書影

少女人身売買と性被害 「強制売春させられるネパールとインドの少女たち」その痛みと回復の試み

長谷川まり子 社会問題 1980円

販売終了

作品説明

ネパールだけで、年間7千人もの女性がインドの性産業に人身売買されている。10代で見知らぬ男の相手をさせられる性被害の極致。生き地獄のような日々のなか、心身を病んでいく女性たちがいる。貧困と女性差別を背景とした被害は後を絶たず、コロナ後、被害者は増加傾向にある。認定NPOの代表として、取材者として30年近く問題に向き合ってきた著者が、長期間の取材をまとめた。日本・インド・ネパールの国際NPO・NGOの連携によって見えてきた、心と体に深刻な傷を負った女性たちの売春宿からの救出と回復へ向けたケア、被害予防の試みと必死に生き抜く女性たちの姿をルポ。第7回新潮ドキュメント賞受賞作『少女売買 インドに売られたネパールの少女たち』のその後と16年後に見えてきた、自立へ向けた希望の光を描く。

【目次】
はじめに
第1章 人身売買被害者を救うために
第2章 インドの売春宿、その歴史と現状
第3章 救出された少女たちの社会復帰
第4章 保護されても救われなかった女性たち
第5章 コロナ禍と人身売買
第6章 エカトラ・新しい回復のプロジェクト
おわりに

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発売日:2024/06/07
出版社:株式会社泉町書房

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