がんでもママになるのをあきらめない 卵巣組織凍結という選択肢
妊娠/出産 2376円販売終了
作品説明
がんの診断を受けて、治療により将来妊娠する力がなくなる可能性があると告げられているAYA世代の患者さんやそのご家族、サポートする立場の医療関係者の方に、生殖医療の専門医によって書かれています。
時間のない中で、難しい判断を迫られている患者さんやご家族が、3つの妊孕性温存の選択肢のなかから正しく選ぶことができるように、また、納得して治療を受けることができるように、情報をわかりやすく整理し、構成してあります。日本では、まだ情報不足が否めない「卵巣組織凍結」については、特に詳しく解説してあります。
【目次】
第1章 がん治療の後でもママになれるお話
1 がんの多くが治る時代 そして完治後も人生は続く
2 妊娠できなくなる可能性があるがん治療とは?
3 卵子や卵巣を凍結保存して妊孕性を守ることがでる
4 妊孕性温存の潜在的希望者は実績の10倍もいる
5 3つの妊孕性温存の特徴と適応は
第2章 卵巣組織凍結という新しい選択肢
1 卵巣組織凍結は世界ではすでに確立した医療技術
2 すぐに受けられるのが卵巣組織凍結のメリット
3 より確実で、より高い妊娠の可能性が期待できる
4 小児がんでは卵巣組織凍結が妊孕性温存の唯一の選択肢
5 実績を上げているヨーロッパ
6 日本の卵巣組織凍結にはいくつかの課題がある
第3章 安全・確実な卵巣組織凍結を受けるには
1 凍結保存施設を集中させ症例数を増やすことが重要
2 卵巣組織凍結には「緩慢凍結法」を選ぶべき理由
3 卵巣組織の長期保管体制が万全か確認することをおすすめ
4 卵巣組織凍結保存センター「HOPE」について
5 がん克服後を豊かに生きるために
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