書影

若き日

阿部紘久 命ささらぐ 哲学/思想 308円

作品説明

最初の記憶は栃木県の山奥の不自由な生活だった。高校2年の時の三宅島探検が原体験になった。高校3年間は勉強を拒否し、課外活動に熱中した。浪人の1年間は入院生活。特殊な受験勉強法で、生涯初めての棒高跳びに成功するようにして大学に入った。
大学時代は、文章、美術、音楽、旅など感性の世界でさ迷った。やがて写真学校に毎晩通った。卒論には全力投球した。進路には迷ったが、結果としては選択を誤ったと思う。ただし、4回計10年の海外生活は、実りがあった。米国企業への転身、大学講師と著述業への転身も、悪くなかった。

【目次】
第1章 もの心ついた頃
最初の記憶/ニコヨンと泥棒/愚図
第2章 三宅島への旅 (1960年)
第3章 悩み多き高校時代
優等生から勉強拒否へ/うずくまって過ぎ去るのを待つ/課外活動への没頭/光のうごめく世界/スランプは腐った梯子/父親という壁/思いがけない受験勉強法
第4章 20歳
東北へ向かう列車から/肩にとまった赤とんぼ/感性は人それぞれではない/登山/法政大学アカデミーの合唱コンサート/『ゴーリキーの最期』/600番教室にて/「春のめざめ」/作品で勝負する人間/怠惰
第5章 21歳
花なら何でも?/自分は弱者だという意識/東京オリンピック 二つの決勝/主観に徹する/名前も聞かず
第6章 22歳
意欲喪失/「真面目」の二つの意味/初恋の破局/甲子(かし)温泉の紅葉/教室から逃げ出せ/英会話黎明期/素晴らしきラジオ番組/墜落/選別眼
第7章 23歳
公私の区別という観念論/サラリーマン/三度目の三宅島/すき間風/三ちゃんの死/卒論への取り組み(付: ワープロ論)/明快な文章

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発売日:2021/10/15
出版社:ボイジャー・プレス

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