が多い。著者の13年間、延べ600名を超える起業相談から導き出された起業成功のポイント、それは、本当に「やりたいこと」を仕事にしていくこと。【目次】第1章 人生100年時代をどう生きる? 第2章 シニア起業の現状と落とし穴は?第3章
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ゴジラ幻論 日本産怪獣類の一般と個別の博物誌
生物学2016年、東京に上陸し、丸の内で活動を停止した巨大不明生物、通称「ゴジラ」。従来の生物学の知見では単純に説明することのできない生態、形態、発生プロセスの謎に、進化発生学者が挑む。 「シン・ゴジラ」に登場する女性科学者のレポートや、1954年初代「ゴジラ」の山根恭平博士の孫による講演記録など、科学的知識と虚構が入り交じる一書。【目次】第一章 「ゴジラ生物学会特別紀要」より:巨大不明生物の起源【基調講演】「シン・ゴジラ」に確認された新事象をめぐって 第一部 山根恭太郎 【基調講演】「シン・ゴジラ」
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こちらムシムシ新聞社
文学ムシムシ新聞社の自然科学部記者、七星あまみちくん、ある日、部長に読者の女の子からの手紙を見せられた。「私はカタツムリが大すきです。近ごろカタツムリが見つかりませんが、どこに行くといますか? それにもっとカタツムリのことが知りたいです」早速あまみちくんは調査。土のあるところにいるということがわかったので取材に出かけた。イノシシ、ヘビ、マイマイカブリ、ヒメボタルやマイマイチツツハナバチなどに出会い、たくさんの話を聞く。そしてわかったことは……?生きものによる自然の循環を、カタツムリをテーマにわかりや
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こちらムシムシ新聞社 ギタイは天敵がつくる?
文学ムシムシ新聞社の自然科学部記者、七星あまみちくんは、読者からの質問に答える係でもある。今回届いた質問は「ギタイの虫について教えてください」というもの。メールに添付されていたのは、どう見ても枯れ葉にしか見えないガの写真。これはアケビコノハというガだとわかったあまみちくんは、早速ギタイの虫の取材へ! ギタイの種類や、恐ろしげなギタイ、一人ギタイのオンパレードのアゲハチョウなど、なぜここまでギタイするのか! 虫の世界のギタイは奥深い。そして、キーとなる言葉は「進化」だった。ギタイの不思議をわかりやすく
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国家方針を転換する決定的十年 新自由主義から社会的共通資本へ
ノンフィクション与野党の最大争点は、国家方針の選択に他ならない。与党ブロックが掲げる「新自由主義」(経済的価値を最重視)の継続か、野党ブロックが掲げる「社会的共通資本」(一人ひとりが幸福を実感できる社会を目指し、自然環境、教育・医療・金融・司法・行政など制度資本を重視)への転換か。本書では、与野党両ブロックの国家方針を比較した上で、野党ブロックへの政権交代が実現した場合、「個人重視・支え合いの国家方針」で必要となる5つの政策(民主主義の再生、経済、社会、環境エネルギー、外交・安全保障)を丁寧に解説する。【目次】
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ことばが世界をひらく 新言語教育学
学校教育人は「ことば」に支えられて自己の世界を築き上げ、開かれた世界を知り、他者とのかかわりのなかで自己を確立していく。そして、他者とのかかわりは人間の文化の根本であり、そこで生きようとしてはじめて、私たちは物事を理解し「学ぶ」ことができる――。母語の豊かな使い手となり、第二言語として英語を学ぶことの真の価値と、その習得のために必要な条件とは何か。日本・アメリカ・カナダ・オーストラリアでリテラシー教育に携わってきた言語学者が説く「ことば」と「学び」の本質が、いま求められる教育のかたちを明らかにする。【目
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言葉のズレと共感幻想
エッセイ「人は言葉を過信している」「スティーブ・ジョブズも歴史に残らない気がする」――「思考」テーマの著作を出し続ける著述家・細谷功と、メガヒットを飛ばし続ける漫画編集者・佐渡島庸平という異色の取り合わせ。言葉、物語、お金、労働、ルール、いいねエコノミー(共感資本主義・格差)、VR(仮想現実)などを俎上にのせ、現代社会を覆う「共感幻想」を「具体と抽象」の往来問答によって深く掘り下げていく。メタの視点を上げるほど虚無主義に近づくが、そうならないためにそれぞれが実践している処方箋にも話が及ぶ。【目次】第1章