-
子どものこころを助けるための「鍵」 誰かのこころを助けようとして、考え、迷い、悩んでいる、すべての人へ
発達心理発達障害や不登校など、さまざまな子どものこころと向き合ってきた児童思春期精神医療を専門とする精神科医が、「子どものこころを助けたい」と感じている人たちに、こころの助け方のヒントをたくさんお伝えします。子どものこころを助けることが、大人のこころを、自分のこころを助けることにつながっていく。誰かの「こころの助け方」のイメージを広げられる1冊です。【目次】1章 子どものこころを助ける2章 親のこころを助ける3章 思春期のこころを助ける4章 学校でこころを助ける5章 子どもと大人のこころを助け
-
古文を読みやすく 宇治拾遺物語
国語学『宇治拾遺物語』を楽しみながら古文読解力の基礎づくりをめざそうとする本です。おもしろいお話が載っている『宇治拾遺物語』の197話のなかから40話を選んで独自に編集しました。共通点のある2話をペアにし、だんだんと長いお話になるよう並べてあります。読点を減らす・分かち書きを用いる・漢字を多く当てる といった工夫によって読みやすい活字本文をめざしています。注にできるだけ頼らず、本文で『宇治拾遺物語』を読んでみましょう。読み進めて長いお話になるにつれて本文で読む楽しさが増してくるはずです。【目次】 はじ
-
災害から家族と自分を守る 「災害心理」の基礎知識【電子版】
社会心理本書は、国内外の学術研究の成果に基づきながら、平易な言葉でわかりやすく災害にかかわる心理と行動を説明。前半の第1章と第2章では、備蓄行動や避難行動などを取り上げながら、「災害発生前後の心理と行動傾向」を説明。後半の第3章から第6章では、過去の災害事例と先行研究の結果を踏まえながら、パニックや略奪などの「災害発生後に発生すると思われている行動」の実態について説明。【目次】PartI 災害発生前後の心理と行動傾向第1章 災害発生前の心理と行動傾向第2章 災害発生後の心理と行動傾向PartII 災害発
-
サイゴンの昼下がり
文化/民俗1994年初めてベトナムを訪れた。悲惨な戦争の残骸を確かめに行くつもりだった。到着した深夜の闇に包まれたサイゴンはひっそりとしていた。そしてまだ暗い明け方、歓声で目が覚める。街頭の下、喜々として裸足でサーカーを興じる若者たち。そして訪れた朝のベンタイン市場。僕はベトナムが実は豊かな国で有ることを知った。本書(サイゴンの昼下がり)をきっかけに文章も書くようになる。小説「熱を食む裸の果実」講談社。ノンフィクション「ロバート・キャパ最期の日」東京書籍。横木安良夫。【目次】一・サイゴンの昼下がり二・メコ
-
サヴォナローラ 時代・生涯・思想
世界史一般15世紀フィレンツェで共和制を樹立した修道士サヴォナローラ、多くの信徒の心を感動させ行動させた彼が、なぜ政庁舎広場で絞首刑さらには火刑の最後をむかえることになったのだろう。彼の説教や論文を読み解き、「宗教」と「政治」が相剋するルネサンス・フィレンツェの火花散る歴史と、その生涯を追跡した著書。【目次】第1章 ルネサンス・フェッラーラ、フィレンツェ、そしてイタリア第2章 サヴォナローラ本家、分家と分家家長ミケーレ第3章 誕生、そして旅立ち第4章 〈出家〉第5章 〈天啓〉、そして〈政治的〉修道士の胎動
-
「雑」の思想 世界の複雑さを愛するために
哲学/思想雑談・雑音・雑学・雑種・雑用・複雑・煩雑・粗雑……現代社会が否定してきた「雑」の中に、多様性や民主主義の根っこがあり、市場主義や「生産性」に代わる価値観の手がかりがある。“雑”なる対話から広がる魅力的な世界。【目次】はじめに……辻 信一第1章 「弱さ」から「雑」へ第2章 「雑」なる民主主義・「雑」なるエコロジー第3章 座談で「雑」を広げる・深める(田中優子×山崎亮×高橋源一郎×辻信一)第4章 「雑」に向き合う宗教・「雑」を取り入れる経済第5章 「雑」の思想は深まり広まるおわりに……高橋源一郎
-
札幌解体新書 世界一やさしい札幌の教科書
歴史一般【市政100年の歩みから札幌の未来を描く一冊】「歴史を多角的に見つめ直し、札幌の再興戦略に繋げる」をテーマに、「都市計画・まちづくり」「金融」「産業」「文化・芸術」「行政」という5章に分け、会話形式でわかりやすく近代化以降の北海道の150年を解説。【街歩き研究家ブラサトル先生が書籍原案+協力】O.toneでは「古地図と歩く」を連載。古地図や写真などから札幌や北海道の歴史を読み解く。HBC「今日ドキッ!」に不定期出演、NHK「ブラタモリ」札幌編2人目の案内人。【目次】はじめに……2【1時限目】都市
-
The Miraculous Kanayama Megaliths 金山巨石群の奇跡 Jomon Megalithic Observatory Still Active after 5,000+
考古学一般In 1997, a mysterious group of megaliths comparable to Stonehenge was discovered in the mountains of Hida-Kanayama in Japan. This book is a report on the investigation by two Japanese civilian researchers and an American astrophysicist who struggled
-
新着作品
ジェンダーの終焉 性とアイデンティティに関する神話を暴く
哲学/思想本書は、性科学ジャーナリストであるデブラ・ソーが、性差は生物学的に実在するという立場から、現代のジェンダーをめぐる言説の誤解を科学的かつデータで検証している一般向けの科学ノンフィクションです。性科学、生物学、脳科学、進化心理学などの研究結果を踏まえた上で、「ジェンダーは二つだけではない」、「性別違和の子どもは性別移行すべき」、「ジェンダーニュートラルな子育ては有効だ」などといった、今では「流行」になっている通説に関して異議を唱えています。また、読みやすさと”勇気ある議論”が高評価を得ており、進化
-
実践 心と体のアドラー心理学 この時代を生き抜くために
社会心理いまでは広く知られるようになったアドラー心理学をブームになる前から専門に学び、病院勤務を経て山梨県でカウンセリング専門機関を開設した著者が、カウンセリングの現場で日常生活に役立つアドラーの考え方を紹介する。 「大切なのは何を持つかではなく、持っているものをどう使うかだ」といったアドラーの言葉を随所で紹介する。コロナ禍に連載された内容も多く、マスクやズーム、自粛という昨今もカウンセラーの目から考察している。【目次】〈アドラーでメンタルヘルスをめざす〉ワーク・エンゲイジメント自分を肯定してくれるもの
