バイロン詩集 ─ヘブライのうた─
詩/短歌/俳句 1650円販売終了
作品説明
「若い人々にバイロンの面白さとかっこよさを届けたい」という訳者の熱い思いが結実した本邦初の完訳本。ユダヤ・ヘブライの伝記や歴史を背景に、ストーリーを持った詩として順に並べたので、戦火に故郷を追われた人々の心情がより伝わりやすくなった。今世界が必要とする一冊。
女性訳者と女性イラストレーターの新鮮なコラボにも注目!
【目次】
美をまとい、その女は歩む
私はおまえが泣くのを見たよ
いまがそのとき
フランシスカ
エフタの娘
ああ、花のさかりに死んだひとよ
明るいといいな、おまえの魂の在処が
眠れぬ者の太陽よ
我が心は暗い
サウル
最後の戦いのまえの、サウルの歌
おまえは生涯を終え
歌う大王が竪琴を奏でたのだ
〈恃み〉があることは幸せだ
あの天上の世界が
この苦しむ肉体が冷えきるとき
「すべてはむなしい、と伝道者は言う」
音楽のための詩(おまえの名前を)
ヨルダン川の岸辺では
センナケリブの破滅
野のかもしか
ああ、泣いてくれ
バビロンの水辺に座って
流れのほとりで
ベルシャザルの幻視
ベルシャザルへ
ヨブ記より
マリアムネを悼むヘロデの歎き
マグダラのマリア
ティトゥスがエルサレムを破壊した日に
私の信仰が偽りなら
あとがき
参考文献一覧
発売日:2023/02/13
出版社:鳥影社
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