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新着作品
新装版 豊かな心で豊かな暮らし
哲学/思想日々の暮らしを満たす。それが幸せということ——。 心が豊かになる「見方道」と不安や悩みが消えていく珠玉の「宇宙法則」。 ベストセラー作家・小林正観の生前最後の遺稿となった本。youtubeなどではいまだに高い再生回数を維持し、話題が絶えない著者、最後の本が新装版となって復刊!「夢や希望はいりません」と伝えていた著者が、最後に期せずして叶えた夢とは何か。新たなエピソードで明らかになる著者の思いが公開される。【目次】はじめに第一章 豊かな心第二章「見方道」家元になる第三章「うたし焼き」窯元になる
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新着作品
到来する女たち 石牟礼道子・中村きい子・森崎和江の思想文学
哲学/思想1958年に創刊された雑誌『サークル村』に集った石牟礼道子、中村きい子、森崎和江が聞書きなどの手法で切り拓いた新たな地平を、『中上健次論』が話題を呼んだ著者が「思想文学」の視点で読み解く。【目次】はじめに第1章 はじまりとしての『サークル村』 第2章 母の肖像/群像──中村きい子『女と刀』第3章 連なり越えゆく世界を感受する──石牟礼道子『椿の海の記』 第4章 不透明な他者と女同志の絆──森崎和江『遙かなる祭』 註あとがき
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The Miraculous Kanayama Megaliths 金山巨石群の奇跡 Jomon Megalithic Observatory Still Active after 5,000+
考古学一般In 1997, a mysterious group of megaliths comparable to Stonehenge was discovered in the mountains of Hida-Kanayama in Japan. This book is a report on the investigation by two Japanese civilian researchers and an American astrophysicist who struggled
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重い自閉症の支援 強度行動障害・問題行動への対応・予防
発達心理強度行動障害・問題行動は、本人の状態が崩れることで起こります。本人の今の状態を確認できる状態表の作り方、状態表から、どう支援すればよいのか、なにを支援すればよいのかがわかります。状態が崩れたら整えて、状態が良かったら、崩れないように予防する。問題行動とうまく付き合うコツをお伝えします。【目次】序 章 親のフェードアウト1部 強度行動障害・問題行動のための支援の基本1章 3つの視点で支援の意味 が見えてくる2章 合わせる力を意識すると本人の状態が見えてくる3章 サインをゾーンに分けると必要な支援が
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世界史の中の「ガザ戦争」
世界史一般なぜハマースはイスラエル攻撃に踏み切ったのか。なぜイスラエスはジェノサイドといえる殺戮を続けるのか。なぜアメリカを筆頭に西欧諸国は「自衛戦争」としてイスラエルを支持するのか。その根源を世界史的にたどり、変化の兆しを読み解く。※本書は大月書店刊『世界史の中の「ガザ戦争」』の電子書籍版です。【目次】第Ⅰ部 「ガザ戦争」とは何か第1章 「ガザ戦争」の真相 第2章 パレスチナ問題の歴史を読み直す第Ⅱ部 イスラエルと西側諸国第3章 イスラエル・パレスチナ問題と米欧 第4章 イスラエルの岐路第5章 日本と「
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戦争を展示する 戦争博物館の過去・現在・未来
日本地理戦争博物館は「何のために、何を、いかに」展示しているのか。世界の博物館から56館を選び、設立の経緯や展示物などの概要を提示。15のテーマと8つのコラムから博物館をとりまく問題や、変化する姿とその意味を考察する。※本書は大月書店刊『戦争を展示する:戦争博物館の過去・現在・未来』の電子書籍版です。【目次】第Ⅰ部 日本と世界の戦争博物館56選第Ⅱ部 戦争博物館をめぐるさまざまな視角第1章 戦争博物館の始まりコラム1 戦後日本の博物館の発展、その現状と課題第2章 ナショナリズムを克服する歴史博物館 コラ
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原爆と俳句
日本史一般原爆という人類の課題に対して、俳句がどのように向き合ってきたのか。原爆投下直後のヒロシマやナガサキで詠まれた俳句があった。俳句で原爆を記録したひとたち、今も火種を絶やさずつなぐひとたちを長年の取材を通して綴る。※本書は、大月書店刊『原爆と俳句』の電子書籍版です。【目次】はじめに 生と死を詠う世界第1章 原爆俳句までの軌跡第2章 第二芸術論の衝撃第3章 ヒロシマを詠む第4章 ナガサキを詠む第5章 東京から原水爆を詠む第6章 表現者たちの格闘第7章 沖縄と福島第8章 原爆と川柳おわりに
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深化する歴史学 史資料からよみとく新たな歴史像
歴史一般新発見された史資料や、異なる読み方が示されるようになった史料などに着目し、新たな歴史像を示す39のトピック。AIを利用した文字読解など、史資料をめぐる近年の動向に注目した7つのコラム。深化しつづける歴史研究の現在を示す。※本書は大月書店刊『深化する歴史学――史資料からよみとく新たな歴史像』の電子書籍版です。【目次】第1章 古代第2章 中世第3章 近世第4章 近代第5章 現代
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インドにおける代理出産の文化論 出産の商品化のゆくえ
文化人類学こうした新たな生殖医療は、インドにおいてどのような歴史的、社会的背景のもと広がっているのだろうか。これに関しては、これまで富める先進国と貧しい途上国という二分法の中で生み出される新植民地主義的な搾取の構造や、生命や身体の利用という人間の尊厳の侵犯という倫理的問題が指摘されてきた。これらの指摘は、代理出産を理解するうえで言うまでもなく最も重要で、かつ、基本的な出発点である。だが、そればかりでは、「良いか、悪いか」という二元論的な袋小路に陥る可能性がある。本書では、代理出産を現代インドにおいて生起す
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海を渡った騎馬文化 馬具からみた古代東北アジア
考古学一般もし仮に、朝鮮半島に「騎馬民族征服王朝」が存在したのであれば、当然、日本列島の「騎馬民族説」の問題にも直接的な影響を与えるにもかかわらず、日本国内においてこの韓国の「騎馬民族説」を真正面から取り扱った研究は、皆無であったといってよい。そこには日本史、朝鮮史(韓国史)、あるいは日本考古学、朝鮮考古学(韓国考古学)というそれぞれの枠組みを越えて議論することに対する躊ちゅう躇ちょや遠慮があったのかもしれない。しかし、あとで詳しくみるように「騎馬文化が来た」という点では、朝鮮半島もまた日本列島と同じであ