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社会変容と民衆暴力 人びとはなぜそれを選び、いかに語られたのか
社会学普通の人びとは、なぜ暴力という手段を選び集団の力を行使したのか。また被害と加害が同居する地域社会で、それはいかに記憶・記録され語られていったのか。時代・地域を超えて、民衆の矛盾を含んだ多様な側面を描き出す。※本書は大月書店刊行『社会変容と民衆暴力』の電子書籍版です。【目次】総論 今、歴史学の領域から民衆暴力を問うことの意味第Ⅰ部 宗教・思想を背景とした民衆暴力 第Ⅱ部 地域社会内部で発動される民衆暴力第Ⅲ部 民衆暴力をめぐる表象・言説
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「社会を変えよう」といわれたら
政治冷戦後の世界秩序の変化に対応できなかった矛盾が噴出する3・11後の日本社会。この間デモや社会運動、政治に様々に参与してきた私たちの経験を戦後史のなかで叙述し、社会を変える力と協働の足場を解明した意欲作。作家 中島京子さん 推薦!【目次】第1章 安倍政権とは何者か第2章 私たちは戦後をどう生きてきたか第3章 3・11後の社会運動と日本のかたち
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社長が3か月不在でも、仕組みで稼ぐ、年商10億円ビジネスのつくり方
経営/経営学本書は、「ビジネスを年商10億円以上にしたい」「会社を次のステージにアップしたい」「スピードを持ってビジネスを展開したい」「属人的でなく、もっと仕組みで稼ぎたい」と、本気で望んでいる方のための本。本書の最大の特徴は、「年商10億円ビジネスの条件と全体像」を解き明かした点。年商10億円の条件を、「集客」や「内部の仕組み」「社員教育」などすべてを、1つのビジネスモデルとして捉え、つくり上げる必要がある。年商数億円を脱し、年商10億円のステージに進むためのすべてがここにある。中小企業経営者、必読の書!
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収益と節税力を最大化 医師の不動産投資超入門
マネープラン/投資投資家ドクターから絶大な信頼を得る不動産コンサルタントが、堅実に資産を増やし守っていく資産形成の極意を徹底解説!研修医や大学病院教授、開業医etc「高収入だけど税金が重すぎる…」医師ならではのお金の悩みに寄り添う不動産投資の入門書。【目次】◆はじめに第1章 困ってませんか? 医師のお金のリアル第2章 医師に不動産投資が適している10の理由第3章 どんな物件を購入すべきか?第4章 知っておきたい不動産と税金の話第5章 利回りを高める物件管理のコツ第6章 不動産投資は「始まり」でしかない◆おわりに
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10年後に生き残るための 建設DXの現在地
経済中小建設業では、業務管理がいまだに紙ベースであったり、複数のExcelシートによるものであったりと、業務のデジタル化という側面では大きく出遅れ、DXが最も遅れている業種とも言われています。本書では工程管理や労務管理、入出金管理、顧客管理などを一元的に統合管理できる「業務統合システム」を中小建設業が導入することで、画期的な業務効率化や売上利益率の増大が期待できるDX戦略の方策を、デジタル初心者にもわかりやすく詳述しています。【目次】1章 建設業のコア業務をデジタル化すると自社の未来が見えてくる・デ
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10年後の福島からあなたへ
社会問題「私たちはいま、静かに怒りを燃やす東北の鬼です」――自然とともに生きる生活の豊かさと、それを奪われた悲しみ、分断されていく故郷への思い。事故責任を問う運動の先頭に立ってきた著者が10年にわたり綴った福島の実像。【目次】はじめに何が豊かな暮らしなのか、 どれが一人ひとりが幸せになれる価値観なのか東北の鬼どんぐりの森から新しい道生きる尊厳を奪われないいま、福島から訴えたいこと福島原発事故は終わらない置き去りにされた都市問題と福島のいま福島で生きる若いあなたへ女たち命の大行進in京都スタートライン原発
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障害があり女性であること 生活史からみる生きづらさ
福祉障害のある女性48名の生活史から、「障害があり女性である人たち」を生きづらくさせている社会構造や差別について、深く考察した一冊。障害者について論じられるときには、性差別のせいで女性の声がかき消され、女性について論じられるときには障害者差別のせいで障害女性の声はかき消されるという状況がある。しかし、障害のある女性が受ける差別の実態を明らかにする試みはいまだ途上にあり、複雑に絡み合う問題を把握するためのデータは圧倒的に不足している。本書は、この不足を埋めることを試みるものである。【目次】はじめにある
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障害者が街を歩けば差別に当たる?! 当事者がつくる差別解消ガイドライン
福祉バニラ・エア事件が映し出したように、障害者が差別と感じることは障害のない人にとっては「わがまま」。何が差別で、「合理的配慮」はどこまで提供すべきか、実際に受けた差別事例を分析し、当事者の視点からガイドラインを提示。【目次】はじめに~誰もが理解し合い尊重し合える社会へ~第Ⅰ部 イントロダクション 障害者差別を知ろう!第Ⅱ部 障害者差別のリアルとグッドプラクティス第Ⅲ部 対応要領・対応指針 ~障害当事者から提言!第Ⅳ部 資料編 障害者差別解消NGOガイドライン作成プロジェクトへの助成を通じておわりに
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障がいを恵みとして、社会を創る 近藤秀夫と樋口恵子
福祉戦中に親を失い、戦後に「障がい」を得た近藤秀夫。1964年東京パラリンピックに出場した後、車椅子の公務員として町田市で20年活躍し、地域を変革してきた。妻である樋口恵子は、日本の自立生活運動のリーダーとして基礎を形成し、国政にも挑んだ。二人のライフ・ヒストリーとインタビューを題材に、戦後障害福祉と自立生活運動の歴史を描く。【目次】はじめに第1章 障がい者として障害と出会う第2章 人生の基盤整備第3章 車いすのソーシャルワーカー誕生第4章 樋口恵子 形成期第5章 樋口恵子 発展期第6章 制度の波に
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少女人身売買と性被害 「強制売春させられるネパールとインドの少女たち」その痛みと回復の試み
社会問題ネパールだけで、年間7千人もの女性がインドの性産業に人身売買されている。10代で見知らぬ男の相手をさせられる性被害の極致。生き地獄のような日々のなか、心身を病んでいく女性たちがいる。貧困と女性差別を背景とした被害は後を絶たず、コロナ後、被害者は増加傾向にある。認定NPOの代表として、取材者として30年近く問題に向き合ってきた著者が、長期間の取材をまとめた。日本・インド・ネパールの国際NPO・NGOの連携によって見えてきた、心と体に深刻な傷を負った女性たちの売春宿からの救出と回復へ向けたケア、被害