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倭国の都は火国・熊本 史書と遺跡が証明する [電子改訂版]
日本古代史史書・遺跡を検討し、イザナギ・イザナミの時代から38代天智天皇が667年大津宮に遷都するまでの期間、倭国の都は現在の熊本界隈にあったことを論証した。この間の代々の都の所在地まで遺跡により推定した。また、邪馬台国は垂仁天皇と景行天皇の時代の魏志によるものなので、卑弥呼は倭姫命であり、熊本県宇土市に神殿跡もあることを論証している。日本古代史を大きく変える書である。【目次】はじめに第一章 神代第二章 神武東征第三章 崇神天皇第四章 垂仁天皇第五章 景行天皇第六章 仲哀天皇・神功皇后第七章 応神天皇第八
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がんでもママになるのをあきらめない 卵巣組織凍結という選択肢
妊娠/出産がんの診断を受けて、治療により将来妊娠する力がなくなる可能性があると告げられているAYA世代の患者さんやそのご家族、サポートする立場の医療関係者の方に、生殖医療の専門医によって書かれています。 時間のない中で、難しい判断を迫られている患者さんやご家族が、3つの妊孕性温存の選択肢のなかから正しく選ぶことができるように、また、納得して治療を受けることができるように、情報をわかりやすく整理し、構成してあります。日本では、まだ情報不足が否めない「卵巣組織凍結」については、特に詳しく解説してあります。【
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PBLの概念と進め方
教育一般21世紀にはいり、人類文明は地球レベルの多くの複雑で解決の難しい問題を抱えています。PBLは、問題や課題の解決に向けて知識や思考力、実践力の養成を支援する学習方法論です。本書では、中等、高等、大学などの教育機関及び企業の新入社員、指導教師を対象として、問題や課題を解決するためのPBLの概念、従来の教育方法との違い、PBLの取り組み方法について解説します。 【目次】 1.はじめに 2.PBLの必要性 3.教育の目的 4.現状の教育の問題点と課題 5.教育の改善に向けた PBL 6
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この先を生む人 「ティーチャーズ・イニシアティブ」の記録
学校教育ティーチャーズ・イニシアティブは、学校とは異なる分野でキャリアを積んだメンバーが教師という仕事の持つ可能性に惚れ込み、先生発で学校を、社会を、未来を変えていく力を生みだそうと願い発足、管理職も含め教員全般を対象にした研修を提供しています。本書は8名の研修参加者へのインタビューを中心に、いかに自分と向き合いそれを受け入れていったか、教師を目指した頃の思いとの再会、自分が変わり教室が変わった経験等が、年齢も校種も異なる教師達により真摯に語られています。少しだけ自分を変えてみたい先生にお勧めします。【
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時間探偵
エッセイ神話のなかの神々の戦争とは何だったのか、迷信と誤解が及ぼした混乱の原因を探り、世界中のミステリー。スポットを空想で旅するファンタジー。【目次】第1章 偶然の賜物第2章 時空旅行へのチケット/宇宙卵/改竄疑惑第3章 エデンの秘密第4章 シュメール・アヌンナキ説第5章 無慈悲な異星人の干渉第6章 火星サイドニア仮説/ビブリカル・エクストラテレストリアル・コンタクト/山本佳人スペース・プログラム説/古代宇宙文学の系譜第7章 宇宙的痕跡/古代宇宙戦争の様相第8章 人種戦争とレイス・フォビアの起源第9章
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南島探検 西表島の沢を歩きつくす
アウトドア1000を越える滝と無数の沢をもつ南海の秘境、西表島。その森を50年に渡って歩き続ける動物学者がいる。この沢を登り詰めた先になにがあるのか。人々の探求心、冒険心を刺激して止まない1冊。遡行図等資料も豊富に収録。【目次】まえがき第1章 東海岸前良川(マイラ川)西船着川(ニシフナツキ川)相良川(アイラ川)深里川(フカリ川)スタダレー沢スタダレー沢遡上セイゾウガーラナームレー沢第2章 北海岸大見謝川(オオミジャ川)ヒナイ川(髭川・ピナイ川)マーレー川ゲーダ川(慶田川)西田川由珍川(ユチン川・ユツン川)
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地下鉄サリン事件20年 被害者の僕が話を聞きます
社会学1995年3月20日、オウム真理教によってサリンがまかれた車両に乗り合わせ、いまも後遺症と闘い続ける一人の被害者。事件当時、日本にいなかったことで、極刑を免れた元オウム真理教幹部。その2人が20年の時を経て初めて向かい合った6時間の記録。被害者と元オウム幹部の「対談」刊行は初めて【目次】[はじめに]全人格、全経験、全知見をかけて―さかはらあつし/被害者と加害者の証言―上祐史浩[第一章]一九九五年三月二十日、八時四分、あの日いつものように [第二章]「絶対的帰依」という無限ループ [第三章]被害者
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尊厳なきバリアフリー 「心・やさしさ・思いやり」に異議あり! [電子改訂版]
社会問題「福祉のまちづくり」や「心のバリアフリー」は、はたして障害者の社会参加実現に役立ってきたのか。むしろ、それを阻む空気を社会に広めたのではないか。障害者の権利や意思が尊重される社会への転換を目指した問題提起の書。障害者の人権は社会からのおこぼれですか?【目次】第1章 この国で障害をもつということ第2章 夜遅く来るな第3章 「心」「やさしさ」「思いやり」第4章 「福祉のまちづくり」の歴史第5章 社会モデルと権利条約と国内法第6章 IPCガイドラインと2020行動計画第7章 バリアフリー法第8章 トイ
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月刊 ココア共和国 2021年3月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた、素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされます。受賞者は3月に発表されます。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、池井昌樹、鈴木そよか、高橋英司、高平九の6名。投稿詩傑作集として32名、投稿詩佳作集として123名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【目次】鈴木そよか - 巻頭
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「葬式ごっこ」八年後の証言
教育問題1986年に東京中野区で起きた「中野富士見中学いじめ自殺事件」は「葬式ごっこ」という呼称と共にいじめの残酷さを物語る例として語り継がれている。著書は、いじめ被害者の手記、遺書などが多く紹介される。いじめの場に居合わせ、いじめに加わった少年少女の体験録は他に例がない。この著書を通していじめを産む教室、学校の素顔を知る事ができる。巻頭「鹿川君の見た風景・死への三十七時間の彷徨」と題した写真家五味彬のフォト・ストリー、巻末に同年3月facebookに投稿した「いじめを追って34年」全文を掲載。【目次】