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神風特攻隊のサイエンス データが語る過小評価と続「空気の研究」の研究
日本史一般笑顔で飛び立っていった日本の若者たちに捧ぐ! 特攻の実効性を、米軍資料と戦果データから再検証!帝国陸海軍とドイツ国防軍の比較を浮き彫りにする!仮想戦記「本土決戦」日本勝利のシナリオを収録!特攻資料から再構成する“もう一つの昭和20年”終戦時に焼却や廃棄されたとされる日本軍の機密文書。その多くは、アメリカの暗号解読記録として残されていた──。仮想戦記としての、日本勝利の“可能性”と“限界”を問う試論。昭和20年「本土決戦」は、単なる空想では終わらない。「空気」と「象徴天皇」の機序を読み解く知的考察
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神さまの通り道 スサノオさんキレてるんですけど
児童書小学生のガンちゃんは、家の建て増しで自分の部屋をもらえることになる。そこは、代々「神さまの通り道」だから空けておくように、と言われてきた敷地だった。かくして、ガンちゃんのもとには、雲に乗った自称神さまスーさんが出没することになる。一方、ガンちゃんは学校でおねがい係になって、クラスメイトの清水さんのおねがいを聞くことになる。クラスになじめない清水さんとのやりとりをなげだしそうになるガンちゃんだったが、スーさんは型破りなアドバイスをするのであった。勝手気ままで、人の道に反したことをいうと歯を痛くする
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神さまの通り道 よみがえらせてはいけません
児童書小学生のガンちゃんのへやにはなぞの神さま、スーさんもすんでいる。ガンちゃんは、クラスメイトから死んでしまったペットのウサギにあいたいというねがいをきいて、スーさんに相談したけれど、スーさんはだめ、というばかり。そうこうするうち、スーさんのともだちの神さま、クニさんもやってきた。ガンちゃんは、クラスメイトのおねがいをかなえることができるのか?ギョウザが大好きで、人の道に反したことをすると歯を痛くするヘンテコな神さまと、心優しいおきらく小学生のちょっといいはなし、シリーズ第2作。
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神さまはぼくに自閉症っていうへんてこな名前の障がいをくれた。
絵画/作品集5歳の時に自閉症と診断された一人の少年。言葉を操ることが出来なかった少年が言葉の代わりに手にしたのは、絵を紡ぎ、世界中の幸せを祈る力だった。純粋な少年から紡ぎ出される愛には、不思議な力がある。・大切なものに気付きました。・勇気をもらいました。・元気が湧いてきます♡・豊かな気持ちになれました。・とっても楽しくなりました。(作品に寄せられた感想)少年の紡いだ、あたたかくって少し不思議な世界を、一緒に冒険してみませんか?【目次】・愛と平和・まあるいしあわせ2「和」・遊園地・れいんぼうぱらだいす・Aga
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神とともにみる夢
宗教/キリスト教教会だけではなく、都市全体に驚くべき変革をもたらしているベテル教会。その働きは神とともに見る夢から始まりました。前作「奇跡への入り口」から一歩進んで、神のアイデアを実現するために、具体的で実践的な方法を教えています。神は夢を見るお方であり、神の夢をともに見る人々を探しておられます。わくわくするような実例と証を豊富に含めながら、御言葉を深く解き明かし、読者をより偉大な願いとその実現へといざないます。【目次】序文はじめに第一章 神と協力して働く第二章 創造的であること第三章 奥義の価値第四章 御霊の
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紙一重
文学平野をつっぱしる中仙道のほとりに、私立K脳病院は玄関口を街道にひろげて建っている。明るい近代的な建物ともみえるが、一足裏に回れば風雪にさらされた幾棟かの病舎がいかにも世ばなれた形でかくれている。ひろびろとした田圃の中に黒い瓦ぶきのその病舎はいかにも時代めいた姿だ。明治時代の小学校かとも見えるその変てつもない建物の中には、二百人の変てつ者がひっそりと世をはなれ、時に猛獣となる危険を内にひそめたしずかな喧噪さで暮している。みんな、いわば破れた風船を心の中に抱いているような人々だった。
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カミュとヴェイユ 信仰と愛をめぐって
エッセイヴェイユとカミュの関係は微妙で難しい、だから面白い。ヴェイユの死後、彼女が書き残していた原稿をカミュが読みその意義を認めて、ヴェイユを世に紹介する労をとったのである。我々はカミュのヴェイユ理解と評価を知ることができる。しかし、ヴェイユはカミュを知らないし、彼女のカミュ理解・カミュ評価を直接に知ることはできない。それでも、我々はヴェイユの事績・ヴェイユのテストの中に彼女のカミュ評価を推測することはできるであろう。【目次】第1部第1章人間のいない自然-カミュの原点-第2章不条理の倫理と神の拒否第3章
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カメラは光ることをやめて触った
詩/短歌/俳句夏の井戸(それから彼と彼女にはしあわせな日はあまりなかった)我妻俊樹の短歌を初めて集成する待望の第一歌集。誌上歌集「足の踏み場、象の墓場」から現在までの歌を含んだ唯一無二の686首。電子版にはおまけの栞は付属致しませんので、ご了承下さい。【目次】Ⅰ カメラは光ることをやめて触った喫煙する顔たち 偶然はあれから善悪をおぼえた窓をみせる穴 どちらも蜘蛛の巣の瞳 花瓶からきこえてくる朗読 学園への執着 その緑地 カメラは光ることをやめて触った サマーグリーン 星に見えない何か 猛獣