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俳句が伝える戦時下のウクライナ ウクライナの市民、7人へのインタビュー
社会問題ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始開始して以降、ウクライナの人たちは何を思い、どのように暮らしているのか。ウクライナで俳句を詠んでいる7人に、俳句を寄せてもらい、インタビューを実施した。 10時間超のインタビューを通じて、過酷な状況下で暮らす人の姿が見えてくる。警報が鳴ったら家の中で2枚の壁の間に隠れる「2枚の壁ルール」。 警報が鳴ってミサイルが着弾するまでの40秒を息を潜めて数える生活。戦況報道だけでは見えてこない「戦禍の言葉」が生々しく語られる。【目次】はじめに父と二人、爆撃続くキーウの街で
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俳句が伝える戦時下のロシア ロシアの市民、8人へのインタビュー
戦記軍事侵攻、言論統制、他国からの制裁、予備役の動員……、激化していく「戦争」の渦中で、ロシアに暮らす人たちは何を思い、どのように暮らしているのか、そしてこの「戦争」をどう見ているのか。2022年11月19日にNHK ETV特集で放映された「戦禍の中のHAIKU」で紹介しきれなかった、ロシアの俳人への10時間以上にわたるインタビューと、かれらの俳句をまとめました。戦争の渦中に生きるロシア市民の率直な思いが、時に沈黙をはさみながら語られます。【目次】はじめにナタリア 教会の鐘響くモスクワの町でアレクセ
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排出権商人
文学大手エンジニアリング会社の地球環境室長、松川冴子は、排出権市場開拓のため世界各地を飛び回る。そこは国連、各国政府、企業、金融機関が利害をかけて激突する温暖化ビジネスの戦場だった。一方、同社の時期社長の座を狙う専務の仙波は収益目標達成のため粉飾決算に手を染め、それを嗅ぎ付けたニューヨークのカラ売り屋「パンゲア」の北川が、猛然と株を売り浴びせる。知られざる排出権ビジネスの実態を徹底解明した衝撃作!【目次】プロローグ、第1章 空からふる月餅、第2章 忍草、第3章 炭鉱メタン回収、第4章 地中貯留、第5
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バイヨンの月 カンボジアのゆたかな伝統の再生
文化/民俗IKTT(クメール伝統織物研究所)を設立し、カンボジアの伝統的絹織物の復興と再生に取り組んできた故・森本喜久男が22年前に著した草稿が甦る!カンボジア内戦を生き残った女性たちの手の記憶を甦らせ、その技術を若い世代に継承させるだけでなく、染め織りとともにある暮らしの再生を目指す村「伝統の森」を作り上げるに至った経緯と背景を、詳細な註ならびに現在に至るまでの経緯と解説とともに書籍化。カンボジアの国王から「この布にはカンボジアの心がこもっている」との称賛を得るに至った絣布が生まれるまでの足跡がここに!
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バイロン詩集 ─ヘブライのうた─
詩/短歌/俳句「若い人々にバイロンの面白さとかっこよさを届けたい」という訳者の熱い思いが結実した本邦初の完訳本。ユダヤ・ヘブライの伝記や歴史を背景に、ストーリーを持った詩として順に並べたので、戦火に故郷を追われた人々の心情がより伝わりやすくなった。今世界が必要とする一冊。女性訳者と女性イラストレーターの新鮮なコラボにも注目!【目次】美をまとい、その女は歩む私はおまえが泣くのを見たよいまがそのときフランシスカエフタの娘ああ、花のさかりに死んだひとよ明るいといいな、おまえの魂の在処が眠れぬ者の太陽よ我が心は暗いサ
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曝書 大学図書館司書のドキュメント
エッセイ学園紛争ごろの大学図書館事情を日記風につづり、図書館汚職事件に触れる。【目次】バクショって何?/活字の鋳造工/赤坂離宮通い/本のラベル/不正給与疑惑/盲長と脱長/苦しい挨拶/バレた汚職/最後のあがき/汚職の本丸/調査報告書/事後処理/春爛漫/館員たちは歳ごろ/嗅ぎつけた記者/役人とは /図書館オタク/職員組合員 /学術情報ひとすじ
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博物館の少女 怪異研究事始め
文学明治16年、文明開化の東京にやってきた、大阪の古物商の娘・花岡イカルは、親戚のトヨの用事で上野の博物館を訪れた際、館長に目利きの才を認められ、博物館の古蔵で怪異の研究をしている織田賢司(= 通称トノサマ)の手伝いをすることになる。トノサマの指示で蔵の整理を始めたイカルだったが、台帳と収蔵品の照合を終えた後、黒手匣(くろてばこ)という品物だけが何者かによって持ち去られたことが発覚した。いったい誰が、何の目的で盗んだのか? 隠れキリシタンゆかりの品とも噂される、この匣に隠された秘密とは?
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幕末の女医 楠本イネ シーボルトの娘と家族の肖像
人物評伝幕末から明治にかけて生きた楠本イネ。父はシーボルト。様々な苦難を越えて父と同じ医師となる。「オランダおいね」として知られるが、これは吉村昭の小説『ふぉん・しいほるとの娘』によるところが大きい。本書では、小説のイメージが定着してしまった楠本イネ(と娘・高子)の実像に迫る。「イネと高子。その生涯の波瀾万丈、悲痛なことは想像をはるかに超えていた」と著者は言う。宇和島在住だからこそ発見できた新史料を発掘・駆使して、新しい楠本イネ像を活写。【目次】第一章 シーボルトの来日と追放第二章 女医への道第三章 宇
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馬喰・九四郎 九四郎の恋・酒・喧嘩・事件
文学還暦を迎えた作者が同窓会に向かう途中船橋から総武線に乗車。東京馬喰町駅を通過し祖父の事を思い出した。【目次】はじめに・九四郎・酒飲み仲間・火付け・気性・時代の流れ・馬頭観音・出発・事件・女達・出発の時・空き巣・また火事・東京へ
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始まりは頻尿
エッセイ頻尿に悩まされて訪れた医院で、念のためと前立腺がんのためのPSA検査を受けたところ基準値4.00のところを44.0もあることが判明する。さっそく専門病院に紹介されさらに精密な検査を受け、前立腺がんの疑いは確定してしまった。しかも恥骨への転移まで発見されて始まる治療の日々。場所が場所だけに発生する失禁、脱糞事故などのさまざまな苦労を、Facebookに投稿した記事をまじえつつ赤裸々かつ脳天気につづった異色の闘病記。 【目次】 プロローグ 青天の霹靂 金的設置 放射線照射の日々 未完