書影

自閉症と感覚過敏 特有な世界はなぜ生まれ、どう支援すべきか?

熊谷 高幸 心理一般 1584円

販売終了

作品説明

ドナ・ウィリアムズ、東田直樹……自らの困難を内面から詳しく語れる自閉症者が増え、「感覚過敏」という症状がよく知られるようになりました。これら当事者の語りから学び、かつ語ることのできない多くの自閉症者の症状を集めて分析した著者は、感覚過敏はたんなる症状のひとつではなく、それこそが自閉症の発生源ではないのか、という仮説に至ります。男性脳や現代の生育環境といった要因との関係にもふれながら、その思考と検証の過程を紹介、当事者の感じ方に配慮した支援のあり方を探ります。自閉症理解に一石を投じる書!

【目次】
自閉症と感覚過敏――目次

はじめに

第1部 感覚過敏がつくる世界

1章 長いあいだ見逃されてきた特性

2章 自閉症者はどのような感覚過敏をもっているのか?

3章 なぜ、人とのかかわりがむずかしくなるのか

4章 つながりにくい記憶と時間

5章 心と体のかみ合いにくさ

第2部 自閉症の発生過程

6章 自閉症の大もとになる特性としての感覚過敏
 
7章 もうひとつの要因としての男性脳
 
8章 感覚過敏と初期発達

第3部 支援の考え方

9章 自閉症の人と共存・協働していくために

10章 構造化という方法

11章 言語による構造化

12章 自閉症の中の特殊と普遍

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発売日:2024/07/05
出版社:新曜社

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